約 5,276,424 件
https://w.atwiki.jp/oper/pages/3220.html
第五場 ヴァルターがちょうど角を曲がって道に現れる。エーファは彼に気づき、マグダレーネを振り払って、ヴァルターめがけて道を走っていく。 エーファ やっぱりあの方よ! マグダレーネ わかりましたよ!じゃあ、 何とかしましょう。 (急いで家に入る。) エーファ (夢中になって) 騎士様!いいえ、あなたって呼ぶわ! 私、何でも話すわ、あなたは分かってくださる人だもの。 今日はひどい目に遭ったって知ってるわ。 だけど、あなたこそ賞にふさわしい騎士で、 私の最高の友なのよ! ヴァルター (激しい口調で) ああ、ちがうんだ。僕はただの友でしかない。 賞には値しないんだ。マイスターなんか夢のまた夢だ。 尊敬していたのに、嘲笑われて終わった。 そして気づいたんだ、 愛する人に求婚する権利はないのだ、と! エーファ そんなことないわ!あなたの恋人は 自分の心にかなう人にだけ冠を授けるのよ。 私の心をつかんだのはあなたですもの。 私はあなたにだけ賞を渡すわ。 ヴァルター ちがうよ!きみは 選ぶ権利を持ってないじゃないか。 きみがお父様の規則に縛られている限り 僕は何もできない。 「娘の夫はマイスタージンガーでなければならず、 娘に求婚できるのはあなた方が選んだ人だけなのです。」 お父様は物々しい口調でそうおっしゃったんだ。 彼が撤回する意思がないかぎり後戻りはできない。 それでも僕は勇気を奮い起こして、 慣れないことばかりではあったが、 愛と情熱を込めて歌い、 マイスターの決まりに従おうとしたんだ。 ところが、マイスターたちは! (怒りが募って) ああ、あのマイスターどもめ! 韻だの規則だので塗り固められた石頭連中! はらわたが煮えくり返りそうだ。 僕が夢中になったものの実態が あんなものだったのかと思うと、 気分が悪くなる! 自由を求めて逃げよう! 僕がマイスターになれるところに 行ってしまうんだ! 僕のことを本当に愛してくれるなら、 どうかお願いだから 一緒に遠くまでついてきてくれ。 もう何の希望もない。 すべての道は閉ざされたんだ! マイスターを名乗るやつが、 どこにでも悪霊みたいにはびこっていて、 僕を嘲笑おうと 集まってくるのが見えるぞ。 組合の印をつけて、 何か思いついたみたいに、 あちこちから顔を出してくる。 どこを見渡しても 石頭連中ばかりじゃないか! そのマイスターたちとやらは調子に乗って ばかにするようにうなずきながら きみをじろじろ見て、 大きな輪の中に 入れ込んで、 鼻声出したり、ワーワーわめきながら 我こそきみの夫と言い張る。 きみは不安がって震えてるのに、 やつらはきみを自分たちの慰みものにして 歌の椅子に 無理やり押し上げる! これを我慢しろって言うのか?思いっきり ぶちのめしちゃいけないとは、あまりに不公平だ! (夜警の角笛が力強く響く。) わあー! 彼はいかにもという風に片手を剣にかけ、攻撃的なまなざしで辺りを見回す。 エーファ (なだめるように彼の手を取って) あなた、落ち着いて。 夜警が角笛を吹いただけよ。 急いで菩提樹の陰に隠れて。 夜警はここを通り過ぎていくわ。 マグダレーネ (ドアのところから小声で呼ぶ。) エーファちゃん、もう遅いですよ。 そろそろ帰っていらっしゃい。 ヴァルター 逃げるの? エーファ (微笑んで) 逃げたほうがいいんでしょう? ヴァルター 僕を置いていくの? エーファ (優しく、しかし決意を込めて) いいえ、マイスターたちをね。 マグダレーネと一緒に家に入る。 夜警 (道から現れ、歌いながら手前に来て、やがてポーグナー家の角を曲がって左手に消える。) 皆さん、お聞きください。お知らせいたします。 時計の鐘が十時を打ちました。 火の元にご用心、ランプもあなどらぬよう。 どなたも家事の災害に遭いませんように。 主なる神を讃えましょう。 ザックス (接客ドアの陰で立ち聞きしていたが、ぼんやりしていた明かりの中、いまほんのわずか戸を開ける。) よくないことが起きるぞ。 駆け落ちする気だな。 気をつけよう。駆け落ちはいけない。 ヴァルター (菩提樹の後ろで) あの人は来てくれないんだろうか。ああ、じりじりする。 (エーファがマグダレーネの衣装で家から出てくる。この姿に気がついて) いや、来てくれたかな。 ああ、ちがう。あれはおばさん/レーネさんか。 (エーファはヴァルターを見つけ、走り寄ってくる。) いや、やっぱりあの人だ! エーファ おばかさん、 本当にしょうのない人ね。ほら、来たわよ! (楽しそうに彼の腕に飛び込む。) ヴァルター (大喜びで) ああ、いまこそ分かったぞ。 マイスターの賞をもらったのは僕なんだ! エーファ 余計なことは考えないで!行きましょう! どうかうまくいきますように! ヴァルター この道を行こう、 ほら、向こうだよ。 門の前に下男と馬を待たせてあるんだ。 (遠くから夜警の角笛。 二人が通りを横切って角を曲がろうとした時、ザックスがランプをガラス玉の後ろに立て、再び開け放った扉からどぎつい光を投げかけるので、エーファとヴァルターの姿は突如としてはっきり照らし出される。) エーファ (あわててヴァルターを引きもどして) まあ、靴屋さんだわ。 見られては大変! 隠れて!近づいちゃだめ! ヴァルター ほかに道はないのか? エーファ 向こうの通りを行けばいいかも。 でも入り組んでるし、 よく分からないわ。 もしかしたら夜警に出くわすかもしれないし。 ヴァルター じゃあ、仕方がない。 このまま行こう。 エーファ 靴屋さんが窓からいなくなるまではだめよ。 ヴァルター さっさと引っ込んでもらおうよ。 エーファ 姿を見せちゃだめよ。 あの人、あなたを知ってるんだから。 ヴァルター あの靴屋が? エーファ ザックスなのよ! ヴァルター ハンス・ザックス?僕の味方だ! エーファ そうは思えないわ。あなたの悪口ばかり言っていたもの。 ヴァルター 何だって、ザックスさんが?彼まで?明かりを消してやる! 第六場 ベックメッサーは夜警の後を追うようにして通りを歩いてきて、ポーグナー家の窓をぜんぶ窺い、ザックスの家に寄りかかって、持ってきたリュートを調弦する。 エーファ (ヴァルターを押しとどめて) だめだったら!あら、聞いて。 ヴァルター リュートの音だ。 (ザックスはリュートの音を耳にすると、急に何か思いついた様子で明かりを引っ込め、ドアの下半分をそっと開ける。) エーファ ああ、困ったわ! ヴァルター どうして? 見てごらん、靴屋は明かりを引っ込めた。さあ、行こう! エーファ あなたったら、見えないの?別の人が来て、そこに立ってるじゃないの。 (ザックスは気づかれないように自分の仕事机をドアのそばに据え、エーファが嘆いている声を耳にする。) ヴァルター 聞こえてもいるし、見えてもいるさ。 楽師さんみたいだよ。こんな夜遅く何をするつもりだろう? エーファ (がっくりと) ベックメッサーが来ちゃったのよ! ザックス ははん、思ってたとおりだ! (そっと仕事にかかる。) ヴァルター あの判定役か?やつが僕の目の前に? よし、あの怠け者を殺してやる! エーファ とんでもない!お願いよ、父を起こさないで! あの人は一曲歌ったらすぐ帰るわ。 あの茂みのところに隠れていましょう。 男の人がこんなに手をかけるとは知らなかったわ。 (彼女はヴァルターを引っぱって、茂みに隠れた菩提樹のそばにあるベンチに連れていく。ベックメッサーは必死に窓のほうばかり窺い、じりじりしながらリュートを荒っぽくかき鳴らす。彼がついに歌いだそうとした時、ザックスがものすごい勢いでハンマーを叩き下ろす。明かりは再びこうこうと輝き、道の向こうまではっきり照らし出されれている。) ザックス イェールム!イェールム!おおい、おおい、 何たること!トララライ!トララライ!おお! ベックメッサー (不機嫌になって石のベンチから飛び上がり、仕事中のザックスを見つけて) 何事だ! うるさいな! ザックス かつてエーファが神に追放され、 楽園を出ねばならなかった時、 固い石のせいで 彼女ははだしの足をけがした。 ベックメッサー このいじわる靴屋は何を思いついたんだか。 ザックス 主はこれを憐れみ、 ヴァルター (そっとエーファに) これは何の歌?どうしてきみの名前が出てくるんだい? ザックス 彼女の足を可愛く思っていたこともあって、 エーファ (そっとヴァルターに) 聞こえてはいるわ。 私とは関係ないの。 ザックス 自分に従う天使を呼びつけて、 エーファ どうも当てこすってるみたいね。 ザックス 「哀れな罪の女に靴を作るように! 私の見たところ、アダムも 石のせいで足の指をけがしたようだ。 ちゃんと無事に歩けるよう、 やつにもぴったり合う靴を作ってやれ!」 ヴァルター いらいらするな。時間がどんどん経ってしまうじゃないか。 ベックメッサー (ザックスのほうに寄って行って) ちょっと、まだ起きてるんですか?もう夜更けですよ。 ザックス これはこれは、市の書記殿!まだお目覚めでしたか! 靴のことが心配でならないのですね。 ご覧のとおり、ちゃんと作っています。 明日には履けるようにしますから。 (仕事にかかる。) ベックメッサー (腹を立てて) 靴なんかどうでもいい!今は静かにしてもらいたいんだ! ザックス イェールム!イェールム! おおい、おおい、 何たること!トララライ!トララライ!おお! おお、エーファよ、エーファ!悪い女だ、 良心がとがめないかな、 ヴァルター (エーファに) 僕たちと判定役のどっちに当てつけてるんだろう。 ザックス 人間に足なんぞ生えてるから、 エーファ (ヴァルターに) 思うに、三人平等に あてこすってるみたい。 ザックス 天使が靴を作る羽目になったんだ。 エーファ ああ、つらいわ。 何か悪いことが起きそう。 ザックス 楽園にとどまっていれば石なんかなかったのに。 ヴァルター かわいい人、元気を出して! ザックス おまえの若気の過ちのせいで 針金だの錐だのを使って働かなければならないのだ。 エーファ あの歌を聞くと悲しくなるわ。 ヴァルター 僕は聞いてないよ。 きみがそばにいてくれるし、 夢みたいに幸せさ。 (彼女を優しく引き寄せる。) ザックス アダムさんももう少ししっかりしてほしいものだ。 おかげで私はピッチを使って靴底をとめなければならない。 私が品格があって天使みたいに清らかでなかったら、 こんな仕事、悪魔に下げ渡すところだ! ベックメッサーは脅すようにザックスに突っかかっていく。 ザックス イェー… (中断する。) ベックメッサー 今すぐ聞け! 悪ふざけのつもりか? おまえはまったくいつでもタイミングが悪いな! ザックス 私がここで歌ってるのが迷惑になりますかね? だって靴は仕上げろとおっしゃるんでしょう? ベックメッサー じゃ、中に入って、黙っていてくれ! ザックス 徹夜仕事というのはなかなかつらいものですよ。 景気づけするために、 外の空気と楽しい歌が必要なんです。 では、第三節をお耳に入れましょう! (針金にワックスを塗りつける。) ベックメッサー まったくどうかなりそうだ! ザックス (仕事を続けながら) イェールム!イェールム! おおい、おおい、 ベックメッサー いじの悪いわめき声だ! ザックス 何たること!トララライ!トララライ!おお! ベックメッサー しまいにはこれが私の歌だと思われてしまう! (耳をふさぎ、絶望して歩き回りながら自問自答し、窓の前を行ったり来たりする。) ザックス おお、エーファ、わが嘆きを聞いておくれ。 こっちは大変な思いをして、機嫌が悪いのだ。 靴屋が作り上げた芸術品を、 彼女は足で踏みにじりながら世界を歩く。 ある天使が同情し、 この仕事から解放して たびたび楽園に呼んでくれるのでなければ、 靴もブーツもほったらかすところだ! だが、天国に滞在し、 地球を足元に見ることができるのなら、 気分が落ち着いてくるし、 ハンス・ザックスは靴屋と詩作に 勤しむことができるというものだ。 ベックメッサー ああ、窓が開いたぞ! (彼は今そっと開けられた窓を窺う。窓辺にエーファの服を着たマグダレーネが用心深く姿を見せる。) エーファ (すっかり取り乱した様子で) あの歌はつらいわ、どうしてかわからないけど。 早く、ここを出たい! ヴァルター (飛び上がって) よし、それなら 剣を使ってでも行こう! エーファ だめよ!それはやめて! ベックメッサー まちがいない、彼女だ! ヴァルター (剣から手を離して) その価値もないか。 エーファ そうよ、ここはじっと我慢して。 ベックメッサー (ザックスが仕事を続けながら歌っている間に必死にあれこれ考えていたが) これ以上やつが歌い続けたらこっちはたまったものではない! エーファ ああ、あなた、 私のせいでこんなことになったのよね。 ベックメッサー (靴に取り組んでいるザックスのほうに歩いていき、続く会話の間街路に背を向けて、リュートをかき鳴らしながら、マグダレーネが窓から去ってしまわないように気を配る。) ザックスさん、一言だけお話があるんですが… ヴァルター (小声でエーファに) 窓にいるのは誰? ベックメッサー しかし、あなたは靴にご熱心ですな。 エーファ マグダレーネよ。 ベックメッサー 私はすっかり靴のことは忘れていましたよ。 ヴァルター うまいことをやったね! ベックメッサー もちろん靴屋の腕前も評価してはいますがね、 ヴァルター おかしくて吹き出しそうだよ! ベックメッサー それよりも芸術の友としての価値のほうが大きい。 エーファ 早く終わってくれたらいいのに! ヴァルター 判定役がさっさと歌い始めてくれたら終わるんだけどね。 (ヴァルターとエーファはベンチで身を寄せ合いながら、続くザックスとベックメッサーのやりとりをだんだん面白そうに観察する。) ベックメッサー あなたの判断力は高く評価しているんですよ。 ですから、ちょっと耳を貸してもらえませんか。 明日お嬢さんを勝ち取るつもりの セレナードなんですが、 あなたの意にかなうかどうかと思って。 (何度も窓のほうに振り返りながらかき鳴らす。) ザックス おやおや!お世辞なんぞ言って! また叱られたくはありませんよ。 「靴屋が詩人として有名になってからというもの、 靴のほうはすっかりおろそかになってる。 」 たしかにぶかぶかで音がうるさかったですね。 ですから詩もメロディーも放り出して、 本業に戻っているんです。 自分の知識を総動員して、 必ず朝までに新しい靴を仕上げますよ。 ベックメッサー (必死になって) やめてくださいよ!あれはほんの冗談だ。 真剣に言ってるんだから聞いてくださいよ。 あなたは民衆から尊敬されているし、 ポーグナー嬢からも一目置かれている。 明日、私は公衆の目前で 求婚するのだが、 私の歌があなたのお気に召さないと わが名誉に傷が入るのでは、と気がかりでね。 ですから、どうか聴いてください。 今から一曲歌いますから、 あなたの気に入るか入らないか教えてほしい。 そうしたらちゃんと見直しができるというもの。 (またリュートをかき鳴らす。) ザックス どうか私にはお構いなく! そんな栄誉は受けられません。 私が作るのは流行歌だけですから。 だからこうして路地裏で歌い、靴を型にはめてるんです。 イェールム!イェールム! おおい、おおい、 ベックメッサー ちくしょう!臭いピッチそのもののような あの歌を聴くといらいらする! ザックス 何たること!トララライ!トララライ!おお! ベックメッサー 黙らないか!近所迷惑だ! ザックス 皆さんは慣れていますよ。 気になんぞとめません。 「おお、エーファ、エーファ!」 ベックメッサー (かんかんになって怒りを爆発させ) この性悪靴屋め! いたずらにも程があるぞ! 今すぐ黙らないと、 目にもの見せてくれるぞ。 (いらいらとリュートを爪弾きながら) あんたは信じられんくらい妬み深い。 自分じゃよっぽど賢いつもりなんだろう。 だから他に頭のいいやつがいると地団太を踏むわけだ。 どうだ、あんたのことは裏も表も知ってるぞ。 今までぜんぜん判定役に選ばれてないことが、 性質の悪い靴屋としては癪に障るんだろう。 それならそれで結構。ベックメッサーが生きているうちは、 なおかつその口から一つでも韻が出てくるうちは、 そして私がマイスターとして尊敬されている間は、 ニュルンベルクがいかに「花咲き育とう」とも、 ハンス・ザックス殿、しっかりと言っておこう。 あんたが判定役に選ばれることなんか絶対にない! (怒り狂ってリュートを爪弾く。) ザックス (落ち着き払って注意深く聴いていたが) いまのがあなたの歌だったんですか? ベックメッサー 勘違いされてはかなわん! ザックス 規則破りな歌でしたが、 なかなか誇らしく聞こえましたね。 ベックメッサー 聴いてくれるのかね? ザックス 神かけて、 あなたがお歌いなさい。 私は靴底を縁取っていますから。 ベックメッサー だが、あんたが歌いはしないだろうな? ザックス 歌うのはあなたですよ。 私は仕事がありますからね。 ベックメッサー そのうるさいハンマーはやめてくれないか! ザックス ハンマーを使わずにどうやったら靴底を打てるんです? ベックメッサー 何だって!そっちが叩いてるのに歌えというのか? ザックス あなたは歌を、私は靴を仕上げなければならないんですよ。 ベックメッサー 靴は欲しくない! ザックス 今はそうおっしゃるが、 歌の学校ではまた中傷なさるんじゃありませんか? いや、待てよ!これが一番いいか。 人間は二人三脚で歩むのがいいと言いますしね。 私は仕事を中断するわけにはいかないが、 判定役の技も習得したい。 その腕前にかけてはあなたが一番です。 私が教えを乞うとすればあなた以外にはありません。 というわけで、あなたが歌うのを私はじっと聴き、 そのそばで仕事を続けようかと思いますが。 ベックメッサー 注意深く聴いてください。もし間違いがあったら チョークで印をつけてくださいよ。 ザックス いいえ!それでは靴が仕上がりません。 判定はハンマーで靴底を叩いて行いますよ。 ベックメッサー いじわるにも程がある!しまった、もう遅くなってる。 お嬢さんが窓辺から去ってしまう! (リュートをガチャガチャかき鳴らす。) ザックス (ハンマーで仕事をしながら) 始めよ!ちょっと急いでくださいよ。 さもないとまた私が歌いますからね。 ベックメッサー やめてくれ!それだけはいやだ!ああ、もう、いらいらする! あなたが図々しくも判定役を買って出るのなら いいだろう、ハンマーで叩いて印をつけたらいい。 規則に沿ってきちんきちんとやってもらうが、 規則に沿った歌い方をした時に叩かないでくださいよ! ザックス 靴屋が知っている通りの規則で判定します。 仕事をしたくてうずうずしますよ。 ベックメッサー マイスターの名誉にかけて誓うんだろうな? ザックス 靴屋の心意気にもかけて! ベックメッサー 一つも間違いを犯さず、 すらすらと歌ってみせますよ。 ザックス だったら明日、あなたは靴を履けませんよ。 (夜警の角笛が遠くで響く。) ヴァルター (小声でエーファに) ばかばかしい騒ぎだね。 夢みたいだよ。 ザックス (接客ドアの前にある石造りのベンチを指して) ここにお座りになっては。 ベックメッサー (家の角まで退いて) ここに立たせてください。 ヴァルター 僕があの歌の椅子を下りてから間もないのに! ザックス なぜそんなに遠くに? ベックメッサー あなたが見えないようにですよ。 歌の学校での習わしどおりです。 エーファ (安心しきってヴァルターの胸にもたれて) とりとめのないことが頭の中をぐるぐる回ってるわ。 でも、結果がどうなるかさっぱり見当がつかないわね。 ザックス でも、そこではよく聞こえない。 ベックメッサー 私の声は力強いから このくらいの距離で優しく弱めるのですよ。 (彼は窓に向かい合うようにして街角に立つ。) ザックス いいぞ!では、準備は万端。始めよ! (ベックメッサーは、先ほど怒り狂っている時にうっかり高く調弦してしまっていたD線を正しく直す。ザックスはハンマーを構える。) ベックメッサー (リュートの伴奏に乗って) 「私は見た、 私を喜ばすその日が輝くのを…」 (ザックスは叩く。ベックメッサーはびくっとする。) 「そして、わが心は… (ザックス、叩く。ベックメッサーは中断するが、また歌い続ける。) 「生き生きした…」 (ザックスは叩き、ベックメッサーは怒って振り返る。) おい、冗談はよせ!どこがいけなかったんだ? ザックス こう歌ったほうがよいのでは。 「そしてわが心は生き生きと…」 ベックメッサー だが、それでは「私は見た」との 韻の関わりはどうなる? ザックス しかし、メロディーも大事ですよ。 言葉と音はきちんと合っていなくては。 ベックメッサー あなたと喧嘩する気はないんだ! 叩くのはやめてくれ。 さもないと後悔する羽目になるぞ! ザックス では続きを。 ベックメッサー 混乱してきたぞ。 ザックス もう一度最初から。 三つの間違いまでは叩かないでおきましょう。 ベックメッサー (独り言。) とにかくあいつのことは気にしないのが一番だ。 ただ、お嬢さんの気が散らないことだけを祈ろう。 「私は見た、 私を喜ばすその日が輝くのを。 わが心は生き生きと 勇気にあふれる。 死ぬことは考えず、 (ザックス、叩く。) それより若き令嬢に 求婚することを考えよう。 (ザックス、叩く。) なぜすべての日のうちで、 この日が最も美しいのか。 (打音。怒って) ここで皆の者に私が告げよう、 (打音。) それは美しいお嬢さんが (叩く音が二回。) 彼女の愛すべきお父様から、 (ザックスは叩き、皮肉たっぷりにうなずく。) ーお父様が口頭で約束されたように、 (音は小さいが、たくさん叩く音。) 結婚するようにと決められたから。 (叩く音が五回。かんかんになって) 自信のある者は、 (打音。) 来て、とくと見るがよい、 若き令嬢の優美な立ち姿を。 (三回叩く音。) 彼女こそわが希望の綱。 (打音。) それゆえこの日は美しく青く輝く、 (たくさん叩く音。) 私が始めに見たとおりに。」 (彼は怒り狂って角を回ってザックスに詰め寄る。) ベックメッサー ザックス、私を殺す気か? 頼むから黙ってくれ! ザックス 私は黙っていますよ。 判定していただけです。それについては後で話しましょう。 だんだんと靴底も仕上がってきましたしね。 ベックメッサー (マグダレーネが窓辺から去ろうとしているのに気がついて) えっ、行くのか?あっ、待ってください!とにかく歌わなくては。 (街角に戻り、ザックスに拳骨を突き出して) ザックス、この仕返しはきっとしてやるからな! (第二節の準備をする。) ザックス (ハンマーで叩く準備をしながら) 判定役は位置についています。続けよ! ベックメッサー (次第に大声になり、息を切らす。) 「今日、この心ははやる、 (打音。) 若き令嬢に求婚しようとして。 (三回の打音。) しかし、お父様はどうしても (打音。) 条件をつけておきたいとおっしゃる、 (三回の打音。) 彼の財産を継ぎ、 なおかつかの上品なお嬢さんに (二回の打音。) 求婚しようとする者に。 (数えきれない打音。) その条件とは、組合のまじめなマイスターであり、 お嬢さんを愛していること。 (三回の打音。) そしてなおかつ証明すべきは (二回の打音。) その芸術的資質。 (連打音。) マイスターの歌合戦で、 優勝を目指して歌おう、 彼女の夫になりたいのなら。 (怒って地団太を踏む。) 芸術を語るからには、一切のごまかしを避け、 一生懸命に取り組むべき。 (次々と打音。) そうして初めて賞品が微笑む、 激しい情熱をもって求めていたものが。 (ザックスは頭を振りながら、一つひとつ間違いを数えるのはやめ、仕事に専念することにして、ハンマーで叩きながらくさびを型から外す作業を続ける。) それはすなわち若き令嬢を得ること。」 ザックス (店の戸から頭を突き出して) もう終わりですか? ベックメッサー (ひどく心配になって) なぜそんなことを聞く? ザックス (出来上がった靴を勝ち誇った様子で突き出して) 靴が出来上がりましたので。 (リボンで結び合わせた一足の靴を高く掲げ、振り回す。) これこそ正真正銘、判定役の靴! では、判定役の格言をお耳に入れましょう! (力強い声で) 靴底に長短取り混ぜて しっかり書き込んでおきましたよ。 はっきり読み取れますし、 ここでお耳に入れましょう。 決してお忘れになっちゃいけませんよ。 良い歌はリズムが大切。 誰か間違いを犯した時、 書記殿は黒板に書き入れるが、 靴屋は皮に叩き込む。 これで安心して走れますよ。 一組のいい靴ができましたので。 これであなたの足がパカパカいうことはありません。 リズミカルに靴底を仕上げましたよ! ベックメッサー (通りの端まで引っ込み、壁に寄りかかり、ザックスの声をかき消そうとやっきになってわめくように歌い、怒り狂ってザックスに向かってリュートを振り上げているうちに息が切れ、せかせかと歌い続ける。) 「私がマイスターの名にふさわしいなら、 今日こそそれを証明してみせよう。 なにしろ私は優勝を思って燃え、 焦がれ渇いていて、何としても手にせねばならないから。 さあ、九人のミューズを呼び出し、 彼女たちを頼って、 私の詩の才能を見てもらおう。 私は規則なら完璧に知っているし、 基準でも何でも軽く突破できる。 だが、ボールが転がるように アクシデントが起こることも考えられる。 特に頭が混乱しかねないのは、 若き令嬢に 求婚しようとするから。 (一息入れる。) 独身生活にやつれはてた この身。 名誉、役職、体面、収入のすべてを 気に入っていただけるような歌に込め、 お嬢さんが私を選んでくださることを祈る、 この歌が御意に召しました暁には。」 ダーフィト (ベックメッサーが寄りかかっている後ろの窓をほんのわずか開けて、様子をうかがう。) ちくしょう、何だ? (マグダレーネの姿を見とめて) えっ、あそこにいるのは? レーネじゃないか。はっきり見えるぞ! 彼女がこいつを呼んだのか? レーネは僕よりこいつが好きなのか? 待ってろ、思い知らせてやるから! 思いっきりぶん殴ってくれる! 彼は家の中に引っ込む。 隣人 (始めは数人だが、ベックメッサーの歌の間にあちこちの窓が開き、人々が顔を出す。) そこで吠えてるのは誰だ? ギーギー声を振り絞ってるのは誰だ? こんな夜更けに気が知れないな! 静かにしてくれ!安眠妨害だ! おい、聞けよ、ばかみたいにわめいてるぞ! おい、そこのおまえ!黙って、とっとと帰ってくれ! 吠えたりわめいたりするのはよそでやってくれ! 彼らは窓から引っ込み、次から次と寝巻のまま通りに出てくる。ザックスはしばらくの間どんどん広まる騒動を観察しながら明かりを消し、姿を見られないように店の中に入るが、常にわずかだけ隙間を開けて、菩提樹の茂みから目を離さない。ヴァルターとエーファはだんだん不安になりながら、どんどん押し寄せてくる人波を見つめている。ヴァルターは自分のマントで恋人を包み、自分自身さらに茂みの奥に身を隠す。そのため、二人の姿はほとんど見えなくなる。 ダーフィト (棍棒を持って戻り、窓からひとっ跳びでベックメッサーめがけて飛び掛かる。) こんちくしょうめ、これでも喰らえ! マグダレーネ (必死にダーフィトにやめるように合図し、窓辺で悲鳴を上げる。) ああ、ダーフィト!どうしたらいいの! 助けて!助けて! 殴り合って二人とも死ぬわ! ベックメッサー (逃げようとするが、ダーフィトは襟首をつかんで離さない。) この出来損ないの若僧め! 放さんか! ダーフィト ああ、打ちのめしたら放してやるとも! ベックメッサーとダーフィトはつかみ合いを始める。間もなく二人の姿は完全に見えなくなるが、すぐに前景に戻ってくる。必ずベックメッサーが逃げ役で、ダーフィトは追いついては思いっきり殴りつける。 フォーゲルゲザンク、ツォルン、モーザー、アイスリンガー、 ナハティガル、コートナー、オルテル、フォルツ (窓辺で) おい、見ろ!とびかかれ! あそこで二人がつかみ合いをやってるぞ! (通りに出てくる。) オルテル (通りに向かって叫ぶ。) おおい!こっち来いよ!殴り合いの始まり始まり! 弟子たち (始めは一人ずつ、だんだんあちこちから集まってきて) こっち来いよ、殴り合いだぜ! フォーゲルゲザンク、ツォルン、モーザー、アイスリンガー、 ナハティガル、コートナー、オルテル、フォルツ (通りで準備して) ちょっと放してくれ!道を開けろ! さもなきゃぶん殴るぞ! さっさとよけろ! 職人たち (火かき棒を手に、あちこちから集まってくる。) おおい!職人はみんな集まれ! 喧嘩が始まったぞ! これは殴り合いに発展してるな! みんな来いよ! 弟子たち 錠前屋を見なかったかい? やつらが始めたんだよ! 第二、第四の弟子 あれは靴屋の一行だな! 第一、第三の弟子 いや、仕立て屋さ! 第二、第三の弟子 大酒飲み連中め! 第一の弟子 大喰らいめ! マグダレーネ (窓辺で、絶望しきった様子で祈るように) まあ!ダーフィト!ああ、どうしましょう! 助けて!助けて!二人とも殴り合って死んでしまうわ! 婦人たち (窓を開け、見まわして) この喧嘩はいったい何事? これは殴り合いに発展してるじゃないの! お父さんがいなきゃいいけど。 あそこに主人がいるわ! ツォルン (第一の隣人―フォーゲルゲザンクを捕まえ) おい、おまえもここか? そっちに何の関係がある? フォーゲルゲザンク 何を漁りに来たんだ? 誰かおまえに何かしたか? ツォルン 気づかれるぞ、おまえの顔は知れてるからな。 フォーゲルゲザンク そっちこそ! ツォルン どうしてだ? フォーゲルゲザンク そら、喰らえ! (殴る。) ツォルン (また殴って) 馬鹿者! フォーゲルゲザンク そっちは大馬鹿だ! (またツォルンを殴る。) 弟子たち あそこの連中は鍛冶屋さんかな。 ちがうよ、あれは錠前屋だって! あそこには家具屋の一行が見える。 それにもちろんあれは肉屋だ! わあい!あそこで御者さんが踊ってるぞ! おいで、おいで!これはすごく楽しい踊りだよ! すごいぞ!こんな殴り合い、見たことない! 婦人たち ちょっと向こう(あそこ)を見てよ! 何て騒音!何て争い! だんだん心配になってくるわ! マイスターたち (年寄りの市民たちと一緒に集まってくる。) この喧嘩はいったい何事だ? どこを見ても殴り合いばかりじゃないか! マグダレーネ 必死に大声をはりあげて) 聞いて、ダーフィト! その方を離してちょうだい! 私に何にもなさってないのよ! お願いだから聞いて! 職人たち 織工が来たぞ、皮なめし工に、 それからあれは値切ってばっかりの一行だ! 婦人たち ちょっと、皆さん! いいかげんにしたらどうなの! まあ、あのおばあさんは何するつもり? みんなして殴るのが 当たり前みたいになってしまってる! コートナー (ナハティガルに飛び掛かって) まえから殴ってやりたかったんだ! モーザーとアイスリンガーが喧嘩している。 モーザー 怖いのか? アイスリンガー 奥さんにけしかけられたのか? ナハティガル (コートナーを殴って) 訴えるぞ! モーザー 棍棒の使い方を伝授してやる! (殴り合う。) アイスリンガー 無礼者! モーザー それはこっちの台詞だ! 職人たち 思ってたとおりだ! バシンと叩きのめせ! 一発お見舞いだ! ちょっとは特訓してやらないと気が済まない! いいぞ!どんどんよくなる! 弟子たち (大喜びで) 小売り商人が加勢に来たぞ、 大麦と砂糖を持ってきたみたいだ。 コショウもあるし、シナモンにナツメグ。 いい香りだけど、何の役にも立たないと思うな。 コートナー (杖を持ってきて) 気をつけろ、殴るからな! ナハティガル まだやるつもりか? コートナー それ、殴ってみろ! ナハティガル (殴る。) どうだ! コートナー この悪党め、おまえが カチンとくるまでやるぞ! (追いかける。) ナハティガル (後ろから叫ぶ。) お返しはしてやる! 職人たち 全員集合だ!棍棒も入り用だぞ! オルテル この悪党! アイスリンガー いたずら野郎、待て! モーザー いつもごまかして商売してやがら! フォルツ 前から殴ってやりたくてうずうずしてた! 弟子たち おいおい、その言い方はないだろう! 口をふさげ! いくら何でも僕はそんなことは言わないぞ! 職人たち あそこに肉屋のクラウスがいるぞ、 見てはっきり分からあ! 家んなかが焼けたみたいな騒ぎだ! 明日になったらぜんぶ収まるんだろうな! 仕立て屋はハンガーを持ってきた!みんな集まれ! マグダレーネ ああ!いったいどうしたら! ダーフィト!お願いだから聞いて! 弟子たち わあい!殴ったぞ!ウサギみたいにおびえてら! 何でもかんでも確認してる! 婦人たち キャー!あそこに主人がいるわ! ああ、ハンスが見つかったらいいけど! みんなしてワインの飲みすぎよ! いったいどうしたらいいの? みんなして気でも狂ったの? マイスターたち いいかげん静かにして めいめい家に帰れ! さもないと手ひどくぶん殴るぞ! これ以上逆らう気なら 我々も参加するからな! 弟子たち 楽しく元気にやろう!今からが本番だ! どんどん突き進むぞ! わあい、お見舞いするぞ!今の見た? ひげにもろにぶち当たったぞ! ドシーン、とすごいぞ!これはひょうの嵐みたいだ! 殴り合いやってたら夜警もすぐには来ないよ! 元気に喧嘩しよう!怖がるのはなしだ! 職人たちもしっかりやってるんだから! 怖気づいたら不名誉になるぞ! さあ、立ち向かえ! 男らしく振る舞おう! 僕たちみんな殴り合いに参加だ! 隣人たちと弟子たちはすでに殴り合っていたが、その波がどんどん広がる。 職人たち こんなもの、すぐ片づけるぞ! 家が火事になったみたいな騒ぎだ! 勇敢に立ち向かえ、打ちのめすんだ! 婦人たち ワインを飲みすぎて 酔っぱらってるのよ! ちょっと、クリスティアンを見てよ。 あんなに殴ってはペーターがのびちゃうわ! 大変!あそこでミヒェルがシュテッフェンを殴ってるわ! 助けて!お父さん!お父さん! あの人たち、死人がでるまでぶつわ! 誰もこっちの言うことなんか聞きもしない! 職人たち おい、どうにかしろよ!さっさと帰れ! 俺たちは今来たばかりだぞ! まさか道をふさぐつもりじゃないだろうね。 通らせろ、さもなきゃ殴るぞ! ベルト作りめ!-ブリキ加工屋め! そっちが立ち退きゃいいだろ! 錫加工職人!-にかわ作りめ!-ロウソク屋め! 絶対譲歩しないぞ! 殴ってしまえ! びくびくするな! 仕立て屋だ!亜麻織職人だ! やっつけろ!そんな言い方はない! とにかく帰って ここを出て行ってくれ! マグダレーネ (下を窺って) ああ、どうしましょう、まだつかんでいる! 婦人たち ペーター、聞いてちょうだい! イエス様!ハンスが頭を殴られたわ! ハンス、いいから聞きなさいって! 大変!このままでは息子が死んでしまう! ああ、神様!これはまるで地獄! 神様、早くこの騒ぎが収まりますように! まあ!主人が勇敢にも立ち向かっていった! ツォルン いたずら小僧め! フォーゲルゲザンク いんちき! ツォルン 怖くなったろう? フォーゲルゲザンク もっと前に殴っとけばよかった! コートナー、オルテル、フォーゲルゲザンク とっとと失せろ、奥さんの機嫌を損ねるぞ! ツォルン もっと思い知らせてやろうか? フォルツ、シュヴァルツ 走って戻れ!さもなきゃ奥さんから叱られるぞ! ツォルン、モーザー だが、もし私がいやだと言ったら? ナハティガル 私がまだここにいるからといって、そっちに何の関係がある? フォーゲルゲザンク さあ、家に帰れ! アイスリンガー こっちが楽しんでるのに口を出さないでくれ! コートナー、オルテル、フォルツ、シュヴァルツ、モーザー とにかく職人どもを帰さないと! ツォルン こっちだって立派なマイスターなんだぞ! アイスリンガー ばか野郎! コートナー とっとと失せろ! ナハティガル いいから家に帰ろ! フォーゲルゲザンク そういう自分たちもさっさと帰ったらどうだ! 婦人たち かつらだろうが本物の頭だろうがぐしゃぐしゃだわ。 ああ、みんなよろめいてる! フランツ、いいかげんにしなさい! ああ、もういつまでつづくの? 急いで、助けを呼ばなくては!人殺しよ、殺人よ! 水を持ってきて!水よ! この騒ぎを収めるには水しかないわ! あの人たちの頭にジャーッと浴びせかけるのよ! 取っ組み合いはどんどん広がり、わめき声と罵り声が響き渡る。 マグダレーネ ダーフィトったら、気でも狂ったの? (必死に大声をはりあげて) お願いだから聞いて! その方はベックメッサーさんよ! ポーグナー (寝巻を着て、窓のところに現れ) 何てことだ!エーファ、窓を閉めるんだ! 私は下が無事かどうか見てくる。 彼は、窓辺で叫びながら両手を差し出していたマグダレーネを部屋に引き入れ、窓を閉める。 ヴァルター (それまでエーファとともに茂みに身を隠していたが、いまエーファを左の腕にしっかりと抱き寄せ、右手で剣を抜く。) 思い切ってやってみよう、 このまま突っ切っていくんだ! 彼は剣を突き出しながら舞台の前面まで出てきて、エーファとともに道を歩んでいこうとするが、その時ザックスが勢いよく仕事場から飛び出し、革ひもを振り回しながら行く手を阻み、ヴァルターの腕を捕らえる。 ポーグナー (階段のところで) おい、レーネ!どこにいるんだ! ザックス (半分気を失いかけているエーファを階段のほうに押しやって) お家にどうぞ、レーネさん! ポーグナーはエーファを支えながら家に入る。ザックスは革ひもでダーフィトを軽くぶち、蹴飛ばすようにして接客ドアから中に押し込み、もう一方の手でしっかり捕まえておいたヴァルターを引っぱりながら、自分も中に入ってすばやく後ろ手にドアを閉める。ザックスのおかげでダーフィトから解放されたベックメッサーは、 大慌てで人ごみの中を逃げていこうとする。ザックスが通りに分け入って行った時、ちょうど夜警の角笛が聞こえ、誰もが大急ぎでちりぢりに引き上げていくので、舞台はあっという間に空になる。どの家の扉も閉まり、誰もいなくなったところに夜警が現れ、目をこすり、びっくりしたようにあたりを見回し、頭を振る。 夜警 (小さな震え声で) 皆さん、お聞きを… お知らせします。 時計の鐘が… 十一時を打ちました。 化け物や悪霊がうろつく時間です。 誰も悪魔に魂をさらわれんことを! 主なる神を讃えましょう! 角笛の音。満月がのぼり、小路を明るく照らし出す。夜警はゆっくりと歩いていく。夜警の姿が角の向こうに消えた時、最後の音とともに幕が下りる。 FÜNFTE SZENE Walther ist die Gasse heraufgekommen; jetzt biegt er um die Ecke herum Eva erblickt ihn, reisst sich von Magdalene los und stürzt Walther auf die Strasse entgegen EVA Da ist er! MAGDALENE Da haben wir s! Nun heisst s gescheit! Sie geht eilig in das Haus EVA ausser sich Ja, Ihr seid es! Nein, du bist es! Alles sag ich, denn Ihr wisst es; alles klag ich, denn ich weiss es; Ihr seid beides, Held des Preises und mein einz ger Freund! WALTHER leidenschaftlich Ach, du irrst! Bin nur dein Freund, doch des Preises noch nicht würdig, nicht den Meistern ebenbürtig. Mein Begeistern fand Verachten, und, ich weiss es, darf nicht trachten nach der Freundin Hand! EVA Wie du irrst! Der Freundin Hand, erteilt nur sie den Preis, wie deinen Mut ihr Herz erfand, reicht sie nur dir das Reis. WALTHER Ach nein, du irrst! Der Freundin Hand, wär keinem sie erkoren; wie sie des Vaters Wille band, mir war sie doch verloren. »Ein Meistersinger muss er sein, nur wen Ihr krönt, den darf sie frein!« So sprach er festlich zu den Herr n, kann nicht zurück, möcht er auch gern! Das eben gab mir Mut; wie ungewohnt mir alles schien, ich sang voll Lieb und Glut, dass ich den Meisterschlag verdien . Doch diese Meister! wütend Ha, diese Meister! Dieser Reim-Gesetze Leimen und Kleister! Mir schwillt die Galle, das Herz mir stockt, denk ich der Falle, darein ich gelockt! Fort in die Freiheit! Da hin gehör ich, da, wo ich Meister im Haus! Soll ich dich frei n heut, dich nun beschwör ich, komm und folg mir hinaus! Nichts steht zu hoffen; keine Wahl ist offen! Überall Meister, wie böse Geister seh ich sich rotten, mich zu verspotten mit den Gewerken, aus den Gemerken, aus allen Ecken, auf allen Flecken seh ich zu Haufen Meister nur laufen, mit höhnendem Nicken frech auf dich blicken, in Kreisen und Ringeln dich umzingeln, näselnd und kreischend zur Braut dich heischend, als Meisterbuhle auf dem Singestuhle, zitternd und bebend, hoch dich erhebend! Und ich ertrüg es, sollt es nicht wagen, gradaus tüchtig d rein zu schlagen? Man hört den starken Ruf eines Nachtwächterhorns Ha! ... Er hat mit emphatischer Gebärde die Hand an das Schwert gelegt und starrt wild vor sich hin EVA fasst ihn besänftigend bei der Hand Geliebter, spare den Zorn! ‘s war nur des Nachtwächters Horn. Unter der Linde birg dich geschwinde; hier kommt der Wächter vorbei. MAGDALENE ruft leise unter der Tür Evchen! ‘s ist Zeit mach dich frei! WALTHER Du fliehst? EVA lächelnd Muss ich denn nicht? WALTHER Entweichst? EVA mit zarter Bestimmtheit Dem Meistergericht. Sie verschwindet mit Magdalene im Hause Der NACHTWÄCHTER ist währenddem in der Gasse erschienen, kommt singend nach vorn, biegt um die Ecke von Pogners Haus und geht nach links ab Hört, ihr Leut , und lasst euch sagen, die Glock hat zehn geschlagen bewahrt das Feuer und auch das Licht, damit niemand kein Schad geschicht! Lobet Gott den Herrn! SACHS welcher hinter der Ladentür dem Gespräche gelauscht, öffnet jetzt, bei eingezogenem Lampenlicht, ein wenig mehr Üble Dinge, die ich da merk eine Entführung gar im Werk! Aufgepasst! Das darf nicht sein! WALTHER hinter der Linde Käm sie nicht wieder? o der Pein! - Eva kommt in Magdalenes Kleidung aus dem Hause; die Gestalt gewahrend Doch ja, sie kommt dort! - Weh mir, nein! Die Alte/Lene ist s! - Eva erblickt Walther und eilt auf ihn zu Doch aber - ja! EVA Das tör ge Kind da hast du s! Da! Sie wirft sich ihm heiter an die Brust WALTHER hingerissen O Himmel! Ja, nun wohl ich weiss, dass ich gewann den Meisterpreis! EVA Doch nun kein Besinnen! Von hinnen! Von hinnen! o wären wir schon fort! WALTHER Hier durch die Gasse dort finden wir vor dem Tor Knecht und Rosse vor. Nachtwächterhorn entfernt. Als sich beide wenden, um in die Gasse einzubiegen, lässt Sachs, nachdem er die Lampe hinter eine Glaskugel gestellt, durch die ganz wieder geöffnete Ladentür einen grellen Lichtschein quer über die Strasse fallen, so dass Eva und Walther sich plötzlich hell beleuchtet sehen EVA Walther hastig zurückziehend O weh, der Schuster! Wenn er uns säh ! Birg dich! Komm ihm nicht in die Näh ! WALTHER Welch and rer Weg führt uns hinaus? EVA Dort durch die Strasse doch der ist kraus, ich kenn ihn nicht gut; auch stiessen wir dort auf den Wächter. WALTHER Nun denn durch die Gasse! EVA Der Schuster muss erst vom Fenster fort. WALTHER Ich zwing ihn, dass er s verlasse. EVA Zeig dich ihm nicht er kennt dich! WALTHER Der Schuster? EVA ‘s ist Sachs! WALTHER Hans Sachs? Mein Freund! EVA Glaub s nicht! Von dir Übles zu sagen nur wusst er. WALTHER Wie, Sachs? Auch er? Ich lösch ihm das Licht. SECHSTE SZENE Beckmesser ist, dem Nachtwächter nachschleichend, die Gasse heraufgekommen, hat nach den Fenstern von Pogners Haus gespäht und, an Sachsens Haus gelehnt, stimmt er jetzt seine mitgebrachte Laute EVA Walther zurückhaltend Tu s nicht! - Doch horch! WALTHER Einer Laute Klang. Als Sachs den ersten Ton der Laute vernommen, hat er, von einem plötzlichen Einfall erfasst, das Licht wieder etwas eingezogen und öffnet leise den unteren Teil des Ladens EVA Ach, meine Not! WALTHER Wie, wird dir bang ? Der Schuster, sieh, zog ein das Licht. So sei s gewagt! EVA Weh! Siehst du denn nicht? Ein and rer kam und nahm dort Stand. Sachs hat unvermerkt seinen Werktisch ganz unter die Tür gestellt Jetzt erlauscht er Evas Ausruf WALTHER Ich hör s und seh s ein Musikant. Was will der hier so spät des Nachts? EVA in Verzweiflung ‘s ist Beckmesser schon! SACHS Aha, ich dacht s! Er setzt sich leise zur Arbeit zurecht WALTHER Der Merker? Er in meiner Gewalt? Drauf zu! Den Lung rer mach ich kalt! EVA Um Gott! So hör! Willst den Vater wecken? Er singt ein Lied, dann zieht er ab. Lass dort uns im Gebüsch verstecken. - Was mit den Männern ich Müh doch hab! Sie zieht Walther hinter das Gebüsch auf die Bank unter der Linde. Beckmesser, eifrig nach dem Fenster lugend, klimpert voll Ungeduld heftig auf der Laute. Als er sich endlich auch zum Singen rüstet, schlägt Sachs sehr stark mit dem Hammer auf den Leisten, nachdem er soeben das Licht wieder hell auf die Strasse hat fallen lassen. SACHS Jerum! Jerum! Hallo hallo he! O ho! Trallalei! Trallalei! O ho! BECKMESSER springt ärgerlich von dem Steinsitz auf und gewahrt Sachs bei der Arbeit Was soll das sein? Verdammtes Schrein! SACHS Als Eva aus dem Paradies von Gott dem Herrn verstossen, gar schuf ihr Schmerz der harte Kies an ihrem Fuss, dem blossen. BECKMESSER Was fällt dem groben Schuster ein? SACHS Das jammerte den Herrn, WALTHER flüsternd zu Eva Was heisst das Lied? Wie nennt er dich? SACHS ihr Füsschen hatt er gern, EVA flüsternd zu Walther Ich hört es schon ‘s geht nicht auf mich. SACHS und seinem Engel rief er zu EVA Doch eine Bosheit steckt darin. SACHS »Da, mach der armen Sünd rin Schuh ! Und da der Adam, wie ich seh , an Steinen dort sich stösst die Zeh , dass recht fortan er wandeln kann, so miss dem auch Stiefeln an!« WALTHER Welch Zögernis! Die Zeit geht hin! BECKMESSER tritt zu Sachs heran Wie, Meister? Auf? Noch so spät zur Nacht? SACHS Herr Stadtschreiber! Was, Ihr wacht? Die Schuh machen Euch grosse Sorgen? Ihr seht, ich bin dran Ihr habt sie morgen. Er arbeitet BECKMESSER zornig Hol der Teufel die Schuh ! Hier will ich Ruh ! SACHS Jerum! Jerum! Hallo hallo he! Oho! Trallalei! Trallalei! O he! O Eva, Eva! Schlimmes Weib, das hast du am Gewissen, WALTHER zu Eva Uns oder dem Merker? Wem spielt er den Streich? SACHS dass ob der Füss am Menschenleib EVA zu Walther Ich fürcht , uns dreien gilt er gleich. SACHS jetzt Engel schustern müssen. EVA O weh der Pein. Mir ahnt nichts Gutes! SACHS Blieb st du im Paradies, da gab es keinen Kies. WALTHER Mein süsser Engel, sei guten Mutes! SACHS Um deiner jungen Missetat hantier ich jetzt mit Ahl und Draht EVA Mich betrübt das Lied! WALTHER Ich hör es kaum! Du bist bei mir, welch holder Traum! Er zieht sie zärtlich an sich SACHS und ob Herrn Adams übler Schwäch versohl ich Schuh und streiche Pech. Wär ich nicht fein ein Engel rein, Teufel möchte Schuster sein! Beckmesser drohend auf Sachs zufahrend SACHS Je - Er unterbricht sich BECKMESSER Gleich höret auf! Spielt Ihr mir Streich ? Bleibt Ihr tags und nachts Euch gleich? SACHS Wenn ich hier sing , was kümmert s Euch? Die Schuhe sollen doch fertig werden? BECKMESSER So schliesst Euch ein und schweigt dazu still! SACHS Des Nachts arbeiten macht Beschwerden; wenn ich da munter bleiben will, so brauch ich Luft und frischen Gesang; drum hört, wie der dritte Vers gelang! Er wichst den Draht ersichtlich BECKMESSER Er macht mich rasend! SACHS fortarbeitend Jerum! Jerum! Hallo hallo he! BECKMESSER Das grobe Geschrei! SACHS O ho! Trallalei! Trallalei! O he! BECKMESSER Am End denkt sie gar, dass ich das sei! Er hält sich die Ohren zu und geht verzweiflungsvoll, sich mit sich beratend, die Gasse vor dem Fenster auf und ab SACHS O Eva! Hör mein Klageruf, mein Not und schwer Verdrüssen! Die Kunstwerk , die ein Schuster schuf, sie tritt die Welt mit Füssen! Gäb nicht ein Engel Trost, der gleiches Werk erlost, und rief mich oft ins Paradies, wie ich da Schuh und Stiefel liess ! Doch wenn mich der im Himmel hält, dann liegt zu Füssen mir die Welt, und bin in Ruh Hans Sachs ein Schuh- macher und Poet dazu. BECKMESSER Das Fenster geht auf! Er späht nach dem Fenster, welches jetzt leise geöffnet wird und an welchem vorsichtig Magdalene in Evas Kleidung sich zeigt. EVA mit grosser Aufgeregtheit Mich schmerzt das Lied, ich weiss nicht wie! O fort, lass uns fliehen! WALTHER auffahrend Nun denn mit dem Schwert! EVA Nicht doch! Ach, halt! BECKMESSER Herrgott, ‘s ist sie! WALTHER die Hand vom Schwert nehmend Kaum wär er s wert! EVA Ja, besser Geduld! BECKMESSER der, während Sachs fortfährt zu arbeiten und zu singen, in grosser Aufregung mit sich beraten hat Jetzt bin ich verloren, singt der noch fort! EVA O bester Mann, dass ich so Not dir machen kann! BECKMESSER tritt zu Sachs an den Laden heran und klimpert, während des Folgenden mit dem Rücken der Gasse zugewandt, seitwärts auf der Laute, um Magdalene am Fenster festzuhalten Freund Sachs! So hört doch nur ein Wort! WALTHER leise zu Eva Wer ist am Fenster? BECKMESSER Wie seid Ihr auf die Schuh versessen! EVA ‘s ist Magdalene. BECKMESSER Ich hatt sie wahrlich schon vergessen. WALTHER Das heiss ich vergelten! BECKMESSER Als Schuster seid Ihr mir wohl wert, WALTHER Fast muss ich lachen. BECKMESSER als Kunstfreund doch weit mehr verehrt. EVA Wie ich ein End und Flucht mir ersehne! WALTHER Ich wünscht , er möchte den Anfang machen. Walther und Eva, auf der Bank sanft aneinandergelehnt, erfolgen des weiteren Sachs und Beckmesser mit wachsender Teilnahme BECKMESSER Eu r Urteil, glaubt, das halt ich hoch; drum bitt ich hört das Liedlein doch, mit dem ich morgen möcht gewinnen, ob das auch recht nach Euren Sinnen. Er klimpert wiederholt seitwärts nach dem Fenster gewandt SACHS Oha! Wollt mich beim Wahne fassen? Mag mich nicht wieder schelten lassen. »Seit sich der Schuster dünkt Poet, gar übel es um Eu r Schuhwerk steht.« Ich seh , wie s schlappt und überall klappt drum lass ich Vers und Reim gar billig nun daheim, Verstand und Witz und Kenntnis dazu, mach Euch für morgen die neuen Schuh . BECKMESSER kreischend Lasst das doch sein! Das war ja nur Scherz. Vernehmt besser, wie s mir ums Herz! Vom Volk seid Ihr geehrt, auch der Pognerin seid Ihr wert. Will ich vor aller Welt nun morgen um die werben, sagt, könnt s mich nicht verderben, wenn mein Lied ihr nicht gefällt? Drum hört mich ruhig an; und sang ich, sagt mir dann, was Euch gefällt, was nicht, dass ich mich danach richt . Er klimpert wieder SACHS Ei, lasst mich doch in Ruh ! Wie käme solche Ehr mir zu? Nur Gassenhauer dicht ich zum meisten, drum sing ich zur Gassen und hau auf den Leisten. Jerum! Jerum! Hallo hallo he! BECKMESSER Verfluchter Kerl! Den Verstand verlier ich mit seinem Lied voll Pech und Schmierich! - SACHS O ho! Trallalei! Trallalei! O he! BECKMESSER Schweigt doch! Weckt Ihr die Nachbarn auf? SACHS Die sind s gewohnt ‘s hört keiner drauf. - »O Eva, Eva!« - BECKMESSER in höchste Wut ausbrechend O Ihr boshafter Geselle! Ihr spielt mir heut den letzten Streich! Schweigt Ihr jetzt nicht auf der Stelle, so denkt Ihr dran, das schwör ich Euch. Er klimpert wütend Neidisch seid Ihr, nichts weiter, dünkt Ihr Euch auch gleich gescheiter. Dass andre auch was sind, ärgert Euch schändlich! Glaubt, ich kenne Euch aus- und inwendlich! Dass man Euch noch nicht zum Merker gewählt, das ist s, was den gallichten Schuster quält. Nun gut! Solang als Beckmesser lebt und ihm noch ein Reim an den Lippen klebt, solang ich noch bei den Meistern was gelt , ob Nürnberg »blüh und wachs «, das schwör ich Herrn Hans Sachs nie wird er je zum Merker bestellt! Er klimpert in höchster Wut SACHS der ihm ruhig und aufmerksam zugehört hat War das Eu r Lied? BECKMESSER Der Teufel hol s! SACHS Zwar wenig Regel doch klang s recht stolz! BECKMESSER Wollt Ihr mich hören? SACHS In Gottes Namen singt zu ich schlag auf die Sohl die Rahmen. BECKMESSER Doch schweigt Ihr still? SACHS Ei, singet Ihr, die Arbeit, schaut, fördert s auch mir. BECKMESSER Das verfluchte Klopfen wollt Ihr doch lassen? SACHS Wie sollt ich die Sohl Euch richtig fassen? BECKMESSER Was? Ihr wollt klopfen, und ich soll singen? SACHS Euch muss das Lied, mir der Schuh gelingen. BECKMESSER Ich mag keine Schuh ! SACHS Das sagt Ihr jetzt; in der Singschul Ihr mir s dann wieder versetzt. Doch hört! Vielleicht sich s richten lässt zwei-einig geht der Mensch am best. Darf ich die Arbeit nicht entfernen, die Kunst des Merkers möcht ich erlernen. Darin kommt Euch nun keiner gleich; ich lern sie nie, wenn nicht von Euch. Drum singt Ihr nun, ich acht und merk und fördr auch wohl dabei mein Werk. BECKMESSER Merkt immer zu; und was nicht gewann, nehmt Eure Kreide und streicht mir‘s an. SACHS Nein, Herr! Da fleckten die Schuh mir nicht, mit dem Hammer auf den Leisten halt ich Gericht. BECKMESSER Verdammte Bosheit! - Gott, und ‘s wird spät am End mir die Jungfer vom Fenster geht! Er klimpert eifrig SACHS aufschlagend Fanget an! ‘s pressiert! Sonst sing ich für mich! BECKMESSER Haltet ein! Nur das nicht! - Teufel, wie ärgerlich! - Wollt Ihr Euch denn als Merker erdreisten, nun gut, so merkt mit dem Hammer auf den Leisten; nur mit dem Beding, nach den Regeln scharf, aber nichts, was nach den Regeln ich darf. SACHS Nach den Regeln, wie sie der Schuster kennt, dem die Arbeit unter den Händen brennt. BECKMESSER Auf Meisterehr ? SACHS Und Schustermut! BECKMESSER Nicht einen Fehler glatt und gut! SACHS Dann gingt Ihr morgen unbeschuht. Nachtwächterhorn sehr entfernt WALTHER leise zu Eva Welch toller Spuk! Mich dünkt s ein Traum. SACHS auf den Steinsitz vor der Ladentür deutend Setzt Euch denn hier! BECKMESSER zieht sich nach der Ecke des Hauses zurück Lasst hier mich stehen! WALTHER den Singstuhl, scheint s, verliess ich kaum! SACHS Warum so weit? BECKMESSER Euch nicht zu seh n, wie s Brauch der Schul vor dem Gemerk . EVA sanft an Walthers Brust gelehnt Die Schläf umwebt mir s wie ein Wahn ob s Heil, ob Unheil, was ich ahn ? SACHS Da hör ich Euch schlecht. BECKMESSER Der Stimme Stärk ich so gar lieblich dämpfen kann. Er stellt sich ganz um die Ecke, dem Fenster gegenüber, auf SACHS Wie fein! Nun gut denn! - Fanget an! Beckmesser stimmt die in der Wut unversehens heraufgeschraubte D-Saite wieder herunter. Sachs holt mit dem Hammer aus BECKMESSER zur Laute »Den Tag seh ich erscheinen, der mir wohlgefall n tut..... Sachs schlägt auf, Beckmesser schüttelt sich »Da fasst mein Herz sich einen Sachs schlägt auf, Beckmesser setzt heftig ab, singt aber weiter guten und frischen - Sachs hat aufgeschlagen, Beckmesser wendet sich wütend um die Ecke herum Treibt Ihr hier Scherz? Was wär nicht gelungen? SACHS Besser gesungen »Da fasst mein Herz sich einen guten,frischen -« BECKMESSER Wie sollt sich das reimen auf »Seh ich erscheinen«? SACHS Ist Euch an der Weise nichts gelegen? Mich dünkt, sollt passen Ton und Wort. BECKMESSER Mit Euch zu streiten? Lasst von den Schlägen, sonst denkt Ihr mir dran! SACHS Jetzt fahret fort! BECKMESSER Bin ganz verwirrt! SACHS So fangt noch mal an drei Schläg ich jetzt pausieren kann. BECKMESSER für sich Am besten, wenn ich ihn gar nicht beacht . Wenn s nur die Jungfer nicht irre macht! Den Tag seh ich erscheinen, der mir wohl gefall n tut; da fasst mein Herz sich einen guten und frischen Mut. Da denk ich nicht an Sterben, Sachs schlägt lieber an Werben um jung Mägdeleins Hand. Sachs schlägt Warum wohl aller Tage schönster mag dieser sein? Schlag. Ärgerlich Allen hier ich es sage Schlag weil ein schönes Fräulein zwei Schläge von ihrem lieb n Herrn Vater, Sachs schlägt und nickt ironisch beifällig wie gelobt hat er, viele kleine Schläge ist bestimmt zum Eh stand. Fünf Schläge. Sehr ärgerlich Wer sich getrau , Schlag der komm und schau , da steh n die hold lieblich Jungfrau, drei Schläge auf die ich all mein Hoffnung bau Schlag darum ist der Tag so schön blau, viele Schläge als ich anfänglich fand.« Er bricht wütend um die Ecke auf Sachs los BECKMESSER Sachs! Seht, Ihr bringt mich um! Wollt Ihr jetzt schweigen? SACHS Ich bin ja stumm! Die Zeichen merkt ich; wir sprechen dann derweil lassen die Sohlen sich an. BECKMESSER gewahrt, dass Magdalene sich vom Fenster entfernen will Sie entweicht? Pst, pst! - Herrgott! Ich muss! Um die Ecke herum die Faust gegen Sachs ballend Sachs, Euch gedenk ich die Ärgernuss! Er macht sich zum zweiten Vers fertig SACHS mit dem Hammer nach dem Leisten ausholend Merker am Ort! - Fahret fort! BECKMESSER immer stärker und atemloser »Will heut mir das Herz hüpfen, Schlag werben um Fräulein jung, drei Schläge doch tät der Vater knüpfen Schlag daran ein Bedingung drei Schläge für den, wer ihn beerben will und auch werben zwei Schläge um sein Kindelein fein. viele Schläge Der Zunft ein bied rer Meister wohl sein Tochter er liebt, drei Schläge doch zugleich auch beweist er, zwei Schläge was er auf die Kunst gibt ununterbrochene Schläge zum Preise muss es bringen im Meistersingen, wer sein Eidam will sein. Er stampft wütend mit den Füssen Nun gilt es Kunst, dass mit Vergunst, ohn all schädlich gemeinen Dunst, fortwährende Schläge ihm glücke des Preises Gewunst, war begehrt mit wahrer Inbrunst, Sachs, welcher kopfschüttelnd es aufgibt, die einzelnen Fehler anzumerken, arbeitet hämmernd fort, um den Keil aus dem Leisten zu schlagen um die Jungfrau zu frei n.« SACHS über den Laden weit herausgelehnt Seid Ihr nun fertig? BECKMESSER in höchster Angst Wie fraget Ihr? SACHS hält die fertigen Schuhe triumphierend heraus Mit den Schuhen ward ich fertig schier. - Während er die Schuhe an den Bändern hoch in der Luft tanzen lässt Das heiss ich mir echte Merkerschuh - mein Merkersprüchlein hört dazu! - sehr kräftig Mit lang und kurzen Hieben steht s auf der Sohl geschrieben da lest es klar und nehmt es wahr, und merkt s Euch immerdar. Gut Lied will Takt wer den verzwackt, dem Schreiber mit der Feder haut ihn der Schuster aufs Leder. - Nun lauft in Ruh habt gute Schuh, der Fuss Euch drin nicht knackt, ihn hält die Sohl im Takt! BECKMESSER der sich ganz in die Gasse zurückgezogen hat und an die Mauer mit dem Rücken sich anlehnt, singt, um Sachs zu übertäuben, mit grösster Anstrengung, schreiend und atemlos hastig, während er die Laute wütend nach Sachs schwingt "Darf ich mich Meister nennen, das bewähr ich heut gern, weil ich nach dem Preis brennen muss, dursten und hungern. Nun ruf ich die neun Musen, dass an sie blusen mein dicht rischen Verstand. Wohl kenn ich alle Regeln, halte gut Mass und Zahl; doch Sprung und Überkegeln wohl passiert je einmal, wann der Kopf ganz voll Zagen zu frei n will wagen um jung Mägdeleins Hand. Er verschnauft sich Ein Junggesell, trug ich mein Fell, mein Ehr, Amt, Würd und Brot zur Stell, dass Euch mein Gesang wohl gefällt, und mich das Jungfräulein erwähl, wenn sie mein Lied gut fand." - DAVID hat den Fensterladen, dicht hinter Beckmesser, ein wenig geöffnet und lugt daraus hervor Wer Teufel, hier? - Er wird Magdalene gewahr Und drüben gar? Die Lene ist s -, ich seh es klar! Herrje, der war s, den hat sie bestellt. Der ist s, der ihr besser als ich gefällt! Nun warte, du kriegst s! Dir streich ich das Fell! Er entfernt sich nach innen NACHBARN erst einige, dann immer mehr, öffnen während Beckmessers Lied in der Gasse die Fenster und gucken heraus Was heult denn da? Wer kreischt mit Macht? Ist das erlaubt so spät zur Nacht? Gebt Ruhe hier! s ist Schlafenszeit. Mein , hört nur, wie dort der Esel schreit! Ihr da! Seid still und schert Euch fort! Heult, kreischt und schreit an andrem Ort! Sie verlassen die Fenster und kommen nach und nach in Nachtkleidern einzeln auf die Strasse heraus. – Sachs beobachtet noch eine Zeitlang den wachsenden Tumult, löscht aber alsbald sein Licht aus und schliesst den Laden so weit, dass er, ungesehen, stets durch eine kleine Öffnung den Platz unter der Linde beobachten kann.Walther und Eva sehen mit wachsender Sorge dem anschwellenden Auflaufe zu; er schliesst sie in seinen Mantel fest an sich und birgt sich hart an der Linde im Gebüsch, so dass beide fast ungesehen bleiben DAVID ist, mit einem Knüppel bewaffnet, zurückgekommen, steigt aus dem Fenster und wirft sich auf Beckmesser Zum Teufel mit dir, verdammter Kerl! MAGDALENE winkt David heftig zurück. Am Fenster, schreiend Ach, Himmel! David! Gott, welche Not! Zu Hilfe! Zu Hilfe! Sie schlagen sich tot! BECKMESSER wehrt sich, will fliehen; David hält ihn am Kragen Verfluchter Bursch! Lässt du mich los? DAVID Gewiss! Die Glieder brech ich dir bloss! Beckmesser und David balgen sich fortwährend; bald verschwinden sie gänzlich, bald kommen sie wieder in den Vordergrund, immer Beckmesser auf der Flucht. David ihn einholend, festhaltend und prügelnd VOGELGESANG,ZORN,MOSER,EISSLINGER, NACHTIGAL,KOTHNER,ORTEL,FOLZ an den Fenstern Seht nach! Springt zu! Da würgen sich zwei! Sie kommen herab. ORTEL in die Gasse laut schreiend Heda! Herbei! s gibt Schlägerei LEHRBUBEN einzeln, dann mehr, von allen Seiten dazukommend Herbei! Herbei! s gibt Keilerei! VOGELGESANG,ZORN,MOSER,EISSLINGER, NACHTIGAL,KOTHNER,ORTEL,FOLZ Bereits auf der Gasse Ihr da, lasst los! Gebt freien Lauf! Lasst ihr nicht los, wir schlagen drauf. Gleich aus einander da! GESELLEN mit Knitteln bewaffnet, kommen von verschiedenen Seiten dazu Heda! Gesellen ran! Dort wird mit Streit und Zank getan; da gibt s gewiss noch Schlägerei; Gesellen, haltet euch dabei! LEHRBUBEN Kennt man die Schlosser nicht? Die haben s sicher angericht t! ZWEITE u. VIERTE LEHRBUBE s sind die Schuster! ERSTE u. DRITTE LEHRBUBE Nein, s sind die Schneider! ZWEITER u. DRITTER Die Trunkenbolde! ERSTER Die Hungerleider! MAGDALENE am Fenster, verzweifelt die Hände ringend Ach Himmel! David! Gott! Welche Not! Zu Hilfe! Zu Hilfe! Sie schlagen sich tot! NACHBARINNEN haben die Fenster geöffnet und gucken heraus Was ist das für Zanken und Streit? Da gibt s gewiss noch Schlägerei! Wär nur der Vater nicht dabei! Da ist mein Mann gewiss dabei! ZORN (auf den ersten Nachbar - Vogelgesang stossend) Ei, seht, auch Ihr hier? Geht s Euch was an? VOGELGESANG Was sucht Ihr hier? Hat man Euch was getan? ZORN Euch kennt man gut. VOGELGESANG Euch noch viel besser. ZORN Wieso denn? VOGELGESANG Ei, so! Er schlägt ihn. ZORN Er schlägt wieder. Esel! VOGELGESANG Dummrian! Zorn schlägt wieder. LEHRBUBEN Ich glaub, die Schmiede werden s sein! Nein, ‘s sind die Schlosser dort, ich wett! Ich kenn die Schreiner dort. Gewiss, die Metzger sind’s! Hei! Schaut die Schäffler dort beim Tanz! Herbei, herbei! Jetzt geht’s zum Tanz! Immermehr! ‘s gibt grosse Keilerei! NACHBARINNEN Mein! Seht nur dort(hier)! Der Zank und Lärm! Der Lärm und Streit! s wird einem wahrlich angst und bang! DIE MEISTER und älteren Bürger kommen von verschiedenen Seiten dazu Was gibt s denn da für Zank und Streit? Das tost ja weit und breit! MAGDALENE mit grösster Anstrengung Hör doch nur, David! So lass doch nur den Herrn dort los, er hat mir nichts getan! So hör mich doch nur an! GESELLEN s sind die Weber! s sind die Gerber! Die Preisverderber! NACHBARINNEN Heda! Ihr dort unten, so seid doch nur gescheit! Ei hört, was will die Alte da? Seid ihr denn Alle gleich zu Streit und Zank bereit? KOTHNER stösst auf einen Nachbar - Nachtigal Euch gönnt ich s schon lange. Moser, Eisslinger beide im Streit. MOSER Wird euch wohl bange? EISSLINGER Hat euch die Frau gehetzt? NACHTIGAL schlägt Kothner Das für die Klage! MOSER Schaut, wie es Prügel setzt! Sie schlagen sich. EISSLINGER Lümmel! MOSER Grobian! GESELLEN Dacht ich mir s doch gleich spielen immer Streich! Wischt’s ihnen aus! Gebt’s denen scharf! Immermehr! Die Keilerei wird gross! LEHRBUBEN jubelnd Krämer finden sich zur Hand, Mit Gerstenstang’ und Zuckerhand; Mit Pfeffer, Zimt, muskatennuss, Sie riechen schön und bleiben gern vom Schuss. KOTHNER holt einen Stock hervor Seht euch vor, wenn ich schlage! NACHTIGAL Seid ihr noch nicht gewitzt? KOTHNER Nun, schlagt doch! NACHTIGAL schlägt Das sitzt! KOTHNER Dass dich Halunken gleich ein Donnerwetter träf! verfolgt ihn. NACHTIGAL nachrufend Das für die Klage! GESELLEN Herbei! Hei! Hier setzt’s prügel! ORTEL Dass dich Halunke! EISSLINGER Wartet, ihr Racker! MOSER Massabzwacker! FOLTZ Euch gönnt ich’s lang! LEHRBUBEN Meinst du damit etwa mich? Halt’s Maul! Mein ich damit etwa dich? GESELLEN Dort den Metzger Klaus kenn ich heraus! s brennt manchem im Haus! s ist morgen der Fünfte! Schneider mit dem Bügel! Zünfte heraus! MAGDALENE Ach! Welche Not! David! So hör doch nur einmal! LEHRBUBEN Hei! Das sitzt. Seht nur, der Has’! Hat überall die Nas’. NACHBARINNEN Mein! Dort schlägt sich mein Mann! Ach, Gott! Säh’ ich nur meinen Hans! Sind die Köpfe vom Wein euch voll? Säh’ die Not ich wohl an? Seid ihr alle blind und toll? DIE MEISTER Gebt Ruh und schert euch jeder gleich nach Hause heim, sonst schlag ein Hageldonnerwetter drein! Stemmt euch hier nicht mehr zu Hauf, oder sonst wir schlagen drein! LEHRBUBEN Lustig, wacker! jetzt geht s erst recht an! Nur immermehr heran! Hei, nun geht s Plauz! hast du nicht gesehn! Hast s auf die Schnauz! - Ha! nun geht s Krach! Hagelwetterschlag! Wo es sitzt, da wächst nichts so bald nach! Keilt euch wacker! Keiner weiche! Haltet selbst Gesellen mutig stand! Wer wich, s wär wahrlich eine Schand! Wacker drauf und dran! Wir stehen alle wie ein Mann! Wie ein Mann stehn wir alle fest zur Keilerei! Bereits prügeln sich Nachbarn und Lebrbuben fast allgemein durcheinander GESELLEN Bald’ ist der Fünfte. ’s brenntmanchem da im Haus! Nun tüchtig drauf und dran, wir schlagen los! NACHBARINNEN Sind euch vom Wein denn noch die Köpfe voll? Seht dort den Christian; er walkt den Peter ab! Mein! Dort den Michel seht, der haut dem Steffen eins! Hilfe! Der Vater! Der Vater! Ach, sie haun ihn tot! Hört keines mehr sein Wort! GESELLEN Ihr da, macht! Packt euch fort! Wir sind hier grad am Ort! Wolltet ihr etwa den Weg uns hier verwehren? Macht Platz, wir schlagen drein! Gürtler! - Spengler! Macht ihr euch selber fort! Zinngiesser! - Leimsieder! - Lichtgiesser! - Nicht gewichen! Schlagt sie nieder! Keiner weiche! Tuchscherer! Leinweber! Schlagt’s ihn’ hin! Haltet’s Maul! Schert euch selber fort und macht euch heim! MAGDALENE hinabspähend Herrgott, er hält ihn noch! NACHBARINNEN Peter! So höre doch! Jesus! Der Hans hat einen Hieb am kopf. - Hans! Ei, so höre doch! Jesus! Sie schlagen meinen Jungen tot! Gott, welche Not! Welche Höllennot! Gott steh’ uns bei, geht das noch lange hier fort! Hei! Mein Mann schlägt wacker auf sie drein! ZORN Racker! VOGELGESANG Zwacker! ZORN Wird euch bang? VOGELGESANG Euch gönnt ich’s lang! KOTHNER, ORTEL, VOGELGESANG Packt euch jetzt heim, sonst Kriegt ihr’s von der Frau! ZORN Wollt ihr noch mehr? FOLZ, SCHWARZ Lauft heim, sonst Kriegt ihr’s von der Frau! ZORN, MOSER Geht’s euch was an, wenn ich nicht will? NACHTIGAL Was geht’s euch an, Wenn ich nun grad’ hier bleiben will? VOGELGESANG Auf, schert euch heim! EISSLINGER Was geht’s euch an, wenn mir’s gefällt? KOTHNER, ORTEL, FOLTZ, SCHWARZ, MOSER Schickt die Gesellen heim! ZORN So gut wie ihr bin M;eister ich! EISSLINGER Dummer Kerl! KOTHNER Macht euch fort! NACHTIGAL Schert euch heim! VOGELGESANG Schert doch euch selber fort! NACHBARINNEN Die Köpf und Zöpfe wackeln hin und her! Gott, wie sie walken! Franz, sei doch nur gescheit! Ach, wie soll das enden? Auf, schreit zu Hilfe Mord und Zeter! - Schafft Wasser, Wasser her! Wasser her! Wasser ist allerbest’ für ihre Wut! das giesst ihn auf die Köpf herab! Die Rauferei ist allgemein geworden, Schreien und Toben MAGDALENE Nein! David, ist er toll? mit höchster Anstrengung Ach, David, hör s ist Herr Beckmesser! POGNER ist im Nachtgewand oben an das Fenster getreten Um Gott! Eva! Schliess zu! Ich seh, ob unt im Hause Ruh! Er zieht Magdalenen, welche jammernd die Hände nach der Gasse hinab gerungen, herein und schliesst das Fenster WALTHER der bisher mit Eva sich hinter dem Gebüsch verborgen, fasst jetzt Eva dicht in den linken Arm und zieht mit der rechten Hand das Schwert Jetzt gilt s zu wagen, sich durchzuschlagen! Er dringt mit geschwungenem Schwert bis in die Mitte der Bühne vor, um sich mit Eva durch die Gasse durchzuhauen. Da springt Sachs mit einem kräftigen Satze aus dem Laden, bahnt sich mit geschwungenem Knieriemen den Weg bis zu Walther und packt diesen beim Arm POGNER auf der Treppe He! Lene! Wo bist du? SACHS die halb ohnmächtige Eva die Treppe hinaufstossend Ins Haus, Jungfer Lene! Pogner empfängt Eva und zieht sie in das Haus. - Sachs, mit einem Knieriemen David eines überhauend und mit einem Fusstritt ihn voran in den Laden stossend, zieht Walther, den er mit der andren Hand fest gefasst hält, mit sich hinein und schliesst sogleich fest hinter sich zu. Beckmesser, durch Sachs von David befreit, sucht sich eilig durch die Menge zu flüchten. – Im gleichen Augenblick, wo Sachs auf die Strasse sprang, hörte man einen Hornruf des Nachtwächters. Alle suchen in eiliger Flucht nach allen Seiten hin das Weite, so dass die Bühne sehr bald gänzlich leer wird. Als die Strasse und Gasse leer geworden und alle Häuser geschlossen sind, betritt der Nachtwächter die Bühne, reibt sich die Augen, siebt sich verwundert um und schüttelt den Kopf. DER NACHTWÄCHTER mit leise bebender Stimme Hört, ihr Leut, und lasst euch sagen, die Glock hat eilfe geschlagen bewahrt euch vor Gespenstern und Spuk, dass kein böser Geist eu r Seel beruck! Lobet Gott, den Herrn! Hornruf. Der Vollmond tritt hervor und scheint hell in die Gasse hinein; der Nachtwächter schreitet langsam dieselbe hinab. Als der Nachtwächter um die Ecke biegt, fällt der Vorhang, genau mit dem letzten Takte All rights reserved © Maria Fujioka Wagner,Richard/Die Meistersinger von Nürnberg+/III-1
https://w.atwiki.jp/mrfrtech/pages/52.html
Market Scenario The data experts at Market Research Future Reports (MRFR) have analysed the global B2B Telecommunication Market Research is estimated to record a CAGR of 14% during the assessment period from 2017 to 2023. The adoption of IoT across various verticals is estimated to drive the global B2B Telecommunication Market Research 2020. Novel coronavirus has B2B Telecommunication Market Research to open new avenues for those firms that are on the lookout for solutions that are reliable, efficiently managed, scalable, and are subscription-based, to remain more focused on the core business. The B2B Telecommunication Market is bearing lesser impact of the COVID-19 outbreak compared to most other segments of the tech world. IoT is gaining momentum for being cost-efficient. Besides, being cost-efficient, it also provides other advantages such as machine to machine (M2M) communication and wireless transactions to the users. In addition, the service of data storage and the reachability of the telecom network in distant zones is additionally propelling the market expansion. With the adoption of B2B telecommunication, the enterprises avoid their travel expenses by performing face-to-face meetings through teleconference. Furthermore, fast industrialization and urbanization are enhancing the demand further. In addition, increased volumes of system data, volumes of text, video, and voice are estimated to advance the B2B telecommunication market. Furthermore, the increment of customized products and services portfolio is estimated to be potential factors posing opportunities of expansion during the review period. COVID-19 Analysis The business impact of SARS-CoV-2 has been felt across diverse sections of the information technology industry, albeit at different levels. Companies in the technology sector that supply services for verticals like travel, retail, hospitality, and entertainment have noted a dramatic decrease in sales, while the firms that provide services related to remote worker solutions have observed the opposite. B2B Telecommunication Market ’s fate post pandemic has been relatively less grim compared to Education Services (ES) and Professional Services (PS) that are mostly dependent on components that are generally on-site. In a nutshell, COVID-19 impact on managed services has been fruitful, with the market growth enhanced than before. Given the prevalent lockdown situation, managed services vendors are now investing heavily in remote-centric worker solutions, which can make the market highly resilient in the coming years, even as the world is currently rushing to achieve a COVID-19 breakthrough. Request a Free Sample @ https //www.marketresearchfuture.com/sample_request/5953 Competitive Outlook The established organization of the worldwide B2B telecommunication market are Deutsche Telekom AG (Germany), Amdocs Ltd (U.S.), Comarch S.A. (Poland), NTT Communications (Japan), AT T Inc. (U.S.), Orange S.A. (France), Vodafone Group PLC (The U.K), Cisco Systems, Inc. (U.S.), Verizon Communications Inc. (U.S.), Telstra Corporation Limited (Australia), and a few others. Segmentation On the grounds of deployment, the worldwide B2B telecommunication market can be divided into fixed and mobile. On the grounds of the solution, the worldwide B2B telecommunication market can be segregated into WAN solution, unified communication, and collaboration, M2M communication, VoIP (Voice over Internet Protocol), and cloud services. On the grounds of application, the worldwide B2B telecommunication market can be divided into industrial, and commercial. On the grounds of organization size, the worldwide B2B telecommunication market can be divided into small medium enterprises and large enterprises. On the basis of geography, the worldwide B2B telecommunication market can be segregated into North America, Europe, Asia Pacific, and Rest of the World (RoW). Regional Analysis As per the report, the global market is estimated to expand significantly during the review period. The experts have revealed that the global market is likely to be dominated by North America. North America is anticipated to procure the maximum market share during the assessment period. The region is blooming due to the fast adoption of cloud and VoIP services. On the other side, the Asia-Pacific region is projected to grow at the swiftest pace during the review period. The presence of developing countries like India, China, and South Korea is projected to play a crucial role during the review period. The emerging countries are investing massively in the media and entertain sector, which is predicted to bloom the market exponentially during the assessment period. However, the market dynamics are estimated to change significantly, owing to the spread of coronavirus. The data experts at MRFR are analysing the market and the impact of coronavirus on the global B2B telecommunication market. The impact of COVID-19 is projected to bring a substantial impact on the global economy. Browse Full Report Details @ https //www.marketresearchfuture.com/reports/b2b-telecommunication-market-5953 Table of Contents 1Executive Summary 2Scope of the Report 2.1Market Definition 2.2Scope of the Study 2.2.1Research objectives 2.2.2Assumptions Limitations 2.3Markets Structure Continued…. List of Tables Table 1 Global B2B Telecommunication Market By Region, 2020-2027 Table 2 North America B2B Telecommunication Market By Country, 2020-2027 Table 3 Europe B2B Telecommunication Market By Country, 2020-2027 Continued… List of Figures FIGURE 1 Global B2B Telecommunication Market Segmentation FIGURE 2 Forecast Methodology FIGURE 3 Five Forces Analysis of Global B2B Telecommunication Market Continued… Trending #MRFR Report** https //ictmrfr.blogspot.com/2022/04/geofencing-market-companies-growth-with.html https //blogfreely.net/pranali004/telecom-expense-management-market-size-impressive-cagr-changing-business-scope https //postheaven.net/pranali004/financial-app-industry-impressive-cagr-changing-business-needs-scope-of https //market-research-future.tribe.so/post/openstack-service-market-research-impressive-cagr-changing-scope-of-current--6263de46791566c10c79891e https //www.scutify.com/articles/2022-04-24-infrastructure-as-a-service-industry-cagr-changing-business-scope-of-current-and-future-industry- About Market Research Future Market Research Future (MRFR) has created a niche in the world of market research. It is counted among the top market research companies that offer well-researched and updated market research reports and insights to businesses of all sizes. What sets us apart is our super-responsive team that offers quality work keeping clients abridged of the prospective challenges and opportunities in various markets. Our team is adept in their space as well as patiently listens to every client. The best part is they know their work inside out and possess the expertise to guide the client in the right direction and achieve results on a tight deadline. We are a one-stop solution for all your data research needs. Our team does not believe in the “one size fits all” approach to creating a report that is detailed and concise. We handle 13 industry verticals including Healthcare, Chemicals and Materials, Information and Communications Technology, Semiconductor and Electronics, Energy and Power, Food, Beverages Nutrition, Automobile, Consumer and Retail, Aerospace and Defense, Industrial Automation and Equipment, Packaging Transport, Construction, and Agriculture. With our unique approach for every market report, we aim to reach the zenith in qualitative business intelligence and syndicated market research. Contact Market Research Future (Part of Wantstats Research and Media Private Limited) 99 Hudson Street, 5Th Floor New York, NY 10013 United States of America 1 628 258 0071 (US) 44 2035 002 764 (UK) Email sales@marketresearchfuture.com Website https //www.marketresearchfuture.com
https://w.atwiki.jp/zeitvertreib/pages/59.html
http //www.taz.de/1/archiv/print-archiv/printressorts/digi-artikel/?ressort=ku dig=2009%2F06%2F16%2Fa0071 cHash=fb339cb5e3/ type=98 16.06.2009 Der Antihumanist Zehn Jahre nach seinem Tod schließt ein Band mit "vorletzten Gesprächen" die Lücke in einer Trilogie mit Niklas Luhmann im O-Ton. Ein Versuch, den Soziologen zu verstehen VON KAI SCHLIETER "Was tun, Herr Luhmann?" Eine recht umfassende Frage, die aber kaum dem Universalgelehrten huldigt, sondern eher von trockenem Humor zeugt. Nicht nur Niklas-Luhmann-Kenner wissen vom Katechismus der Systemtheorie Alles eine Frage der Perspektive. Antworten, gar Handlungsanweisungen von Luhmann zu erhoffen, ist ein Witz. Und die will der nun vorliegende Interviewband wohl kaum liefern. Er ist untertitelt mit "Vorletzte Gespräche mit Niklas Luhmann". Nach "Warum haben Sie keinen Fernseher, Herr Luhmann" aus dem Jahr 2004 und "Archimedes und wir" von 1987 ist dies der dritte Band mit Luhmann im O-Ton. In der Summe geht es allen drei Titeln darum, die Person hinter der erratischen Theorie sichtbar zu machen. Am besten gelingt dies in "Archimedes und wir". Doch wer war dieser Archimedes? Das YouTube-Filmchen zu "Luhmann erklärt den Zettelkasten" haben schon 70.000 User gesehen. Den "Heiligen Gral von Bielefeld", nennt der Spiegel den berühmten Zettelkasten des Soziologen. "Ein Alter Ego, mit dem man laufend kommunizieren kann", befindet sein Schöpfer ungekannt liebevoll 1992. Autor ist dieser Kasten mit 24 Laden, wie Luhmann nicht ausschließlich ironisch feststellt. 70.000 Klicks für den Clip Luhmann ist Pop. Das war mal anders. In den 70er-Jahren, als es noch Gut und Böse gibt, als die Blockkonfrontation noch das Denken polt, auch in der Wissenschaft. Hier sind die Fans eine Minderheit. Denn Luhmann, der Theoretiker mit dem über Jahre indifferenten Sakko, widersetzt sich der in der Soziologie vorherrschenden Lehre, die gesellschaftlichen Verhältnisse kritisieren zu müssen. Tatsächlich wüsste er schlicht nicht, was das sein soll das Richtige, für das sie hier kämpfen. Die Anti-Luhmann-Transparente nimmt er stoisch hin. Im tonangebenden Frankfurt ruft Luhmanns vermeintlicher Relativismus und seine Weigerung zum Bekenntnis bei den linken Soziologen Abwehrreflexe hervor. Doch zu ignorieren ist er nicht 1966 wird der zunächst als Verwaltungsbeamter tätige Luhmann nach einem Aufenthalt in Harvard bei Talcott Parsons gleichzeitig promoviert und habilitiert. Von der Frankfurter Mensa ausgehend entspinnt sich ein Disput mit dem Adorno-Schüler Jürgen Habermas. Einer, der sich nicht anschließt, die bestehenden Verhältnisse zu kritisieren, ist nicht anschlussfähig. Luhmann will den Status quo erhalten, so Habermas Urteil. Politisch äußert sich Luhmann nicht, Angriffsfläche aber bietet das Vokabular seiner Sprache. Die Systemtheorie sei eine "Sozialtechnologie", so die Anklage. Für Luhmann markiert die Sicherheit, mit der sich die Frankfurter auf der richtigen Seite wähnen, einen überholten "Moralkonservatismus". Eine Ontologie, der seine Theorie längst entglitten ist. Das war 1971. Seit dem gelten Luhmann und Habermas als Antipoden eines intellektuellen Planeten, auf dessen Kontinent der Bielefelder Robinson Crusoe ist. Die Signatur Luhmanns ist jetzt die eines Reaktionärs. Jahre später antwortet er auf die stetig wiederkehrende Gesinnungsfrage "Wenn man wirklich konservativ ist, dann müsste man heute enorm viel ändern, um angesichts der vielfältigen Veränderungen etwas zu bewahren. Wie kann man in einer solchen Situation sinnvollerweise von ,konservativ reden?" Beschreiben, nicht werten Der Vorwurf des Antihumanisten, mit dem er ebenso oft konfrontiert wird, wurzelt in Luhmanns striktem Verzicht auf das Subjekt. Im aktuellen Interviewband antwortet er auf die Frage, ob es etwas gebe, dass ihn gänzlich kalt lasse "Ich lehne alle Einladungen ab, die mich veranlassen wollen, über den Menschen zu sprechen. Also der Mensch interessiert mich nicht, wenn ich das so sagen darf." Luhmann will den Menschen nicht auf Formeln, Reiz-Reaktions-Schemata, auf Trivialmaschinen reduzieren. Er spart ihn lieber aus. Diese Leerstelle in der Theorie kontrastierte Luhmann in der Praxis geradezu kafkaesk. Denn die Ausarbeitung der Systemtheorie ist unauflösbar mit ihm selbst verbunden. Beim Antritt seiner Professur in Bielefeld umreißt er sein Vorhaben "Es wird eine allgemeine Theorie sozialer Systeme ausgearbeitet. Die Publikation wird in Aufsätzen und Monografien erfolgen." Er veranschlagt dafür 30 Jahre, Kosten "keine". Luhmann beschäftigt sich mit nichts anderem, schreibt 400 Aufsätze und etwa 60 Bücher. Er verschlingt Bibliotheken, um sie in die Matrix seiner Theorie einzuarbeiten. An einem gewöhnlichen Tag liest er von 8.30 Uhr bis 23 Uhr, unterbrochen von zwei Mal Gassigehen und dem Mittagsschlaf. Und alles, was er liest, verzettelt er. Er schreibt auf Kalenderblätter, Kinderzeichnungen und Kontoauszüge. Damit beginnt er schon als 28-Jähriger Referendar in Lüneburg. Auf dem ersten Zettel notiert er "Es muss versucht werden, Methoden und Begriffe so klar wie möglich zu explizieren, damit ihre Unzulänglichkeit und Unvollkommenheit deutlich wird." Im Luhmann-Kosmos erfolgt der Zugang zur Welt über Unterscheidungen. Will ich etwas erkennen oder bezeichnen, muss ich eine Unterscheidung wählen. Die Wahl dieser Unterscheidung bedingt, was ich beobachten kann. Und diese Unterscheidung lässt notwendig anderes außer Acht. Die Welt existiert nur aus einer gewählten Perspektive. Der Versuch, dieses perspektivische Beobachten mitzudenken, erfordert einen Beobachter, der andere beim Beobachten beobachtet. In der Systemtheorie existiert keine aus sich selbst heraus vorrangige Position, von der aus Stellung bezogen werden könnte. Soziologie ist für Luhmann Aufklärung, wenn sie unwahrscheinliche Beobachterperspektiven einnimmt. Die Funktion sieht er im Beschreiben, nicht im Werten. Der Literaturwissenschaftler Hans Ulrich Gumbrecht schrieb einmal, Luhmann "akzeptierte nur ein ethisches Postulat das Postulat, den anderen die Zumutung von Ethiken zu ersparen". Luhmann hat die Komplexität der Gesellschaft in seine Theorie geholt. In einer Form, die durch Paradoxien und Tautologie Verweise erzeugt, die mitunter zum Ursprung zurückführen und eine Taubheit hinterlassen, die zumeist irritiert, aber anregt. Seine Erkenntnistheorie ernst zu nehmen kann bedeuten, sich in Reflexionsschleifen zu verlieren, sie ist ein Stoff, der Handlung lähmt. Nichts für Tatmenschen oder Wahrheitssucher. In einer vernetzten und polyzentrischen Welt, in der verpackte und gesplittete Immobilienkredite Volkswirtschaften weltweit in den Abgrund ziehen, in der alles gleichzeitig geschieht und jede Entscheidung, die in ihren Auswirkungen kaum absehbar ist, mehr denn je individuell verantwortet werden muss, da ist vor allem eines wieder gesucht Orientierung, Ordnung, die Reduktion von Komplexität. Damit ist Luhmann aktuell und praktisch nutzlos wie nie. Gefragt ist heute wieder Religion. Denn sie setzt eine unhinterfragbare und universelle Ordnung. Chaos ist nur ein anderer Name für das Böse. Bei Luhmann gilt bezogen auf die Umsetzbarkeit seiner Reflexionen, so liest man im aktuellen Gesprächs-Band, "dass man mit jeder Kenntnis noch mehr Unkenntnis produziert, mit jedem Wissen noch mehr Unwissen". Wolfgang Hagen (Hg.) "Was tun, Herr Luhmann? Vorletzte Gespräche mit Niklas Luhmann". Kadmos Verlag 2009, 160 Seiten, 14,90 € © taz Entwicklungs GmbH Co. Medien KG, Vervielfältigung nur mit Genehmigung des taz Verlags
https://w.atwiki.jp/oper/pages/1803.html
De profundis clamavi ad te Domine; Domine exaudi vocem meam! Ô viens, ô viens Emmanuel! En Toi vit l’espoir d’Israël. Nos lourdes fautes nous pleurons, Entends nos voix qui t’implorons. Joie et Paix sur Toi Israël! Voici venir Emmanuel. Ô viens, parais lumière du jour Qui dois nous apporter ton secours. Nous errons tous sans but ni fin, Ô désigne nous le clair chemin. Joie et Paix sur Toi Israël! Il est venu Emmanuel. Ne craignez point car je vous transmets une bonne nouvelle qui apportera une grande joie. Le Messie est venu sur la terre, dans une étable à Bethléem. Vous trouverez couché dans une créche l’enfant Jésus. Es ist ein Reis entsprungen Aus einer Wurzel zart, Wie uns die Alten sungen, Aus Jesse kam die Art. Und hat ein Blümlein bracht, Mitten im kalten Winter, Wohl zu der halben Nacht. Das Reis das ich da meine, Davon Jesaias sagt, Maria ist’s, die Reine, Die uns das Blümlein bracht. Aus Gottes ew’gem Rat Hat sie ein Kind geboren, Und blieb doch reine Magd. Gloria in excelsis Deo. Il est né le divin enfant, Jouez hautbois, résonnez musettes; Il est né le divin enfant Chantons tous son avènement. Une étable est son logement, Un peu de paille est sa couchette. Partez, ô Rois de l’Orient, Venez adorer cet enfant. Ô bergers, venez promptement, Près de lui votre place est prête. Ô bergers, venez promptement, Il aime votre empressement. Vom Himmel hoch, ihr Engelein kommt! Eia, eia, susanni. Kommt singt und klingt, kommt pfeift und trombt. Alleluia, alleluia. Singt Fried den Menschen weit und breit, Gott Preis und Ehr’ in Ewigkeit. O du fröhliche, O du selige, Welt ging verloren, Christ ist geboren. Freue, freue dich, O Christenheit! O du fröhliche, O du selige, Christ ist erschienen, Uns zu versühnen. Freue, freue dich, O Christenheit! Stille Nacht, heilige Nacht, Alles schläft, einsam wacht Nur das traute, hochheilige Paar. Holder Knabe im lockigen Haar, Schlaf in himmlischer Ruh’. Schlaf in himmlischer Ruh’. Stille Nacht, heilige Nacht, Hirten erst kundgemacht Durch der Engel Halleluia Tönt es laut von fern und nah Christ der Retter ist da! Christ der Retter ist da! Gloria in excelsis Deo. Et in terra pax hominibus bonae voluntatis. Laudate Dominum omnes gentes laudate eum omnes populi. Quoniam confirmata est super nos misericordia eius et veritas Domini manet in aeternum. Gloria Patri et Filio, et Spiritui Sancto. Sicut erat in principio, et nunc, et semper. Et in saecula saeculorum. Amen. De profundis clamavi ad te Domine; Domine exaudi vocem meam! Ô viens, ô viens Emmanuel! En Toi vit l’espoir d’Israël. Nos lourdes fautes nous pleurons, Entends nos voix qui t’implorons. Joie et Paix sur Toi Israël! Voici venir Emmanuel. Ô viens, parais lumière du jour Qui dois nous apporter ton secours. Nous errons tous sans but ni fin, Ô désigne nous le clair chemin. Joie et Paix sur Toi Israël! Il est venu Emmanuel. Ne craignez point car je vous transmets une bonne nouvelle qui apportera une grande joie. Le Messie est venu sur la terre, dans une étable à Bethléem. Vous trouverez couché dans une créche l’enfant Jésus. Es ist ein Reis entsprungen Aus einer Wurzel zart, Wie uns die Alten sungen, Aus Jesse kam die Art. Und hat ein Blümlein bracht, Mitten im kalten Winter, Wohl zu der halben Nacht. Das Reis das ich da meine, Davon Jesaias sagt, Maria ist’s, die Reine, Die uns das Blümlein bracht. Aus Gottes ew’gem Rat Hat sie ein Kind geboren, Und blieb doch reine Magd. Gloria in excelsis Deo. Il est né le divin enfant, Jouez hautbois, résonnez musettes; Il est né le divin enfant Chantons tous son avènement. Une étable est son logement, Un peu de paille est sa couchette. Partez, ô Rois de l’Orient, Venez adorer cet enfant. Ô bergers, venez promptement, Près de lui votre place est prête. Ô bergers, venez promptement, Il aime votre empressement. Vom Himmel hoch, ihr Engelein kommt! Eia, eia, susanni. Kommt singt und klingt, kommt pfeift und trombt. Alleluia, alleluia. Singt Fried den Menschen weit und breit, Gott Preis und Ehr’ in Ewigkeit. O du fröhliche, O du selige, Welt ging verloren, Christ ist geboren. Freue, freue dich, O Christenheit! O du fröhliche, O du selige, Christ ist erschienen, Uns zu versühnen. Freue, freue dich, O Christenheit! Stille Nacht, heilige Nacht, Alles schläft, einsam wacht Nur das traute, hochheilige Paar. Holder Knabe im lockigen Haar, Schlaf in himmlischer Ruh’. Schlaf in himmlischer Ruh’. Stille Nacht, heilige Nacht, Hirten erst kundgemacht Durch der Engel Halleluia Tönt es laut von fern und nah Christ der Retter ist da! Christ der Retter ist da! Gloria in excelsis Deo. Et in terra pax hominibus bonae voluntatis. Laudate Dominum omnes gentes laudate eum omnes populi. Quoniam confirmata est super nos misericordia eius et veritas Domini manet in aeternum. Gloria Patri et Filio, et Spiritui Sancto. Sicut erat in principio, et nunc, et semper. Et in saecula saeculorum. Amen. (libretto Cäsar von Arx) Honegger,Arthur/Une Cantate de Noël
https://w.atwiki.jp/oper/pages/1578.html
第1部 オーケストラ前奏 ヴァルデマー 今や黄昏は 海と地の全ての音を弱め、 さまよう雲は地平線に 心地よく横たわった。 無音の平穏が 森の軽やかな門に鍵をかけ、 海の明瞭な波は 休息に向けて揺れていた。 紫の衣装を身につけた 太陽は西に傾き 満潮のベッドで 翌日の絢爛を夢見ている。 今や森の輝ける家では 最小の葉も揺れない、 今や最小の音すらも鳴っていない、 休息せよ、私の意識よ、休息せよ! そして全ての力はそれにふさわしい 夢のふところの中へ沈み、 平穏に不安なく 私を自分自身へと追い戻す。 トーヴェ 月の光がかすかに動く時、 そして平穏と休息が全てを通して広がる時、 海の領域には水がないように思え、 森の方にも茂みや木はないように見える。 天を飾る雲はなく、 大地の背中を飾る谷や山はなく、 形や色彩のたわむれは空虚な泡を飾ってるだけ、 全ては神の夢の名残。 ヴァルデマー 我が馬よ!なぜそんなに緩慢に歩くのか! 違う、きびきび動く蹄の足取りの下で 道が逃げ去るのが見えている。 しかしおまえはもっと速く急がねばならない、 おまえはまだ森の中程にいる、 そして私は留まることなく、 グレ(の城)に間もなく突き入ると思っていた。 今や森を離れ、その城が既にそこに見えている。 その城はトーヴェを私のために包囲して(守って)おり、 一方、我々(私と馬)の背後では森が 暗黒の城壁に合流している (背後を守っている)、 だが、馬よもっと駆けよ! 見よ!森の影が 野に湿地に伸びていく! 影がグレの地に到達する前に、 私はトーヴェの門の前に立たなくてはならない。 今鳴っているその(蹄の)音が止まって、 二度と鳴らなくなる前に、 馬よ、お前の俊敏な蹄の音は グレの橋の上にとどろかなくてはならない、 その - そこに(空中に)まだ漂っている - 落ち葉が、 下の小川に落ちるであろうその前に、 グレの(城の)中庭にお前(馬)のいななきが 快活に再び反響しなくてはならない! (森の)影が伸び、(蹄の)音はきえてゆき、 落ち葉がまさに落ちんとした今、 フォルマー(ヴァルデマー)はトーヴェを見た! トーヴェ 星々は歓呼し、海、それは輝き、 その拍動する心臓を海岸線に押しつける、 葉々、それらはざわざわ音を立て、 それら(葉々)の露の飾りは震動する、 海風は大胆にふざけながら私を抱擁する、 風見鶏は歌い、塔のツィンネ(のこぎり型狭間)は頷く、 若者達は燃え上がる眼差しで誇らしげに歩く、 満ちあふれる生命の波打つ胸は、 いたずらに花盛りの娘達を縛る、 薔薇、それらは遠方を偵察する努力をする、 松明、それらはとても喜んで燃え輝く、 森はその場所にその呪縛を解放する、 聞け、街中に今、猟犬の吠え声を! そして階段をせり上がる波が 港に王者たる英雄を運んでくる、 彼(英雄)が最上段から私の腕の中に落ちてくるまで。 ヴァルデマー 神の王座の前で天使達は踊らない、 今、私の前で世界が踊るようには。 彼ら(天使)のハープの音色は愛らしく響かない、 ヴァルデマーの魂があなたに響くようには。 神の傍らに座る 厳しい救済の戦いを経た誇り高いキリストも トーヴェの傍らでヴァルデマーが今、 誇り高く王者たるほどではない。 霊魂が天国の絆への道を勝ち取りたいと切望するのも 私があなたのキスを切望する程ではない、 (あなたのキスがある)その場所でグレの(城の)ツィンネが 光り輝いているのをエーレスンドから見たのだから。 そして私は交換することもない それら(ツィンネ)の城壁やそれらが忠実に守っている宝と 天国の輝きやうっとりする音響や 全ての聖なる(天使の)群れとを! トーヴェ 今、私はあなたに初めて言います、 「フォルマー王、私はあなたを愛しています!」 今、私はあなたに初めてキスをして あなたを腕で抱きしめます。 そしてあなたは話します、それは以前にも私が言ったことだと そして私のキスがあなたに贈られるごとに 私は話します「王様は道化、 過ぎたつまらないことに思いを馳せていた(道化)」 そしてあなたは言う「そう私はそのような道化だ」 だから私は話す「王様の言っていることは正しい」 しかしあなたは言う「違う、そうではない」 それで私は話す「王様は悪い」 なぜなら、私は私の全ての薔薇をキスで枯らしてしまったから 私があなたに思いを馳せていた間に。 ヴァルデマー 今は真夜中、 そして祝福されない種族達が 忘れられ崩れ落ちた墓々から起き上がる、 彼らは憧憬の眼差しを 城のろうそくと小屋の明かりに向ける。 風はさげすむように 彼ら(不吉な種族)の上低く ハープの音とグラスの音、 そして愛の歌を震わせる。 そして彼らは消滅しつつ喘ぐ、 「我らの時は終わった」 私の頭は生きている波の上で揺れ動き、 私の手は一つの心臓の鼓動を聞く。 灼熱のキスの紫雨が私の上を 命に燃えくすぶりながら流れ下る、 そして私は叫ぶ 「今こそ私の時だ」 しかし時は過ぎ、 私は真夜中の時間に向けて いずれ死んだように 徘徊するだろう、 私はきつく骸布を身にまとい 冷たい風に向かって さらに深夜の月光の中を忍び歩くだろう 重たい十字架の墓標に 苦痛で縛られ 愛するあなたの名前を 地面の中へ刻み、 沈み、喘ぐだろう、 「我らの時は終わった」 トーヴェ あなたは私に愛の眼差しを送り 目を落とす、 その眼差しは私の手の中であなたの手を加圧するが、 圧力は消え去る、 しかし愛を呼び起こすキスとして あなたは私のつないだ手を私の唇にあてがう。 あなたはそれでも死の意志を嘆くことができるだろうか、 もし燃え上がるキスのように 眼差しが燃え上がりうるとしたら? 天上の輝く星々は もちろん夜明けと供に色あせていく、 それでもそれら(星々)は 永遠の絢爛の中で夜ごと新たに燃え上がる。 死は短い、 黄昏から黄昏への 静かなまどろみと同じように。 そしてあなたが目覚めると、 ベッドの上のあなたの隣で 新たな美の中に あなたは 若い花嫁が光り輝いているのを見る。 だから金の杯を 飲み干しましょう 強力に美化された死のために。 なぜなら、私たちは微笑みのように 墓に入るのだから、 祝福されたキスの中で息を引き取りつつ。 ヴァルデマー 汝、妙なるトーヴェよ! あなたのおかげで私はこんなにも満ち足りている、 これ以上私自身の要望は何一つない、 胸はこんなにも軽く、 私の思考はこんなにも明瞭、 魂の上には覚醒している平穏。 私の中はとても静かだ、 とても不思議に静かだ。 唇の上に言葉は橋を架けて留まる、 でも、それ(言葉)は再度休息へと沈んでいく。 なぜなら私にとって、 あなたの心臓の鼓動は 私の胸の中で打っているかのようで、 あなたの胸が 私の呼吸を起こしているかのようであるから。 そして私たちの思いが生じて 一緒に雲のように流れていくのを私は見る、 出会って形を変え一つになり揺れ動く雲のように。 そして私の魂は静かで、 私はあなたの目を見て沈黙する、 汝、妙なるトーヴェよ。 オーケストラ間奏 森鳩の声 グレの鳩々よ!不安が私を苦しめる、 島の上を通ってこちらへくる道での不安が! みなさん来なさい!聞きなさい! トーヴェは死にました!彼女の目の上には夜、 王の昼(の光)だったその目に! 彼女の心臓は止まっている、 しかし王の心臓は激しく打っている、 死んだように、でも激しく! 波の上の小舟と同じくらい奇妙に、 波を受けるのに 甲板が忠実にも折れ曲がって(耐えて)いる時に、 舵手は深い海草に巻き込まれて死んで横たわっている そんな小舟と同じくらい奇妙に。 道がなくて 誰も彼ら(王とトーヴェ)に知らせを届けられない。 彼らの思いは寄り添って滑っていく 二本の流れのようだった。 トーヴェの思いは今どこを流れているのだろう? 王の思いは奇妙に曲がりくねりながら流れ去り、 トーヴェの思いを探すが 見つからない。 私は遠くまで飛び、嘆きを探し、たくさん見つけた! 私は王の肩の上の棺を見た、 ヘニンクがそれ(棺)を支えていた、 暗い夜だった、 ただ一つの松明だけが道を照らしていた、 復讐心に燃えた王妃が、 それ(松明)を高いバルコニーの上で持っていた。 彼女が流したくなかった涙が、 目に光っていた。 私は遠くまで飛び、嘆きを探し、たくさん見つけた! 私は農夫の胴着で 棺を運ぶ王を見た。 頻繁に彼(王)を戦場に運んだ彼の軍馬が、 棺を引いていた。 王の目は荒々しく見つめていた、 一つの視線を求めて、 奇妙に王の心は一つの言葉に 耳を澄ましていた。 ヘニンクは王に話しかけたが、 彼(王)は言葉と視線を求め続けた。 王はトーヴェの棺を開け、 唇を震わせながら見つめ耳を澄ます、 トーヴェは黙っている! 私は遠くまで飛び、嘆きを探し、たくさん見つけた 一人の僧が夕べの鐘を鳴らすために 引き綱を引こうとしていた、 でも彼は(棺を引く)御者を見て そして訃報を聞いた、 日は沈んでいった、 その間、弔いの鐘が鳴った。 私は遠くまで飛び、嘆きを探した、そして死も! ヘルヴィヒの鷹だった 残酷にも グレの鳩を引き裂いたのは! 第2部 ヴァルデマー 神よ、あなたは自分が何をしたかお分かりか、 小さなトーヴェを私から天にお召しになるとは? あなたは私が幸福を感じられる、 最後の砦から私を追い出した。 主よ、あなたは恥じらうべきだ、 しもべの唯一の羊を殺したことを! 神よ、私もまた一人の君主であり、 これは私の君主としての信念だが、 しもべから決して 最後の光まで奪ってはならない。 あなたは間違った道を選んだ、 それは君主ではなく、もはや暴君である! 神よ、あなたの天使達は いつもあなたを讃えて歌う、 でもあなたを非難することができる者が もっと必要ではなかろうか。 そして誰がそんなことをあえてしたがるだろうか? 主よ、あなたの宮廷道化たる帽子を私に被らせ給え! 第3部 ワイルドハント ヴァルデマー 目覚めよ、ヴァルテマー王の親愛なる家臣たちよ! 腰に錆びた剣を帯びよ、 教会の外で埃まみれの盾を取れ、 荒廃した建物に恐怖の色を塗れ。 お前たちの馬のために朽ちた死体を目覚めさせよ、 それら(馬)を黄金で飾り、横腹に拍車をかけよ、 お前たちはグレの街に召集されたのだ、 今日は死者達の遠出の日だ! 農夫 カタカタいってた棺の蓋がバタンと閉まり、 それは夜通し馬で走りながら重々しくやってくる。 芝生は丘から下までめくれ、 納骨堂には金のように澄んだ音が鳴り響く! 武器庫はカチャカチャガチャガチャ響き渡り、 古い道具を投げたり動かしたり、 教会の中庭では石がドタバタ、 ハイタカは塔と神社からザワザワと、 教会の門へ飛んでいく! 男声合唱 ホラー! 農夫 そこを通り過ぎた!急いで耳に覆いを! 私は急いで聖なる十字を3回切る 人と家と馬と牛のために、 私は3回キリストの名を呼ぶ、 そうすれば畑の種は守られて残る。 私は賢く体にも十字を切る、 主が聖創を負った部分に、 そうすれば私は夜の妖怪から守られる、 エルフの襲撃やトロルの危険からも。 最後にドアの前に鉄と石を置く、 そうすれば悪霊がドアから入って来られない。 ヴァルデマーの家臣達 ようこそ、おお王よ、グレの浜辺へ! さあ、島中で狩りをしましょう! ホラ!つるのない弓から矢を放つ、 中空の眼球と骨の手で、 鹿のシルエットを射る、 ホラ!その結果、傷から草の露が流れ出る。 ホラ!戦場の鴉たちが 我々に護衛を与える、 馬は王冠ブナの上をこえて走る、 ホラ!そう、我々は共有の伝説に則って狩りをする 毎夜最後の審判の日まで。 ホラ!ゆけ犬よ!ゆけ馬よ! 狩りの時間は少ししか続かない! ここにあの城がある、昔と同じように! ホラ!カラスムギ(ローケの燕麦)を痩せ馬に与えよ、 我々は過去の名声を糧として存在するつもりだ。 ヴァルデマー トーヴェの声で森はささやき、 トーヴェの目で海は見る、 トーヴェの微笑みで星は輝き、 トーヴェの胸の白雪のように雲は膨らむ。 感覚は彼女を捉えようと狩りをする、 思考は彼女の姿を求めて戦う。 しかし、トーヴェはここに、そしてトーヴェはあそこに、 トーヴェは遠くに、そしてトーヴェは近くに。 トーヴェ、あなたは魔法の力で 湖と森の絢爛にとらわれているのだろうか? 止まった心臓が膨らみ広がる、 トーヴェよ、トーヴェよ、ヴァルデマーはあなたを切望する! 道化のクラウス 「ウナギというのは珍しいトリだ、 ほとんど水中で暮らしていて、 でも時々月の光の所にやってきて 岸辺を旅行する」 これ(この歌)を私は主人の客達によく歌ったが、 今では自分自身に一番ぴったり当てはまる。 私は今、家を持っておらず、赤貧洗うがごとしだ、 だから誰も招待しなかったし、散財も大騒ぎもしなかった、 にもかかわらず、厚かましい野郎がいつも私を消耗させる、 それ(野郎)に関して私は何も提供することができない、 したいしたくないは関係ない、 それでも、私は夜の平穏を与える、 その理由を教えることができる人に、 なぜ私が毎晩、池の岸辺を ぐるぐる回らなければならないのか。 パレ・グロープとエリック・パーもそれをしている それについては以下のように理解している、 彼らは報償にふさわしくないからだと、 彼らは地獄に来て、馬に乗りながらでも サイコロを振っている、 (地獄の)かまどから離れた一番涼しい場所を賭けて。 そして、気が触れた王が、 フクロウ達の嘆き声とともに、 いつも彼女の名前を呼ぶ、 もう死んでからずいぶん経つのに、 それと、この人(王)は 法的規制のもとで狩りをして当然だし、しなくてはならない。 なぜなら、彼は非常に残酷だったから、 用心に値したし 危険に備えて目を開いておくに値した、 月のむこうのあちら側の偉大な統治(天国)のもとでは 彼自身が宮廷道化であった。 でも私クラウス・ナル(道化)・フォン・ファールムは、 私は以下のことについてそれ(統治)を信用していた、 墓の中では人は完全な安息を持つであろうと、 精神は塵の傍らに留まり、 そこで平和に自分の営みを成すであろうと、 静かに大宮廷祭に集まるだろうと、 そこでは兄王クヌートの言うように トロンボーンが鳴り、 そこでは我々善人が機嫌よく 罪人を鶏みたいに食う、 ああ、私は馬に乗って(現在)疾走している、 馬の鼻を尻尾の方に回したままで、 激しい疾走に死ぬほど疲れながら、(こんなことになるなら) 間に合っていれば、私は自分で首をつっておけばよかった。 しかし最後にはどんなに甘い味を味わうだろう、 その後天国に移動できるなら! 確かに私の罪の登録簿は厚いかもしれない、 しかしその(登録簿の)ほとんどを駄弁って逃れてやる! 裸の真実に服を着せたのは誰だ? そのために遺憾ながら殴られたのは誰だ? そうだ、もしまだ正義が存在するなら、 私は天国のバンガローに入れるに違いない… なあ、そしたら神さま自身にも恩寵があるかも。 ヴァルデマー 天上の強き裁き主よ、 あなたは私の苦痛を笑っている、 でもいずれ肉体の復活の際には よく肝に銘じておきなさい、 私とトーヴェは一体である。 我々の魂もちぎれることはない、 私が地獄、彼女が天国へと(ちぎれることはない)、 なぜならば、さもないと私は力を獲得するから、 あなたの天使の警備を打ち砕き そして私の軍勢とともに 天国に突入する(力を)。 ヴァルデマーの家臣達 雄鶏が鶏声をあげるために頭をもたげ、 すでに暁をくちばしに持っている、 そして我々の剣からは 赤さびた朝露がしたたり落ちる。 時は終わった! 墓が口を開けて呼んでいる、 大地は嫌光性の(闇の)神秘を飲み込む。 (みなさん)沈みなさい! 沈みなさい! 生がやってくる、力と輝きとともに、 行為と拍動する心臓とともに、 そして我々は死のものである、 不安と死の、 苦痛と死の、 墓の中へ!墓の中へ!夢を身ごもった安息へ おお、私たちが安らかに眠れますように! 夏風のワイルドハント オーケストラ前奏 話し手 アカザ、オシヒバの紳士淑女諸君、 急いで身をすくめなさい、 夏風のワイルドハントが始まるから 葦林の外では 蚊が心配げに飛び、 湖の中に風はその銀の痕跡を刻んだ。 みなさんがこれまで考えたこともなかったひどいことが起こる フゥ!ブナの葉がなんと恐ろしく笑い声を上げていることか! こちらには赤い炎をあげる聖なるホタル、 そして牧草地の濃い霧、 青白い死の影! 何という波と振動! 何という戦闘と歌 風は嫌悪感の中で(穀物の)穂の中へ打ちつける。 その結果、穀物畑は音を立てて揺れる。 蜘蛛は長い脚で糸をこすり、 苦労して張った網は引き裂かれる。 露は谷へ音を立てて流れ、 星々は同時に現れたり消えたりし、 蝶は逃げて茂みを通ってカサカサ音を立て、 蛙は湿った隠れ家の方へ跳ねていく。 静まれ!ただ風は何がしたいというのだろう? 彼(風)が枯れ葉をひっくり返すとき、 彼はあまりに早く終わってしまった何かを探しているのだ、 それは春の青白い花びら、 地上のはかない夏の夢、 それらはとうの昔に塵になっている! しかしあちらの上方、木々の上で 彼はより明るい場所で揺れ動いている、 なぜなら、上のその場所では、極繊細な夢のような 花々が存在するに違いないと彼は思うから! そして不思議な音とともに 花の葉の冠の中で 彼はほっそりした美女達に再び挨拶する。 見て!いまもまたそれが通り過ぎた。 風通しのよい小道の上を彼は自由に 湖の光る鏡(水面)へ渦巻いていく、 そしてそこでは波の終わらない踊りの中で、 青白い星々の反射の中で 彼は穏やかにゆりかごに揺られている。 その場所はなんと静かになったことだろう! ああ、それは明るく澄んでいた! おお、花の萼から飛び出せ小さなてんとうむし、 そしてあなたの美しい恋人に 生命と日光を求めなさい。 すでに波が岩礁で踊っている、 すでに色を帯びたかたつむりが草を這っている、 今や森の鳥の群れも活動している、 花はその巻き毛から露を振り落とし 太陽(が出てくるの)を見張っている。 目覚めなさいあなたたち花々よ、歓喜に。 混声合唱 (あなたたち)見なさい、 地平線の彩り鮮やかな太陽を 東方であなたたちに朝の夢が挨拶している。 それ(太陽)は満ちた夜の中から 微笑みながら昇ってくる、 明るい額から飛翔させる 光線の絢爛な巻き毛。 (シュトラーレン・ロッケンプラハト) I. TEIL ORCHESTER-VORSPIEL WALDEMAR Nun dämpft die Dämm rung jeden Ton Von Meer und Land, Die fliegenden Wolken lagerten sich Wohlig am Himmelsrand. Lautloser Friede schloss dem Forst Die luftigen Pforten zu, Und des Meeres klare Wogen Wiegten sich selber zur Ruh. Im Westen wirft die Sonne Von sich die Purpurtracht Und träumt im Flutenbette Des nächsten Tages Pracht. Nun regt sich nicht das kleinste Laub In des Waldes prangendem Haus, Nun tönt auch nicht der leiseste Klang, Ruh aus, mein Sinn, ruh aus! Und jede Macht ist versunken In der eignen Träume Schoss, Und es treibt mich zu mir selbst zurück, Stillfriedlich, sorgenlos. TOVE O, wenn des Mondes Strahlen leise gleiten, Und Friede sich und Ruh durchs All verbreiten, Nicht Wasser dünkt mich dann des Meeres Raum, Und jener Wald scheint nicht Gebüsch und Baum. Das sind nicht Wolken, die den Himmel schmücken, Und Tal und Hügel nicht der Erde Rücken, Und Form und Farbenspiel, nur eitle Schäume, Und alles Abglanz nur der Gottesträume. WALDEMAR Ross! Mein Ross! Was schleichst du so träg! Nein, ich seh s, es flieht der Weg Hurtig unter der Hufe Tritten. Aber noch schneller musst du eilen, Bist noch in des Waldes Mitten, Und ich wähnte, ohn Verweilen Sprengt ich gleich in Gurre ein. Nun weicht der Wald, schon seh ich dort die Burg, Die Tove mir umschliesst, Indes im Rücken uns der Forst Zu finstrem Wall Zusammenfliesst; Aber noch weiter jage du zu! Sieh! Des Waldes Schatten dehnen Über Flur sich weit und Moor! Eh sie Gurres Grund erreichen, Muss ich stehn vor Toves Tor. Eh der Laut, der jetzo klinget, Ruht, um nimmermehr zu tönen, Muss dein flinker Hufschlag, Renner, Über Gurres Brücke dröhnen; Eh das welke Blatt--dort schwebt es--, Mag herab zum Bache fallen, Muss in Gurres Hof dein Wiehern Fröhlich widerhallen... Der Schatten dehnt sich, der Ton verklingt, Nun falle, Blatt, magst untergehn Volmer hat Tove gesehn! TOVE Sterne jubeln, das Meer, es leuchtet, Presst an die Küste sein pochendes Herz, Blätter, sie murmeln, es zittert ihr Tauschmuck, Seewind umfängt mich in mutigem Scherz, Wetterhahn singt, und die Turmzinnen nicken, Burschen stolzieren mit flammenden Blicken, Wogende Brust voll üppigen Lebens Fesseln die blühenden Dirnen vergebens, Rosen, sie mühn sich, zu spähn in die Ferne, Fackeln, sie lodern und leuchten so gerne, Wald erschliesst seinen Bann zur Stell , Horch, in der Stadt nun Hundegebell. Und die steigenden Wogen der Treppe Tragen zum Hafen den fürstlichen Held, Bis er auf alleroberster Staffel Mir in die offenen Arme fällt. WALDEMAR So tanzen die Engel vor Gottes Thron nicht, Wie die Welt nun tanzt vor mir. So lieblich klingt ihrer Harfen Ton nicht, Wie Waldemars Seele dir. Aber stolzer auch sass neben Gott nicht Christ Nach dem harten Erlösungsstreite, Als Waldemar stolz nun und königlich ist An Tovelilles Seite. Nicht sehnlicher möchten die Seelen gewinnen Den Weg zu der Seligen Bund, Als ich deinen Kuss, da ich Gurres Zinnen Sah leuchten vom Oeresund. Und ich tausch auch nicht ihren Mauerwall Und den Schatz, den treu sie bewahren, Für Himmelreichs Glanz und betäubenden Schall Und alle der heiligen Scharen! TOVE Nun sag ich dir zum ersten Mal "König Volmer, ich liebe dich!" Nun küss ich dich zum erstenmal, Und schlinge den Arm um dich. Und sprichst du, ich hätt es schon früher gesagt Und je meinen Kuss dir geschenkt, So sprech ich "Der König ist ein Narr, Der flüchtigen Tandes gedenkt." Und sagst du "Wohl bin ich solch ein Narr", So sprech ich "Der König hat recht"; Doch sagst du "Nein, ich bin es nicht", So sprech ich "Der König ist schlecht." Denn all meine Rosen küsst ich zu tot, Dieweil ich deiner gedacht. WALDEMAR Es ist Mitternachtszeit, Und unsel ge Geschlechter Stehn auf aus vergessnen, eingesunknen Gräbern, Und sie blicken mit Sehnsucht Nach den Kerzen der Burg und der Hütte Licht. Und der Wind schüttelt spottend Nieder auf sie Harfenschlag und Becherklang Und Liebeslieder. Und sie schwinden und seufzen "Unsre Zeit ist um." Mein Haupt wiegt sich auf lebenden Wogen, Meine Hand vernimmt eines Herzens Schlag, Lebenschwellend strömt auf mich nieder Glühender Küsse Purpurregen, Und meine Lippe jubelt "Jetzt ist s meine Zeit!" Aber die Zeit flieht, Und umgehn werd ich Zur Mitternachtsstunde Dereinst als tot, Werd eng um mich das Leichenlaken ziehn Wider die kalten Winde Und weiter mich schleichen im späten Mondlicht Und schmerzgebunden Mit schwerem Grabkreuz Deinen lieben Namen In die Erde ritzen Und sinken und seufzen "Unsre Zeit ist um!" TOVE Du sendest mir einen Liebesblick Und senkst das Auge, Doch der Blick presst deine Hand in meine, Und der Druck erstirbt; Aber als liebeweckenden Kuss Legst du meinen Händedruck mir auf die Lippen. Und du kannst noch seufzen um des Todes willen, Wenn ein Blick auflodern kann Wie ein flammender Kuss? Die leuchtenden Sterne am Himmel droben Bleichen wohl, wenn s graut, Doch lodern sie neu jede Mitternachtszeit In ewiger Pracht.-- So kurz ist der Tod, Wie ruhiger Schlummer Von Dämm rung zu Dämm rung. Und wenn du erwachst Bei dir auf dem Lager In neuer Schönheit Siehst du strahlen Die junge Braut. So lass uns die goldene Schale leeren Ihm, dem mächtig verschönenden Tod Denn wir gehn zu Grab Wie ein Lächeln, ersterbend Im seligen Kuss! WALDEMAR Du wunderliche Tove! So reich durch dich nun bin ich, Dass nicht einmal mehr ein Wunsch mir eigen. So leicht meine Brust, Mein Denken so klar, Ein wacher Frieden über meiner Seele. Es ist so still in mir, So seltsam stille. Auf der Lippe weilt brückeschlagend das Wort, Doch sinkt es wieder zur Ruh. Denn mir ist s, als schlüg in meiner Brust Deines Herzens Schlag, Und als höbe mein Atemzug, Tove, deinen Busen. Und unsre Gedanken seh ich Entstehn und zusammengleiten. Wie Wolken, die sich begegnen, Und vereint wiegen sie sich in wechselnden Formen. Und meine Seele ist still, Ich seh in dein Aug und schweige, Du wunderliche Tove. ORCHESTER-ZWISCHENSPIEL STIMME DER WALDTAUBE Tauben von Gurre! Sorge quält mich, Vom Weg über die Insel her! Kommet! Lauschet! Tot ist Tove! Nacht auf ihrem Auge, Das der Tag des Königs war! Still ist ihr Herz, Doch des Königs Herz schlägt wild, Tot und doch wild! Seltsam gleichend einem Boot auf der Woge, Wenn der, zu dess Empfang Die Planken huldigend sich gekrümmt, Des Schiffes Steurer tot liegt, Verstrickt in der Tiefe Tang. Keiner bringt ihnen Botschaft, Unwegsam der Weg. Wie zwei Ströme waren ihre Gedanken, Ströme gleitend Seit an Seite. Wo strömen nun Toves Gedanken? Die des Königs winden sich seltsam dahin, Suchen nach denen Toves, Finden sie nicht. Weit flog ich, Klage sucht ich, fand gar viel! Den Sarg sah ich auf Königs Schultern, Henning stützt ihn; Finster war die Nacht, eine einzige Fackel Brannte am Weg; Die Königin hielt sie, hoch auf dem Söller, Rachebegierigen Sinns. Tränen, die sie nicht weinen wollte, Funkelten im Auge. Weit flog ich, Klage sucht ich, fand gar viel! Den König sah ich, mit dem Sarge fuhr er, Im Bauernwams. Sein Streitross, das oft zum Sieg ihn getragen, Zog den Sarg. Wild starrte des Königs Auge, suchte Nach einem Blick, Seltsam lauschte des Königs Herz Nach einem Wort. Henning sprach zum König, Aber noch immer suchte er Wort und Blick. Der König öffnet Toves Sarg, Starrt und lauscht mit bebenden Lippen, Tove ist stumm! Weit flog ich, Klage sucht ich, fand gar viel! Wollt ein Mönch am Seile ziehn, Abendsegen läuten; Doch er sah den Wagenlenker Und vernahm die Trauerbotschaft Sonne sank, indes die Glocke Grabgeläute tönte. Weit flog ich, Klage sucht ich und den Tod! Helwigs Falke War s, der grausam Gurres Taube zerriss! II. TEIL WALDEMAR Herrgott, weisst du, was du tatest, Als klein Tove mir verstarb? Triebst mich aus der letzten Freistatt, Die ich meinem Glück erwarb! Herr, du solltest wohl erröten Bettlers einz ges Lamm zu töten! Herrgott, ich bin auch ein Herrscher, Und es ist mein Herrscherglauben Meinem Untertanen darf Ich nie die letzte Leuchte rauben. Falsche Wege schlägst du ein Das heisst wohl Tyrann, nicht Herrscher sein! Herrgott, deine Engelscharen Singen stets nur deinen Preis, Doch dir wäre mehr vonnöten Einer, der zu tadeln weiss. Und wer mag solches wagen? Lass mich, Herr, die Kappe deines Hofnarr n tragen! III. TEIL DIE WILDE JAGD WALDEMAR Erwacht, König Waldemars Mannen wert! Schnallt an die Lende das rostige Schwert, Holt aus der Kirche verstaubte Schilde, Gräulich bemalt mit wüstem Gebilde. Weckt eurer Rosse modernde Leichen, Schmückt sie mit Gold, und spornt ihre Weichen Nach Gurrestadt seid ihr entboten, Heute ist Ausfahrt der Toten! BAUER Deckel des Sarges klappert und klappt, Schwer kommt s her durch die Nacht getrabt. Rasen nieder vom Hügel rollt, Über den Grüften klingt s hell wie Gold. Klirren und Rasseln durchs Rüsthaus geht, Werfen und Rücken mit altem Gerät, Steinegepolter am Kirchhofrain, Sperber sausen vom Turm und schrei n, Auf und zu fliegt s Kirchentor. MÄNNERCHOR Holla! BAUER Da fährt s vorbei! Rasch die Decke übers Ohr! Ich schlage drei heilige Kreuze geschwind Für Leut und Haus, Ross und Rind; Dreimal nenn ich Christi Namen, So bleibt bewahrt der Felder Samen. Die Glieder noch bekreuz ich klug, Wo der Herr seine heiligen Wunden trug, So bin ich geschützt vor der nächtlichen Mahr, Vor Elfenschuss und Trolls Gefahr. Zuletzt vor die Tür noch Stahl und Stein, So kann mir nichts Böses zur Tür herein. WALDEMARS MANNEN Gegrüsst, o König, an Gurre-Seestrand! Nun jagen wir über das Inselland, Holla! Vom stranglosen Bogen Pfeile zu senden, Mit hohlen Augen und Knochenhänden, Zu treffen des Hirsches Schattengebild, Holla! Dass Wiesentau aus der Wunde quillt. Holla! Der Wallstatt Raben Geleit uns gaben, Über Buchenkronen die Rosse traben. Holla! So jagen wir nach gemeiner Sag Eine jede Nacht bis zum jüngsten Tag. Holla! Hussa Hund! Hussa Pferd! Nur kurze Zeit das Jagen Währt! Hier ist das Schloss, wie einst vor Zeiten! Holla! Lokes Hafer gebt den Mähren, Wir wollen vom alten Ruhme zehren. WALDEMAR Mit Toves Stimme flüstert der Wald, Mit Toves Augen schaut der See, Mit Toves Lächeln leuchten die Sterne, Die Wolke schwillt wie des Busens Schnee. Es jagen die Sinne, sie zu fassen, Gedanken kämpfen nach ihrem Bilde. Aber Tove ist hier und Tove ist da, Tove ist fern und Tove ist nah. Tove, bist du s, mit Zaubermacht Gefesselt an Sees und Waldespracht? Das tote Herz, es schwillt und dehnt sich, Tove, Tove, Waldemar sehnt sich nach dir! KLAUS-NARR "Ein seltsamer Vogel ist so n Aal, Im Wasser lebt er meist, Kommt doch bei Mondschein dann und wann Ans Uferland gereist." Das sang ich oft meines Herren Gästen, Nun aber passt s auf mich selber am besten. Ich halte jetzt kein Haus und lebe äusserst schlict Und lud auch niemand ein und prasst und lärmte nicht, Und dennoch zehrt an mir manch unverschämter Wicht, Drum kann ich auch nichts bieten, Ob ich will oder nicht, Doch--dem schenk ich meine nächtliche Ruh, Der mir den Grund kann weisen, Warum ich jede Mitternacht Den Tümpel muss umkreisen. Dass Palle Glob und Erik Paa Es auch tun, das versteh ich so Sie gehörten nie zu den Frommen; Jetzt wüfeln sie, wiewohl zu Pferd, Um den kühlsten Ort, weit weg vom Herd, Wenn sie zur Hölle kommen. Und der König, der von Sinnen stets, Sobald die Eulen klagen, Und stets nach einem Mädchen ruft, Das tot seit Jahr und Tagen, Auch dieser hat s verdient Und muss von Rechtes wegen jagen. Denn er war immer höchst brutal, Und Vorsicht galt es allemal Und offnes Auge für Gefahr, Da er ja selber Hofnarr war Bei jener grossen Herrschaft überm Monde. Doch dass ich, Klauss Narr von Farum, Ich, der glaubte, dass im Grabe Man vollkomm ne Ruhe habe, Dass der Geist beim Staube bleibe, Friedlich dort sein Wesen treibe, Still sich sammle für das grosse Hoffest, wo, wie Bruder Knut Sagt, ertönen die Posaunen, Wo wir Guten wohlgemut Sünder speisen wie Kapaunen.-- Ach, dass ich im Ritte rase, Gegen den Schwanz gedreht die Nase, Sterbensmüd im wilden Lauf, Wär s zu spät nicht, ich hinge mich auf. Doch o wie süss soll s schmecken zuletzt, Werd ich dann doch in den Himmel versetzt! Zwar ist mein Sündenregister gross, Allein vom meisten schwatz ich mich los! Wer gab der nackten Wahrheit Kleider? Wer war dafür geprügelt leider? Ja, wenn es noch Gerechtigkeit gibt, Dann muss ich eingehn in Himmelsgaden... Na, und dann mag Gott sich selber gnaden. WALDEMAR Du strenger Richter droben, Du lachst meiner Schmerzen, Doch dereinst, beim Auferstehn des Gebeins Nimm es dir wohl zu Herzen Ich und Tove, wir sind eins. So zerreiss auch unsre Seele nie, Zur Hölle mich, zum Himmel sie, Denn sonst gewinn ich Macht, Zertrümmre deiner Engel Wacht Und sprenge mit meiner wilden Jagd Ins Himmelreich ein. WALDEMARS MANNEN Der Hahn erhebt den Kopf zur Kraht, Hat den Tag schon im Schnabel, Und von unsern Schwertern trieft Rostgerötet der Morgentau. Die Zeit ist um! Mit offnem Munde ruft das Grab, Und die Erde saugt das lichtscheue Rätsel ein. Versinket! Versinket! Das Leben kommt mit Macht und Glanz, Mit Taten und pochenden Herzen, Und wir sind des Todes, Der Sorge und des Todes, Des Schmerzes und des Todes. Ins Grab! Ins Grab! Zur träumeschwanger n Ruh. O, könnten in Frieden wir schlafen! DES SOMMERWINDES WILDE JAGD ORCHESTER-VORSPIEL SPRECHER Herrn Gänsefuss, Frau Gänsekraut, nun duckt euch nur geschwind, Denn des sommerlichen Windes wilde Jagd beginnt. Die Mücken fliegen ängstlich aus dem schilfdurchwachsnen Hain, In den See grub der Wind seine Silberspuren ein. Viel schlimmer kommt es, als ihr euch nur je gedacht; Hu wie s schaurig in den Buchenblättern lacht! Das ist Sankt Johanniswurm mit der Feuerzunge rot, Und der schwere Wiesennebel, ein Schatten bleich und tot! Welch Wogen und Schwingen! Welch Ringen und Singen! In die Ähren schlägt der Wind in leidigem Sinne, Dass das Kornfeld tönend bebt. Mit den langen Beinen fiedelt die Spinne, Und es reisst, was sie mühsam gewebt. Tönend rieselt der Tau zu Tal, Sterne schiessen und schwinden zumal Flüchtend durchraschelt der Falter die Hecken, Springen die Frösche nach feuchten Verstecken. Still! Was mag der Wind nur wollen? Wenn das welke Laub er wendet, Sucht er, was zu früh geendet Frühlings blauweisse Blütensäume, Der Erde flüchtige Sommerträume-- Längst sind sie Staub! Aber hinauf, über die Bäume Schwingt er sich nun in lichtere Räume, Denn dort oben, wie Traum so fein, Meint er, müssten die Blüten sein! Und mit seltsamen Tönen In ihres Laubes Kronen Grüsst er wieder die schlanken schönen. Sieh! Nun ist auch das vorbei, Auf luftigem Steige wirbelt er frei Zum blanken Spiegel des Sees, Und dort, in der Wellen unendlichem Tanz, In bleicher Sterne Widerglanz Wiegt er sich friedlich ein. Wie stille ward s zur Stell ! Ach, war das licht und hell! O schwing dich aus dem Blumenkelch, Marienkäferlein, Und bitte deine schöne Frau um Leben und Sonnenschein! Schon tanzen die Wogen am Klippenecke, Schon schleicht im Grase die bunte Schnecke. Nun regt sich Waldes Vogelschar, Tau schüttelt die Blume vom lockigen Haar Und späht nach der Sonne aus. Erwacht, erwacht, ihr Blumen, zur Wonne! GEMISCHTER CHOR Seht die Sonne, Farbenfroh am Himmelssaum, Östlich grüsst ihr Morgentraum! Lächelnd kommt sie aufgestiegen Aus den Fluten der Nacht, Lässt von lichter Stirne fliegen Strahlenlockenpracht! (Text Jens-Peter Jacobsen) Schönberg,Arnold/Gurre-Lieder
https://w.atwiki.jp/oper/pages/3329.html
第三幕 第一場 (城<砦>の庭。片側には背の高い城が見え、もう一方には低い塀があるが、途中からは見張り台に隠れて見えない。後方には城門がある。城は丘の上にあるように感じられる。ところどころの隙間から海と地平線が見える。あたりには人が住んでいないようすが漂い、庭は手入れがされておらず、あちこち傷んでいたり、あるいは草がはびこったりしている。舞台前方、真ん中あたりにトリスタンが寝椅子に横たわり、大きなリンデの木の影に包まれて眠っているが、まるで死人のように見える。枕元にはクルヴェナールが座り、悲しみを堪えながら気づかわしげに息を窺っている。幕が開くと、外から羊飼いがシャルマイで吹く、憧れに満ちた悲しげなメロディーが聞こえてくる。そのうち羊飼い自身が姿を現し、塀の上から頭を出して、心配そうに中をのぞき込む。) 羊飼い (小声で) クルヴェナール、 おい、クルヴェナール! 聞こえてないのかい? (クルヴェナールはほんのわずか彼のほうに向く) まだお目覚めじゃないのか? クルヴェナール (悲しそうに頭を振り) 目が覚めた時には きっとこの世から永久に おさらばする時だろうよ。 たった一人、 救うことのできるあの婦人が 来てくだされば話は別だが・・・ 何も見えないか? 海に船は? 羊飼い もし見えたら 別の曲を吹くさ、 できるだけ楽しいのをね。 でも、頼むから 教えてくれよ、 いったいあの方はどうしちまったんだい? クルヴェナール それは聞くな。 言えやしないよ。 さあ、よく見ていて、 もし船が見えたら、 思いっきり楽しいのをやってくれ! (羊飼いは後ろを振り返り、目の上に手をかざして海のほうをうかがう。) 羊飼い 海は寂しいくらい人気がない! (彼はシャルマイを口に当て、吹きながら去っていく。) トリスタン (身動きしないまま、陰鬱な声で) 懐かしい曲だな・・・ どうして僕を起こすの? クルヴェナール (驚いて飛び上がり) 今のは? トリスタン (目を開けて、ほんのわずか頭を動かす) ここはどこ? クルヴェナール ああ、この声! 彼の声だ! トリスタン! 我が英雄、大事なトリスタン! トリスタン (つらそうに) 誰なの? クルヴェナール ああ、やっと!やっと目が覚めた! 生きていたんだな! 大切な命が またきみに宿ったのだ! トリスタン (少し起き上がって、弱々しく) クルヴェナール、きみかい? 僕、どこにいたの? ここはどこ? クルヴェナール ここがどこかって? 安全で平和だから安心していいぜ。 ここはカレオールさ。 先祖のお城に 見覚えはないかい? トリスタン 僕の先祖? クルヴェナール 周りを見てごらん! トリスタン さっきの曲は? クルヴェナール 羊飼いが吹いている 曲が聞こえてきたんだ。 丘を下ったところで、 きみの羊を世話してくれている。 トリスタン 僕の羊? クルヴェナール そうだとも! ここはきみの家だよ、 城も庭もぜんぶきみのものだ! 民衆は皆 大切な主人を想って、 できるかぎりきちんと この城を手入れしてくれていたのさ。 英雄のきみが 人々に財産を 明け渡して 異国へ赴いて以来、 ずっとね。 トリスタン どの異国のこと? クルヴェナール どこも何もコーンウォールに決まってるじゃないか! 英雄トリスタンとして、 勇敢に元気よく、 名声も宝もほしいままに 輝いてたんだぜ! トリスタン ここはコーンウォールなんだね? クルヴェナール おいおい、違うって。カレオールだってば! トリスタン どうやってここに来たの? クルヴェナール どうやってだって?聞いてあきれるな。 馬に乗ってきたんじゃないんだ。 小舟で運ばれてきたんだよ。 だが、小舟からここまで来るときは 私が肩に乗せて 連れてきたんだぜ。この幅の広い肩に担いでね。 そうやって今ここにいるわけさ。 さあ、ここは故郷だ、故郷に帰ったんだ。 ここがきみのほんとうの国、 ふるさとだ。 自分の牧場と喜びに包まれ、 懐かしい太陽の光を浴びながら、 死の傷を治し、 元気になってくれ。 (彼はトリスタンの胸に身を寄せる。) トリスタン (ちょっと黙っていてから) そう思うの? 僕は違うことを考えていた。 きみには言えないけど・・・。 目を覚ましたところに 僕はいなかったんだ。 どこにいたかは 話せない。 太陽は見なかったし、 国も民衆も見なかった。 でも、僕が何を見たか、 きみには分かるはずもない。 僕がいたのは、 かつていたところで、 今から行く場所なんだ。 夜の世界の 広々とした王国。 そこではたったひとつのもの、 神々しいまでの 永遠の忘却だけが、 僕たちのものになる。 あの感覚はどこに消えてしまったんだろう? 憧れに満ちた想いが また新たに 昼の光の中へと 僕を駆り立てる。 たった一つ僕に残された 身を焦がすような愛が 死の喜びから離れて、 光へと追い立てる。 だって、あのいやな黄金色の光が まだイゾルデを照らしているんだから! (クルヴェナールはぞっとして顔を覆う。トリスタンはだんだんと体を起こす。) イゾルデがまだ 光の国にいるんだ! 昼の明かりの中に まだイゾルデがいる! ああ、憧れのあまり胸がつまりそうだ! ああ、不安でどうかなりそう! 彼女に会えたら! どうしても会いたい! 死の扉は 僕の後ろで、 音を立てて 閉まったんだ。 そうしたらまた 太陽の光が 無理にドアを開けて、 輝きだしたんだ。 だから僕はまた目を開いて、 夜から浮かび上がらなければならなかった、 あの人を捜さなくては。 あの人に会って、 彼女を見つけたら、 一つの存在になって、 共に死ぬんだ。 愛するには、共に消えることしか トリスタンには許されない。 ああ、どうしよう。昼が 青ざめ、苦しむ僕を 見張って、 脅しをかけてくる。 太陽がぎらぎらと 欺くような光で 妄想と偽りを 僕に見せつける! 昼なんか大嫌いだ! 光がうっとうしい! いったいいつまで 僕を苦しめるんだ! いつまでこの明るさは 居座るんだろう。 夜を遠ざけて、 僕を彼女から引き離すの? ああ、イゾルデ、 僕の愛しい人! いつになったら、 ああ、いつになったら 松明を消してくれるの? 僕に幸せをもたらしてくれるのはいつなの? あの明かり・・・あれはいつ消えるんだろう。 (疲れ切って、そっと倒れこむ) 夜はまだ来ないんだろうか。 クルヴェナール (ひどくショックを受けて、愕然としていたが、何とか気を取り直し) かつてきみに忠誠を尽くそうとして イゾルデさまに逆らったが、 今はきみと同じ気持ちだ。 きみと同じように私も待っているんだ。 いいか、よく聞いてくれ。 きみは彼女に会えるんだぜ、 今日、まさにここでね。 会えると思ったら気が楽になるだろう? もし生きておいでならの話だが。 トリスタン (弱々しく) まだ明かりはついているよ。 夜になっていない。 イゾルデは生きてるし、起きている。 だって、彼女が僕を夜から呼び戻したんだ。 クルヴェナール 生きておいでなら、 希望はあるってことだ! クルヴェナールがばかに見えたとしても、 今日は叱らないでくれ。 あのメロート野郎から 傷つけられてからというもの、 きみはずっと 死んだように眠っていた。 この深い傷は どうやったら治るか。 私は頭は悪いが、 これは思いついた。 モロルトとの戦いで傷ついた時に 治してくれた人なら、 メロートの武器で受けた傷も 簡単に閉じることができるのではないか。 そのすばらしい医者が すぐに思い浮かんだ。 私はさっそくコーンウォールに 使者を送り、 忠実な男が海を越えて、 きみのもとにイゾルデを 連れて来るように計らったんだ。 トリスタン (我を忘れて) イゾルデが来てくれる! イゾルデが近づいてきてるんだ! (混乱したように言葉をつづける) 何て誠実な人!崇高で 優しい人! (クルヴェナールを引っぱり、抱きしめる) クルヴェナール、 きみはほんとうにいい友達だ! きみの揺るぎない忠誠に どう感謝していいか分からないよ。 戦う時はいつも 僕を守ってくれたし、 喜ぶ時も悩む時も きみはいつもいっしょだった。 僕が嫌いな人のことは、 きみも嫌いだった。 僕が好きな人のことは きみも好きでいてくれた。 僕は優しいマルケ王に 一生懸命仕えたが、 きみも黄金に勝る忠誠を王に捧げたんだ。 僕があの気高い王を 裏切ることになってしまった時は きみも喜んで僕に合わせてくれた。 きみはいつも自分のことなんか考えず、 僕のためばかり考えてくれてる。 僕が悩む時は きみもいっしょに悩んでくれるけど、 でも、僕のこの苦しみだけは どうしてもきみには分かってもらえない! 尋常ではない憧れが 僕を苛む。 思い焦がれて、 窒息しそうだ。 うまく伝えられたら きみは分かってくれるだろうに。 そうしたらこんなところにじっとしていないで、 見張り台に急いでくれるだろうに。 全神経を集中させて、 憧れを募らせながら じっと待ち続けてくれるはずだ。 船の帆が 風にそよいで、 僕のほうに来る! イゾルデは愛に胸を膨らませて、 僕のところに来てくれるんだ! ああ、近づいてきた! すごい速さだ! マストの帆が 風に吹かれてそよいでる。 船だ!船だ! もう着いたみたいだ! 見に行かないのか? (激しい口調で) クルヴェナール、見てくれないつもり? (クルヴェナールはトリスタンを置き去りにするのをためらい、トリスタンは無言の期待を込めて彼を見上げるが、その時幕開きの時のように羊飼いの笛が悲しげに響く。それははじめ近づいてきて、やがてまた遠くなる。) クルヴェナール (がっかりして) まだ船は来ていない! トリスタン (耳を澄ますうちに興奮が冷めていき、 悲しそうにまた口を開く) そう思うしかないんだね。 あの古くからの調べが 嘆きを歌っている。 僕が子どもの頃も、 夜のしじまをぬって あの不安な調べが響き、 父の死が告げられた。 ある時は朝焼けの時に、 もっと不安げなあの調べが響き、 子どもだった僕は 母の運命を知ったんだ。 父は僕をつくって死に、 母は僕を産んで、あの世に逝ってしまった。 あの古い調べは 不安な憧れを込めて 僕の両親のことを 歌い嘆き、 昔からの問いかけを 今なお僕に投げかける。 「僕に定められた運命は いったい何だったのか。 何のために生きているのか」と。 そしてあの調べは 僕に語りかけるんだ。 憧れ、死ぬように、と。 いや、ちがう!そうじゃない! そんな意味じゃないんだ! 憧れ!憧れ! 死につつも憧れるけど、 死に憧れているんじゃないんだ! 決して止むことのない憧れが 死の安らぎを求めて、 はるか遠くのあの人に 呼びかけている。 僕は死にかけた状態で ぐったりと小舟に横たわり、 傷から入った毒が 心臓に近づくのを感じていた。 その時もあの悲しい調べが 聞こえてきた。 風が帆をなびかせて、 舟はアイルランドに流れ着く。 あの人は僕の傷を 閉じてくれたが、 鋭い刃で 新しい傷をもたらした。 それなのに、彼女は 剣を下ろしてしまった。 あの人は毒の飲み物を 僕に渡し、 僕は苦しみから 解放されることを望んだのに、 この焦がれるような痛みが 増すだけだった。 死にきれないまま、 永遠に続く苦しみがはじまったんだ! あの飲み物! あの飲み物のせいだ! 心の奥底から脳にまで 迫ってくる! もう何も救ってはくれない、 死までもが僕を見放すんだ! 胸を焦がす苦しみから どうしても逃れられない。 どうしたら、どうしたら 安らぎを得られるんだろう。 夜が僕を昼へと 放り出して、 太陽が僕の苦しみを むさぼるんだ。 ああ、太陽が ぎらぎら輝いてる。 胸が燃え盛るように 苦しい。 太陽の熱が いっそう僕の身を焦がす。 どこか影があったら。 炎を静めることができたら! この胸を引き裂かれるような 苦しみは いったいどうしたら 癒されるんだろう? あの恐ろしい飲み物は 僕を苦しみへ追いやったけど、 でも、あれを作りだしたのは 僕自身なんだ! 父の苦しみと 母の痛み、 そして二人の 愛の涙、 笑いと悲しみ、 喜びと苦しみ、 その中から僕はあの薬の毒を 見つけたんだ! 僕が作り出して、 僕の中に流れ、 幸せな思いで 飲み干した。 あんな飲み物、消えてしまえ! 作り出した僕も消え失せればいい! (気を失って後ろに倒れる。) クルヴェナール (何とかトリスタンをなだめようとしていたが、ぞっとして悲鳴を上げる) トリスタン! ああ、どうしよう! 愛の騙りのせいだ! 恋の奴隷になってしまったのだ! 愛は世界で最も優しい存在なのに、 こんな苦しみが生まれるのか。 こうやって横になっている彼が・・・ 元は明るかったのに。 こんなに愛した人も、また愛された人もいない! かわいそうに、 あまりに激しく愛したから、 こんなことになってしまったのだ! (すすり泣きながら) もう死んでしまったのだろうか。 おい、生きてるか? もうだめなのか。 (彼の息をうかがう) よかった!まだ無事だ! 動いているし、生きている! (優しく) 唇が動いてるぞ。 トリスタン (徐々に意識を取り戻し) 船は?まだ見えないの? クルヴェナール 船だって?もちろんだぜ、 今日中には着くさ。 これ以上待っていられないじゃないか。 トリスタン イゾルデが船の上で、 手を振っている。 優しい表情を浮かべて、 償いの杯を飲んでいる。 見えるだろう? まだ見えないの? 幸せそうな表情で、 優しいけど毅然とした姿で、 海の上を 進んでくる。 輝く波を渡ってきた 彼女は 美しい花々の咲く 岸辺に着くんだ。 彼女はほほえみながら 僕を慰め、 最後のひと時を過ごすために 来てくれる。 ああ、イゾルデ! きみは何て美しいんだろう! クルヴェナール、きみ、 彼女が見えないのか? ぼんやりしないで、 見張り台に登ってみるんだ! 僕にはっきり見えているのに、 きみが分からないはずがない! 聞いてないのか? 早く見張り台に登って! 急いで! さっさと見てきてくれ! 船は?船は? イゾルデの船は? 見えるはずだ! 見えないといけない! 船はまだ見えないのか? (クルヴェナールがためらってトリスタンと押し合う間に、外から羊飼いのシャルマイが響いてくる。) クルヴェナール (喜びに躍り上がって) ああ、よかった!着いたのだ! (見張り台に駆け上がり、覗く。息を弾ませて) ああ、船だ! 北から近づいてくるぞ! トリスタン (夢中になって) 僕にはわかっていたんだ! 彼女はまだ生きていて、 僕に生命を与えてくれる。 思ったとおりだ! 僕にとってイゾルデは 世界のすべて。 彼女がいなくなるなんて あり得ないんだ! クルヴェナール (見張り台のほうから歓声を上げる) いいぞ、いいぞ! どんどん進んでくる! 帆がものすごい勢いで風になびく! すごい速さだ、飛ぶようだぜ! トリスタン 旗は?旗はどうなの? クルヴェナール 喜びの旗が 楽しげにはためいている! トリスタン (ベッドの上にすっかり起き上がり) 万歳!喜びの旗だ! 昼のうちに イゾルデに会える! イゾルデが僕のところに来るんだ! 彼女の姿は見える? クルヴェナール いま船は岩礁の後ろに 隠れてしまった。 トリスタン 岩礁の裏? 危険だよ! あそこは波が渦巻いて、 船が何艘も砕けたところだ! 舵は誰が取ってるんだ? クルヴェナール やつの腕は確かだから安心してくれ。 トリスタン 僕を裏切ったら? メロートの一味じゃないよね? クルヴェナール 私と同じように信頼できる! トリスタン きみも裏切るんだね! 気休めは言うな。 また見えた? クルヴェナール まだ見えない。 トリスタン もうだめだ! クルヴェナール (歓声を上げて) 万歳!やったぞ! 通り抜けた! 無事に出てきた! トリスタン (大喜びで) やった!万歳! やっぱりきみの言うとおりだった! 僕の家も財産も 今日中にぜんぶきみにあげるよ! クルヴェナール 飛ぶように来るぞ! トリスタン もう見えた? イゾルデは見える? クルヴェナール 見えたぜ!手を振っておいでだ! トリスタン ああ、僕の幸せな人! クルヴェナール 船が港に入ったぞ! イゾルデさまは・・・こりゃ驚いた! 甲板からひとっ跳びで 陸に降り立ったぜ! トリスタン ぼさっと突っ立ってないで、 さっさと下りろ! 下りろ!下りて、 迎えに行くんだ! 彼女をここまで連れてきて! クルヴェナール すぐに連れてくるさ。 安心して待ってろ。 だが、トリスタン、 ベッドでおとなしくしてるんだぞ。 (クルヴェナールは急いで出て行く。) 第二場 トリスタン (ベッドの上で、何とか激しい興奮を抑えようとしながら) ああ、太陽が輝いてる! 素敵な昼だ! 喜びに彩られた 輝く太陽の昼! 血が騒いで、 はしゃぎまわりたい気分だ! 喜びが湧きあがってくる。 嬉しくて気が狂いそう! じっと寝ているなんて、 とてもできない。 心が高鳴るまま 思ったようにしよう! トリスタンという英雄は 歓喜の力で 死から 立ち直ったぞ! (まっすぐ起き上がる) かつてひどい傷を負いながら 僕はモロルトと戦ったが、 今日はひどい傷を負いながら イゾルデを手に入れたんだ! (傷口の包帯を引き裂く) さあ、僕の血は 楽しく流れていけ! (ベッドから飛び降り、よろめきながら前に出る) この傷はもう 永遠に閉ざされる… 彼女は英雄のように現れる、 僕を癒すために来てくれた! これでこの世にいるのも終わりだ。 ああ、何て嬉しいんだろう! (舞台の真ん中まで行こうとして、よろめく。) イゾルデ (外から) トリスタン!いとしい方! トリスタン (興奮の極みに達して) あれは光の声だ。 明かりが、ああ! 明かりが消える! あの人に会えるんだ! (イゾルデが息を切らして駆け込んでくる。トリスタンは思うように動けず、よろめきながら彼女のほうに向かっていく。二人は舞台の真ん中で出会い、イゾルデは自分の腕に彼を抱きかかえる。トリスタンは彼女の腕の中でだんだん地面に沈む。) イゾルデ トリスタン!ああ! トリスタン (いまわの際に彼女を見上げ) イゾルデ! (彼は息を引き取る。) イゾルデ そうよ!私よ、私よ! 大好きなトリスタン! さあ、もう一度 私の声を聞いて。 イゾルデが呼んでいるのよ。 イゾルデが来たのよ。 あなたといっしょに死んでいくためにね。 何も言わないの? ほんの一時だけ、 ちょっとだけでいいから 目を覚ましていてちょうだい! 何日もの間、 不安のあまり眠れないまま、 あなたとほんの一瞬過ごすのを 夢見ていたのよ。 トリスタン、あなたは この最後の 永遠に残る一瞬、 この世での最後の幸せを 奪い取るの? 傷はどこ? 私が治すわ! 二人で喜ばしい、崇高な夜を 分かち合いましょう。 その傷のせいで 死んだりしないで。 私たちは一つの存在なのだから、 命の光が消えるのも一緒なのよ! 目がうつろだわ。 心臓が止まっている。 息づくわずかな 証も見えない。 あなたの前で ひたすら嘆くしかないのね? あなたと結ばれようと、 勇気を持って海を渡ってきたのに。 遅すぎた! 目を覚ましてはくれない! 私にこんなひどい仕打ちで 報いるの? 私の苦しみを 優しく受け止めてはくれないの? あなたに嘆きを訴えても 無理なのね? お願い、もう一度だけ、 あと一度でいいから・・・ トリスタン!・・・あら? 目を覚ましてくれたわ! いとしい方! (彼女は意識を失って亡骸の上に倒れる。) 第三場 (クルヴェナールはイゾルデの後からすぐに戻ってきていて、この場の様子にショックを受けてたたずみ、言葉もなく、身じろぎもせずにトリスタンを見つめていた。下のほうから鈍いざわめきと武器の打ち合う音が聞こえてくる。羊飼いが塀を超えて飛び込んでくる。) 羊飼い (あわてて、そっとクルヴェナールのほうを向いて) クルヴェナール!おい! 船がもう一隻着いたよ。 (クルヴェナールははっとし、塀の向こうを見つめる。その間、羊飼いはトリスタンとイゾルデを離れたところから見てショックを受ける。) クルヴェナール (激怒して) ああ、地獄だ! 構えろ! マルケとメロートが 見えたぞ。 武器と石を用意しろ! 手伝ってくれ!門を閉めろ! (彼は羊飼いとともに門に駆けていき、 急いで閉じようとする。) 舵手 (飛び込んできて) マルケが追ってくる。 大勢の供を連れてる。 防いでも無駄だ! 押し切られてしまった。 クルヴェナール しっかりしろ! 私の息あるかぎり、 中を覗かせたりするものか! ブランゲーネ (外で、下のほうから) イゾルデ!お嬢さま! クルヴェナール ブランゲーネか? (下に向かって呼ぶ) 何をうろついてる? ブランゲーネ 閉めないで、クルヴェナール! イゾルデはどこ? クルヴェナール おまえまで裏切る気か? 恥を知れ、このあばずれ! メロート (入り口あたりで) そこをどけ、この馬鹿者! 陣取ったりするな! クルヴェナール (怒り狂って) けっこうだ!今日ここで 息の根を止めてやる! (メロートが武装した男たちとともに門から入ってくると、 クルヴェナールは彼に飛びかかり、 床に倒す。) 死んでしまえ、この恥知らず! メロート ああ、トリスタン、遅かったか! (メロートは息絶える。) ブランゲーネ (まだ外から) クルヴェナール!怒らないで! 勘違いよ! クルヴェナール 不実な侍女の言うことなど聞くものか! (自分の部下たちに) さあ、かかれ!私につづいて! やつらを追い返すのだ! (戦う。) マルケ (外から) やめろ、乱暴はよせ! 気でも狂ったのか! クルヴェナール ここでは死が荒れ狂っている。 陛下、ここには 死のほかないのです。 死にたいなら、さあ、来たらどうです! (彼はマルケと従者たちに襲い掛かる。) マルケ (従者たちとともに門から姿を現し) 来るな、気が違ったのだな! ブランゲーネ (塀の端から飛び越え、 前方まで走ってきて) イゾルデお嬢さま! 良いお知らせよ! まあ、何てこと!どうしましょう! イゾルデ、まさかお亡くなりではないでしょう! (彼女はイゾルデを介抱する。マルケは従者たちとともにクルヴェナールたちを門から追い払い、 中に入ってくる。) マルケ ああ、思い込みは何と恐ろしいのだ! トリスタンはどこだ? クルヴェナール (深手を負い、よろめきながら マルケの前まで歩いてくる。) そこに横たわっています・・・ 私が・・・倒れる・・・ここに。 (彼はトリスタンの足元にくずおれる。) マルケ トリスタン!トリスタン! イゾルデ!遅かったか! クルヴェナール (トリスタンの手をつかもうとして) トリスタン!私の親友。 忠実な私がともに逝っても、 非難しないでくれ。 (彼は息を引き取る。) マルケ 誰もが死ぬ。 すべてが死神の虜になった! トリスタン、わしの英雄よ! 大切な友、 おまえはまたも 友のわしを裏切ることになるのか? 今日こそはおまえの忠誠を 認めようとやってきたのに。 目を覚ませ!目を覚ませ! わしの嘆きの声で目覚めてくれ! (すすり泣きながら遺体にかがみこんで) おまえは不実を働いても、最高に忠実な友だった! ブランゲーネ (自分の腕の中でイゾルデを気づかせて) 目を覚ました!生きてるわ! イゾルデ、聞いて。 あなたに償いをさせて。 私、あの飲み物の一件を 王様にお伝えしたの。 すると、陛下はたいそう心配なさり、 急いであなたの後から 出発なさったのよ。 あなたをあきらめて、 お二人を結び合わせるおつもりだったの。 マルケ なぜなのだ、イゾルデ。 なぜこんなことに・・・ はじめはさっぱり分からなかったが、 今はすべて理解しておる。 わが友が無実と知って、 どれほど喜んだことか! この優しい男に おまえを与えようと、 わしは大急ぎで おまえの後から海に出たのだ。 それなのに、起きたのは 不運の嵐だけだ。 平和をもたらすはずだったのに、 わしは死者を増やすだけで終わってしまった。 思い込みのせいで悲劇が起きたのだ。 ブランゲーネ 聞こえないの? イゾルデ!大好きな人! 私の声が聞こえないの? (イゾルデは何一つ耳に入らず、感激を募らせながらトリスタンの亡骸に目を向ける。) イゾルデ 穏やかに、静かに 彼が微笑み、 優しいまなざしを そっと開く・・・。 見えるでしょう? あなたがたには見えないの? あの方は、ますます光を増す 輝きの中で、 星の光に包まれながら 高みへと昇っていく。 あなたがたには見えないの? 彼の心は 力強く波打ち、 気高さが 彼の胸を満たしている。 その唇には 喜びの表情が浮かび、 甘い息が そっと流れ出る・・・。 ああ、ごらんなさい! このようすが感じられないの? この響きは 私にだけ聞こえているのね。 静かで感動的な この調べ。 彼は喜びにあふれ、 すべてを語り、 優しく私を慰めてくださる。 この調べは彼のまわりを包み、 私のほうへ向かってくる。 彼のそばから漂う 慈しむような響きが 私を包み込むわ。 明るい響きを伴って 私のまわりで波打つのは 穏やかな大気の そよ風なの? 喜びの香りが 漂ってきたのかしら。 私のまわりで漂う、 この調べの何とすばらしいこと! この中で生きるの? 耳を傾けるのね? この調べを吸い込んで、 この世を離れるの? 甘い香りの中で 何を告げたいの? 漂う波に包まれ、 鳴り渡る音楽の中で、 この世を超えた、 すべてが息づく国へ・・・。 波にのまれ、、 沈んでいく・・・ 意識が離れる・・・ ああ、至上の喜び! (イゾルデは浄化されたようすでブランゲーネの腕の中に沈み、そっとトリスタンの遺体の上に倒れる。居並ぶ人々は感動に心を揺さぶられ、マルケは死者たちの冥福を祈る。幕がゆっくりと下りる。) DRITTER AUFZUG ERSTE SZENE Burggarten. Zur einen Seite hohe Burggebäude, zur andren eine niedrige Mauerbrüstung, von einer Warte unterbrochen; im Hintergrunde das Burgtor. Die Lage ist auf felsiger Höhe anzunehmen; durch Öffnungen blickt man auf einen weiten Meereshorizont. Das Ganze macht den Eindruck der Herrenlosigkeit, übel gepflegt, hier und da schadhaft und bewachsen. Im Vordergrunde, an der inneren Seite, liegt Tristan, unter dem Schatten einer grossen Linde, auf einem Ruhebett schlafend, wie leblos ausgestreckt. Zu Häupten ihm sitzt Kurwenal, in Schmerz über ihn hingebeugt und sorgsam seinem Atem lauschend. Von der Aussenseite her hört man, beim Aufziehen des Vorhanges, einen Hirtenreigen, sehnsüchtig und traurig auf einer Schalmei geblasen. --- Der Hirt erscheint selbst mit dem Oberleibe über der Mauerbrüstung und blickt teilnehmend herein HIRT leise Kurwenal! He! Sag, Kurwenal! Hör doch, Freund! Kurwenal wendet ein wenig das Haupt nach ihm Wacht er noch nicht? KURWENAL schüttelt traurig mit dem Kopf Erwachte er, wär s doch nur, um für immer zu verscheiden erschien zuvor die Ärztin nicht, die einz ge, die uns hilft. --- Sahst du noch nichts? Kein Schiff noch auf der See? HIRT Eine andre Weise hörtest du dann, so lustig, als ich sie nur kann. Nun sag auch ehrlich, alter Freund was hat s mit unserm Herrn? KURWENAL Lass die Frage du kannst s doch nie erfahren. Eifrig späh, und siehst du ein Schiff, so spiele lustig und hell! Der Hirt wendet sich und späht, mit der Hand überm Auge, nach dem Meer aus HIRT Öd und leer das Meer! Er setzt die Schalmei an den Mund und entfernt sich blasend TRISTAN bewegungslos, dumpf Die alte Weise --- was weckt sie mich? KURWENAL fährt erschrocken auf Ha! TRISTAN schlägt die Augen auf und wendet das Haupt ein wenig Wo bin ich? KURWENAL Ha! Diese Stimme! Seine Stimme! Tristan, Herre! Mein Held, mein Tristan! TRISTAN mit Anstrengung Wer ruft mich? KURWENAL Endlich! Endlich! Leben, o Leben! Süsses Leben, meinem Tristan neu gegeben! TRISTAN ein wenig auf dem Lager sich erhebend, matt Kurwenal --- du? Wo war ich? Wo bin ich? KURWENAL Wo du bist? In Frieden, sicher und frei! Kareol, Herr kennst du die Burg der Väter nicht? TRISTAN Meiner Väter? KURWENAL Sieh dich nur um! TRISTAN Was erklang mir? KURWENAL Des Hirten Weise hörtest du wieder; am Hügel ab hütet er deine Herde. TRISTAN Meine Herde? KURWENAL Herr, das mein ich! Dein das Haus, Hof und Burg! Das Volk, getreu dem trauten Herrn, so gut es konnt , hat s Haus und Hof gepflegt, das einst mein Held zu Erb und Eigen an Leut und Volk verschenkt, als alles er verliess, in fremde Land zu ziehn. TRISTAN In welches Land? KURWENAL Hei! Nach Kornwall kühn und wonnig, was sich da Glanzes, Glück und Ehren Tristan, mein Held, hehr ertrotzt! TRISTAN Bin ich in Kornwall? KURWENAL Nicht doch in Kareol! TRISTAN Wie kam ich her? KURWENAL Hei nun! Wie du kamst? Zu Ross rittest du nicht; ein Schifflein führte dich her. Doch zu dem Schifflein hier auf den Schultern trug ich dich; --- die sind breit, sie trugen dich dort zum Strand. Nun bist du daheim, daheim zu Land im echten Land, im Heimatland; auf eigner Weid und Wonne, im Schein der alten Sonne, darin von Tod und Wunden du selig sollst gesunden. Er schmiegt sich an Tristans Brust TRISTAN nach einem kleinen Schweigen Dünkt dich das? Ich weiss es anders, doch kann ich s dir nicht sagen. Wo ich erwacht --- weilt ich nicht; doch, wo ich weilte, das kann ich dir nicht sagen. Die Sonne sah ich nicht, noch sah ich Land und Leute doch, was ich sah, das kann ich dir nicht sagen. Ich war, wo ich von je gewesen, wohin auf je ich geh im weiten Reich der Weltennacht. Nur ein Wissen dort uns eigen göttlich ew ges Ur-Vergessen! Wie schwand mir seine Ahnung? Sehnsücht ge Mahnung, nenn ich dich, die neu dem Licht des Tags mich zugetrieben? Was einzig mir geblieben, ein heiss-inbrünstig Lieben, aus Todes-Wonne-Grauen jagt s mich, das Licht zu schauen, das trügend hell und golden noch dir, Isolden, scheint! Kurwenal birgt, von Grausen gepackt, sein Haupt. Tristan richtet sich allmählich immer mehr auf Isolde noch im Reich der Sonne! Im Tagesschimmer noch Isolde! Welches Sehnen! Welches Bangen! Sie zu sehen, welch Verlangen! Krachend hört ich hinter mir schon des Todes Tor sich schliessen weit nun steht es wieder offen, der Sonne Strahlen sprengt es auf; mit hell erschlossnen Augen musst ich der Nacht enttauchen --- sie zu suchen, sie zu sehen; sie zu finden, in der einzig zu vergehen, zu entschwinden Tristan ist vergönnt. Weh, nun wächst, bleich und bang, mir des Tages wilder Drang; grell und täuschend sein Gestirn weckt zu Trug und Wahn mir das Hirn! Verfluchter Tag mit deinem Schein! Wachst du ewig meiner Pein? Brennt sie ewig, diese Leuchte, die selbst nachts von ihr mich scheuchte? Ach, Isolde, süsse Holde! Wann endlich, wann, ach wann löschest du die Zünde, dass sie mein Glück mir künde? Das Licht --- wann löscht es aus? Er sinkt erschöpft leise zurück Wann wird es Nacht im Haus? KURWENAL nach grosser Erschütterung aus der Niederschlagenheit sich aufraffend Der einst ich trotzt , aus Treu zu dir, mit dir nach ihr nun muss ich mich sehnen. Glaub meinem Wort du sollst sie sehen hier und heut; den Trost kann ich dir geben --- ist sie nur selbst noch am Leben. TRISTAN sehr matt Noch losch das Licht nicht aus, noch ward s nicht Nacht im Haus Isolde lebt und wacht; sie rief mich aus der Nacht. KURWENAL Lebt sie denn, so lass dir Hoffnung lachen! Muss Kurwenal dumm dir gelten, heut sollst du ihn nicht schelten. Wie tot lagst du seit dem Tag, da Melot, der Verruchte, dir eine Wunde schlug. Die böse Wunde, wie sie heilen? Mir tör gem Manne dünkt es da, wer einst dir Morolds Wunde schloss, der heilte leicht die Plagen, von Melots Wehr geschlagen. Die beste Ärztin bald ich fand; nach Kornwall hab ich ausgesandt ein treuer Mann wohl übers Meer bringt dir Isolde her. TRISTAN ausser sich Isolde kommt! Isolde naht! Er ringt gleichsam nach Sprache O Treue! Hehre, holde Treue! Er zieht Kurwenal an sich und umarmt ihn Mein Kurwenal, du trauter Freund! Du Treuer ohne Wanken, wie soll dir Tristan danken? Mein Schild, mein Schirm in Kampf und Streit, zu Lust und Leid mir stets bereit wen ich gehasst, den hasstest du; wen ich geminnt, den minntest du. Dem guten Marke, dient ich ihm hold, wie warst du ihm treuer als Gold! Musst ich verraten den edlen Herrn, wie betrogst du ihn da so gern! Dir nicht eigen, einzig mein, mit leidest du, wenn ich leide nur was ich leide, das kannst du nicht leiden! Dies furchtbare Sehnen, das mich sehrt; dies schmachtende Brennen, das mich zehrt; wollt ich dir s nennen, könntest du s kennen nicht hier würdest du weilen, zur Warte müsstest du eilen --- mit allen Sinnen sehnend von hinnen nach dorten trachten und spähen, wo ihre Segel sich blähen, wo vor den Winden, mich zu finden, von der Liebe Drang befeuert, Isolde zu mir steuert! --- Es naht! Es naht mit mutiger Hast! Sie weht, sie weht --- die Flagge am Mast. Das Schiff! Das Schiff! Dort streicht es am Riff! Siehst du es nicht? Heftig. Kurwenal, siehst du es nicht? Als Kurwenal, um Tristan nicht zu verlassen, zögert, und dieser in schweigender Spannung auf ihn blickt, ertönt, wie zu Anfang, näher, dann ferner, die klagende Weise des Hirten KURWENAL niedergeschlagen Noch ist kein Schiff zu sehn! TRISTAN hat mit abnehmender Aufregung gelauscht und beginnt nun mit wachsender Schwermut Muss ich dich so verstehn, du alte ernste Weise, mit deiner Klage Klang? Durch Abendwehen drang sie bang, als einst dem Kind des Vaters Tod verkündet. Durch Morgengrauen bang und bänger als der Sohn der Mutter Los vernahm. Da er mich zeugt und starb, sie sterbend mich gebar. Die alte Weise sehnsuchtbang zu ihnen wohl auch klagend drang, die einst mich frug und jetzt mich frägt zu welchem Los erkoren ich damals wohl geboren? Zu welchem Los? Die alte Weise sagt mir s wieder mich sehnen --- und sterben! Nein! Ach nein! So heisst sie nicht! Sehnen! Sehnen! Im Sterben mich zu sehnen, vor Sehnsucht nicht zu sterben! Die nie erstirbt, sehnend nun ruft um Sterbens Ruh sie der fernen Ärztin zu. --- Sterbend lag ich stumm im Kahn, der Wunde Gift dem Herzen nah Sehnsucht klagend klang die Weise; den Segel blähte der Wind hin zu Irlands Kind. Die Wunde, die sie heilend schloss, riss mit dem Schwert sie wieder los; das Schwert dann aber --- liess sie sinken; den Gifttrank gab sie mir zu trinken wie ich da hoffte ganz zu genesen, da ward der sehrendste Zauber erlesen dass nie ich sollte sterben, mich ew ger Qual vererben! Der Trank! Der Trank! Der furchtbare Trank! Wie vom Herzen zum Hirn er wütend mir drang! Kein Heil nun kann, kein süsser Tod je mich befrein von der Sehnsucht Not; nirgends, ach nirgends find ich Ruh mich wirft die Nacht dem Tage zu, um ewig an meinen Leiden der Sonne Auge zu weiden. O dieser Sonne sengender Strahl, wie brennt mir das Hirn seine glühende Qual! Für diese Hitze heisses Verschmachten, ach, keines Schattens kühlend Umnachten! Für dieser Schmerzen schreckliche Pein, welcher Balsam sollte mir Lindrung verleihn? Den furchtbaren Trank, der der Qual mich vertraut, ich selbst --- ich selbst, ich hab ihn gebraut! Aus Vaters Not und Mutterweh, aus Liebestränen eh und je --- aus Lachen und Weinen, Wonnen und Wunden hab ich des Trankes Gifte gefunden! Den ich gebraut, der mir geflossen, den wonneschlürfend je ich genossen --- verflucht sei, furchtbarer Trank! Verflucht, wer dich gebraut! Er sinkt ohnmächtig zurück KURWENAL der vergebens Tristan zu mässigen suchte, schreit entsetzt auf Mein Herre Tristan! Schrecklicher Zauber! O Minnetrug! O Liebeszwang! Der Welt holdester Wahn, wie ist s um dich getan! Hier liegt er nun, der wonnige Mann, der wie keiner geliebt und geminnt. Nun seht, was von ihm sie Dankes gewann, was je Minne sich gewinnt! Mit schluchzender Stimme Bist du nun tot? Lebst du noch? Hat dich der Fluch entführt? Er lauscht seinem Atem O Wonne! Nein! Er regt sich, er lebt! zart Wie sanft er die Lippen rührt! TRISTAN langsam wieder zu sich kommend Das Schiff? Siehst du s noch nicht? KURWENAL Das Schiff? Gewiss, es naht noch heut; es kann nicht lang mehr säumen. TRISTAN Und drauf Isolde, wie sie winkt, wie sie hold mir Sühne trinkt. Siehst du sie? Siehst du sie noch nicht? Wie sie selig, hehr und milde wandelt durch des Meers Gefilde? Auf wonniger Blumen lichten Wogen kommt sie sanft ans Land gezogen. Sie lächelt mir Trost und süsse Ruh, sie führt mir letzte Labung zu. Ach, Isolde, Isolde! Wie schön bist du! Und Kurwenal, wie, du sähst sie nicht? Hinauf zur Warte, du blöder Wicht! Was so hell und licht ich sehe, dass das dir nicht entgehe! Hörst du mich nicht? Zur Warte schnell! Eilig zur Warte! Bist du zur Stell ? Das Schiff? Das Schiff? Isoldens Schiff? Du musst es sehen! Musst es sehen! Das Schiff? Sähst du s noch nicht? Während Kurwenal noch zögernd mit Tristan ringt, lässt der Hirt von aussen die Schalmei ertönen KURWENAL springt freudig auf O Wonne! Freude! Er stürzt auf die Warte und späht aus, atemlos Ha! Das Schiff! Von Norden seh ich s nahen. TRISTAN in wachsender Begeisterung Wusst ich s nicht? Sagt ich s nicht, dass sie noch lebt, noch Leben mir webt? Die mir Isolde einzig enthält, wie wär Isolde mir aus der Welt? KURWENAL von der Warte zurückrufend, jauchzend Heiha! Heiha! Wie es mutig steuert! Wie stark der Segel sich bläht! Wie es jagt, wie es fliegt! TRISTAN Die Flagge? Die Flagge? KURWENAL Der Freude Flagge am Wimpel lustig und hell! TRISTAN auf dem Lager hoch sich aufrichtend Hahei! Der Freude! Hell am Tage zu mir Isolde! Isolde zu mir! Siehst du sie selbst? KURWENAL Jetzt schwand das Schiff hinter dem Fels. TRISTAN Hinter dem Riff? Bringt es Gefahr? Dort wütet die Brandung, scheitern die Schiffe! Das Steuer, wer führt s? KURWENAL Der sicherste Seemann. TRISTAN Verriet er mich? Wär er Melots Genoss? KURWENAL Trau ihm wie mir! TRISTAN Verräter auch du! Unsel ger! Siehst du sie wieder? KURWENAL Noch nicht. TRISTAN Verloren! KURWENAL jauchzend Heiha! Hei ha ha ha ha! Vorbei! Vorbei! Glücklich vorbei! TRISTAN jauchzend Kurwenal, hei ha ha ha, treuester Freund! All mein Hab und Gut vererb ich noch heute. KURWENAL Sie nahen im Flug. TRISTAN Siehst du sie endlich? Siehst du Isolde? KURWENAL Sie ist s! Sie winkt! TRISTAN O seligstes Weib! KURWENAL Im Hafen der Kiel! Isolde, ha! Mit einem Sprung springt sie vom Bord ans Land. TRISTAN Herab von der Warte, müssiger Gaffer! Hinab! Hinab an den Strand! Hilf ihr! Hilf meiner Frau! KURWENAL Sie trag ich herauf trau meinen Armen! Doch du, Tristan, bleib mir treulich am Bett. Kurwenal eilt fort ZWEITE SZENE TRISTAN in höchster Aufregung auf dem Lager sich mühend O diese Sonne! Ha, dieser Tag! Ha, dieser Wonne sonnigster Tag! Jagendes Blut, jauchzender Mut! Lust ohne Massen, freudiges Rasen! Auf des Lagers Bann wie sie ertragen? Wohlauf und daran, wo die Herzen schlagen! Tristan der Held, in jubelnder Kraft, hat sich vom Tod emporgerafft! Er richtet sich hoch auf Mit blutender Wunde bekämpft ich einst Morolden, mit blutender Wunde erjag ich mir heut Isolden! Er reisst sich den Verband der Wunde auf Heia, mein Blut! Lustig nun fliesse! Er springt vom Lager herab und schwankt vorwärts Die mir die Wunde auf ewig schliesse --- sie naht wie ein Held, sie naht mir zum Heil! Vergeh die Welt meiner jauchzenden Eil ! Er taumelt nach der Mitte der Bühne ISOLDE von aussen Tristan! Geliebter! TRISTAN in der furchtbarsten Aufregung Wie, hör ich das Licht? Die Leuchte, ha! Die Leuchte verlischt! Zu ihr, zu ihr! Isolde eilt atemlos herein. Tristan, seiner nicht mächtig, stürzt sich ihr schwankend entgegen. In der Mitte der Bühne begegnen sie sich; sie empfängt ihn in ihren Armen. Tristan sinkt langsam in ihren Armen zu Boden ISOLDE Tristan! Ha! TRISTAN sterbend zu ihr aufblickend Isolde! Er stirbt ISOLDE Ha! Ich bin s, ich bin s, süssester Freund! Auf, noch einmal hör meinen Ruf! Isolde ruft Isolde kam, mit Tristan treu zu sterben. Bleibst du mir stumm? Nur eine Stunde, nur eine Stunde bleibe mir wach! So bange Tage wachte sie sehnend, um eine Stunde mit dir noch zu wachen betrügt Isolden, betrügt sie Tristan um dieses einzige, ewig kurze letzte Weltenglück? Die Wunde? Wo? Lass sie mich heilen! Dass wonnig und hehr die Nacht wir teilen; nicht an der Wunde, an der Wunde stirb mir nicht uns beiden vereint erlösche das Lebenslicht! Gebrochen der Blick! Still das Herz! Nicht eines Atems flücht ges Wehn! --- Muss sie nun jammernd vor dir stehn, die sich wonnig dir zu vermählen mutig kam übers Meer? Zu spät! Trotziger Mann! Strafst du mich so mit härtestem Bann? Ganz ohne Huld meiner Leidens-Schuld? Nicht meine Klagen darf ich dir sagen? Nur einmal, ach! nur einmal noch! --- Tristan! --- Ha! --- Horch! Er wacht! Geliebter! Sie sinkt bewusstlos über der Leiche zusammen DRITTE SZENE Kurwenal war sogleich hinter Isolde zurückgekommen; sprachlos in furchtbarer Erschütterung hat er dem Auftritte beigewohnt und bewegungslos auf Tristan hingestarrt. Aus der Tiefe hört man jetzt dumpfes Gemurmel und Waffengeklirr. Der Hirt kommt über die Mauer gestiegen HIRT hastig und leise sich zu Kurwenal wendend Kurwenal! Hör! Ein zweites Schiff. Kurwenal fährt heftig auf und blickt über die Brüstung, während der Hirt aus der Ferne erschüttert auf Tristan und Isolde sieht KURWENAL in Wut ausbrechend Tod und Hölle! Alles zur Hand! Marke und Melot hab ich erkannt. Waffen und Steine! Hilf mir! Ans Tor! Er eilt mit dem Hirten an das Tor, das sie in der Hast zu verrammeln suchen DER STEUERMANN stürzt herein Marke mir nach mit Mann und Volk vergebne Wehr! Bewältigt sind wir. KURWENAL Stell dich und hilf! Solange ich lebe, lugt mir keiner herein! BRANGÄNE aussen, von unten her Isolde! Herrin! KURWENAL Brangänes Ruf? Hinabrufend Was suchst du hier? BRANGÄNE Schliess nicht, Kurwenal! Wo ist Isolde? KURWENAL Verrät rin auch du? Weh dir, Verruchte! MELOT ausserhalb Zurück, du Tor! Stemm dich nicht dort! KURWENAL wütend auffahrend Heiahaha! Dem Tag, an dem ich dich treffe! Melot, mit gewaffneten Männern, erscheint unter dem Tor. Kurwenal stürzt sich auf ihn und streckt ihn zu Boden Stirb, schändlicher Wicht! MELOT Weh mir, Tristan! Er stirbt BRANGÄNE noch ausserhalb Kurwenal! Wütender! Hör, du betrügst dich! KURWENAL Treulose Magd! Zu den Seinen Drauf! Mir nach! Werft sie zurück! Sie kämpfen MARKE ausserhalb Halte, Rasender! Bist du von Sinnen? KURWENAL Hier wütet der Tod! Nichts andres, König, ist hier zu holen willst du ihn kiesen, so komm! Er dringt auf Marke und dessen Gefolge ein MARKE unter dem Tor mit Gefolge erscheinend Zurück! Wahnsinniger! BRANGÄNE hat sich seitwärts über die Mauer geschwungen und eilt in den Vordergrund Isolde! Herrin! Glück und Heil! Was seh ich? Ha! Lebst du? Isolde! Sie müht sich um Isolde. --- Marke mit seinem Gefolge hat Kurwenal mit dessen Helfern vom Tore zurückgetrieben und dringt herein MARKE O Trug und Wahn! Tristan, wo bist du? KURWENAL schwer verwundet, schwankt vor Marke her nach dem Vordergrund Da liegt er --- hier --- wo ich --- liege. Er sinkt bei Tristans Füssen zusammen MARKE Tristan! Tristan! Isolde! Weh! KURWENAL nach Tristans Hand fassend Tristan! Trauter! Schilt mich nicht, dass der Treue auch mit kommt! Er stirbt MARKE Tot denn alles! Alles tot! Mein Held, mein Tristan! Trautester Freund, auch heute noch musst du den Freund verraten? Heut, wo er kommt, dir höchste Treue zu bewähren? Erwache! Erwache! Erwache meinem Jammer! Schluchzend über die Leiche sich herabbeugend Du treulos treuster Freund! BRANGÄNE die in ihren Armen Isolde wieder zu sich gebracht Sie wacht! Sie lebt! Isolde! Hör mich, vernimm meine Sühne! Des Trankes Geheimnis entdeckt ich dem König mit sorgender Eil stach er in See, dich zu erreichen, dir zu entsagen, dir zuzuführen den Freund. MARKE Warum, Isolde, warum mir das? Da hell mir enthüllt, was zuvor ich nicht fassen konnt , wie selig, dass den Freund ich frei von Schuld da fand! Dem holden Mann dich zu vermählen, mit vollen Segeln flog ich dir nach. Doch Unglückes Ungestüm, wie erreicht es, wer Frieden bringt? Die Ernte mehrt ich dem Tod, der Wahn häufte die Not. BRANGÄNE Hörst du uns nicht? Isolde! Traute! Vernimmst du die Treue nicht? Isolde, die nichts um sich her vernommen, heftet das Auge mit wachsender Begeisterung auf Tristans Leiche ISOLDE Mild und leise wie er lächelt, wie das Auge hold er öffnet --- seht ihr s Freunde? Seht ihr s nicht? Immer lichter wie er leuchtet, stern-umstrahlet hoch sich hebt? Seht ihr s nicht? Wie das Herz ihm mutig schwillt, voll und hehr im Busen ihm quillt? Wie den Lippen, wonnig mild, süsser Atem sanft entweht --- Freunde! Seht! Fühlt und seht ihr s nicht? Hör ich nur diese Weise, die so wunder- voll und leise, Wonne klagend, alles sagend, mild versöhnend aus ihm tönend, in mich dringet, auf sich schwinget, hold erhallend um mich klinget? Heller schallend, mich umwallend, sind es Wellen sanfter Lüfte? Sind es Wogen wonniger Düfte? Wie sie schwellen, mich umrauschen, soll ich atmen, soll ich lauschen? Soll ich schlürfen, untertauchen? Süss in Düften mich verhauchen? In dem wogenden Schwall, in dem tönenden Schall, in des Welt-Atems wehendem All --- ertrinken, versinken --- unbewusst --- höchste Lust! Isolde sinkt, wie verklärt, in Brangänes Armen sanft auf Tristans Leiche. Rührung und Entrücktheit unter den Umstehenden. Marke segnet die Leichen. Der Vorhang fällt langsam All rights reserved © Maria Fujioka Wagner,Richard/Tristan und Isolde+
https://w.atwiki.jp/englishlanguage/pages/160.html
BRE... Breban, T.2003."Adjectives of comparison the grammaticalization of their attribute uses into postdeterminer and classifier uses". Folia Linguistica 37 269-317. Breban, T.2006.English Adjectives of Comparison Lexical and Grammaticalized Uses. PhD Thesis, K. U. Leuven. Bredehoft, Thomas A.2001.Textual Histories Readings in the Anglo-Saxon Chronicle. Toronto UP. Bredehoft. Thomas A.2005.Early English Metre. University of Toronto Press. Bredehoft, Thomas A. 2006. "Filling the Margins of CCCC 41 Textual Space and a Developing Archive." Review of English Studies 57.232 721-732. Bree, D. S.1985."Durative Temporal Subordinating Conjunctions Since and until". Journal of Semantics 4 1-46. Breeze, A.1933."Beowulf and the Battle of Maldon Trem 'Pace' and Welsh Tremyn 'Journey'". N Q n.s. 40 9-11. Breeze, A.1992."Maldon 68 Mid Prasse Bestodon". ES 73 289-91. Breeze, A. 1997. "Aepplede-Gold in 'Juliana', 'Elene', and The 'Phoenix'". Notes and Queries 44(4) 452-53. Breeze, Andrew.1999."Caxton's Prologue to Malory and the Welsh Brut". Arthuriana 9(3) 49-51. Breeze, Andrew.2002."Celtic Loanwords in the AB Dialect", in A Book of Ancrene Wisse, ed. Yoko Wada. Kansai University Press. Breeze, Andrew.1998'A Brittonic Etymology for Old English stor 'incense.' ' Anglia 116 227-30. Breeze, Andrew. 1993Welsch Baban 'baby' and Ancrene Wisse. N Q 40 12- 13. Breeze, Andrew.1999'Old English larig 'shield rim' in Exodus and Maldon Welsh lloring in Culhwch and Olwen.' Zeitschrift fur celtische Philologie 51 170-72. Breeze, Andrew. 2018. "Brunanburh Located The Battlefield and the Poem", in Aspects of Medieval English Language and Literature Proceedings of the Fifth International Conference of the Society of Historical English Language and Linguistics, ed. Michiko Ogura Hans Sauer, pp. 61-80. Bern Peter Lang. Brehe, S. K.1990."La3amon's Brut and Alliterative Tradition An Investigation of Metrics and Literary History". Breitenstein, P. H.1980."Object + Infinitive". English Language Teaching Journal 34 191-99. Breivik, L. E.1989."On the Causes of Syntactic Change in English", in Breivik E. H. Jahr, eds., Language Change Contributions to the Studies of Its Cause, pp. 29-70. New York Mouton de Gruyter. Breivik, L. E.1983.Existential There A Synchronic and Diachronic Study. Bergen Department of English, Univ. of Bergen. Breivik, L. E. T. Swan.1994."Initial Adverbials and Word Order in English with Special Reference to the Early Modern English Period", in Studies in Early Modern English, ed. D. Kastovsky Breivik, Levi Egil Toril Swan. 2000. "The Desemanticisation of Existential there in a Synchronic-diachronic Perspective", in Words, Structure, Meaning, Function A Festschrift for Dieter Kastovsky, ed. Christiane Dalton-Puffer Nikolaus, pp. 19-34. Berlin Mouton de Gruyter. Breivik, L.E.1986Some remarks on cleft sentences in present-day English. Linguistics across historical and geographical boundaries, eds D. Kastovsky A. Szwedek, vol. 2 815-826. Berlin Mouton de Gruyter. Breivik, L.E.1981On the interpretation of existential there. Language 57 1-25. Breivik, Leiv Egil Angela Hasselgren (eds.)2002.From the COLT's Mouth … and Others Language Corpora Studies in Honour of Anna-Brita Stenstroem. Amsterdam Rodopi. Breivik, Leiv Egil.1984."On the typological distinction between subject-prominence and topic-prominence." Folia Linguistica Historica 5 3-23. Breivik, Leiv Egil.1977."A note on the genesis of existential there". English Studies 58 334-48. Breivik, Leiv Egil.1997."There in Space and Time", in Language in Time and Space Studies in Honour of Wolfgang Viereck on the Occasion of his 60th Birthday, ed. H. Ramisch and K. Wynne, pp. 32-45. Stuttgart Franz Steiner Verlag. Breivik, Leiv Egil.1999."On the Pragmatic Function of Relative Clauses and Locative Expressions in Existential Sentences in the LOB Corpus", in Out of Corpora, ed. H. Hasselgard S. Oksefjell, pp. 121-35. Rodopi. Brekle, H.1975."The Seventeenth Century", Current Trends in Linguistics 13 277-382. Brekle, H. E. L. Lipka (eds.).1968.Wortbildung, Syntax und Morphologie Festschrift zum 60. Geburtstag von Hans Marchand am 1. Oktober 1967. The Hague Mouton. Brekle, Herbert E.1981Zur Integration eines speziellen Typs ikonischer Elemente in primar schriftsprachlichen Wortbildungen einiger europaischer Sprachen. Pockl-Wolfgang (ed.). Europaische Mehrsprachigkeit Festschrift zum 70. Geburtstag von Mario Wandruszka. Tubingen Niemeyer. Bremmer, Rolf H. Stephen Laker.2005."Eartliest Middle English ne 'than'". Notes and Queries n.s. 52 163-4. Brems, Liselotte.2003."Measure Noun Constructions An Instance of Semantically-Driven Grammaticalization". International Journal of Corpus Linguistics 8 283-312. Brend, R. M.1971."Male-female Intonation Patterns in American English". Proceedings of the Seventh International Congress of Phenetic Sciences, pp. 866-9. Brend, Ruth1971Male-female intonation patterns in American English', in Proceedings of the 7th International Congress of Phonetic Sciences, 1971. The Hague Mouton 866-70. Brengelman, F. H. 1980. "Orthoepists, Printers, and the Rationalization of English Spelling". JEGP 79 332-354. Brescoll, Victoria L. 2011. "Who Takes the Floor and Why Gender, Power, and Volubility in Organizations". Administrative Science Quarterly 56(4) 622–641. Bresnan, J.1994"Locative Inversion and the Architecture of Universal Grammar". Language 70 72-131. Bresnan, Joan.1973."Syntax of the Comparative Clause Construction in English". Linguistic Inquiry 4 275-344. Brett, C.1913."Notes on 'Sir Gawayne and the Green Knight'". MLR 8 160-4. Brett, C.1919."Notes on Passages of Old and Middle English". MLR 14 1-9. Brett, C.1927.Review of Tolkien Gordon's edition of Gawain. MLR 22 451-8. Brett, C.1915."Notes on 'Cleanness' and 'Sir Gawayne'". MLR 10 188-95. Brewer, Ch.1996.Editing Piers Plowman The Evolution of the Text. CUP. Brewer, Charlotte. 2011. "Johnson, Webster and the Oxford English Dictionary". in A Companion to the History of the English Language, ed. Haruko Momma Michael Matto, pp. 113-122. Singapore Wiley-Blackwell. Brewer, Charlotte.2005."Authority and personality in the Oxford English Dictionary". TPS 103 261-301. Brewer, D.1978.Chaucer and his World. Suffolk D. S. Brewer. Brewer, D.1974.Geoffrey Chaucer. The Wirter and his Backgroud. D. S. Brewer. Brewer, D. J. Gibson.1997.A Companion to the Gawain-Poet. D. S. Brewer. Brewer, D. (ed.)1991.Studies in Medieval English Romances New Approaches. Brewer, D. (ed.)1988.Studies in Medieval English Romances. D. S. Brewer. Brewer, D. (ed.)1975.Writers and their Background Geoffrey Chaucer. Ohio University Press. Brewer, D. S.1968.Malory The Morte Darthur. York Medieval Texts. Brewer, D. S.1948"Gawayn and the Green Chapel". N Q 193 13. Brewer, D. S.1956."Two Notes on the Augustinian and Possibly West Midland Origin of the Ancrene Riwle". N Q n.s. 3 232-5. Brewer, D. S.1967"The Gawain-Poet A General Appreciation of Four Poems". Essays in Criticism 17 130-42. Brewer, D. S.1976"The Interpretation of Dream, Folktale and Romance with Special Reference to Sir Gawain and the Green Knight". NM 77 569-81. Brewer, D. S.1979"The Arming of the Warrior in European Literature and Chaucer", in Chaucerian Problems and Perspectives, pp. 221-43. Notre Dame Notre Dame UP. Brewer, D. S.1966"Courtesy and the Gawain-Poet", in Patterns of Love and Couresy. Essays in Memory of C. S. Lewis, pp. 54-85. London Arnold. Brewer, D. S. (ed.)1960.The Parlement of Foulys. London Nelson. Brewer, D.S. L.E. Brewer(eds.)1969.Troilus and Criseyde. Routledge English Texts. London Routledge Kegan Paul. Brewer, Derek. 1956Two Notes on the Augustinian. . .Origin of the Ancrene Riwle. N Q n.s. 3 232-35. Brewer, E. (trans.)1973From Cuchulainn to Gawain Sources and Analogues of Sir Gawain and the Green Knight. Cambridge Brewer. Brewer, Jeutonne. 1973. "Subject Concord of be in Early Black English". American Speech 48 5-21.
https://w.atwiki.jp/metalmetabo/pages/25.html
- visitors Metabolic pathway analysis basic concepts and scientific applications in the post-genomic erapsu.edu [PDF] CH Schilling, S Schuster, BO Palsson, … - Biotechnology …, 1999 - interscience.wiley.com http //scholar.google.com/scholar?q=related JkHo1UMnlWkJ scholar.google.com/ hl=ja as_sdt=2000 This article reviews the relatively short history of metabolic pathway analysis. Computer-aided algorithms for the synthesis of metabolic pathways are discussed. Important algebraic concepts used in pathway analysis, such as null space and convex cone, are explained. It is ... Metabolic pathway analysisS Schuster - Information and Simulation Systems for the Analysis of … - Citeseer http //citeseerx.ist.psu.edu/viewdoc/download?doi=10.1.1.94.4013 rep=rep1 type=pdf#page=18 18 Metabolic pathway analysis Stefan Schuster Max Delbruck Centre for Molecular Medicine D-13092 Berlin-Buch, Germany Metabolic network analysis, alternatively called pathway analysis, has manifold applications in functional genomics, metabolic engineering and ... Two approaches for metabolic pathway analysis? tkk.fi [PDF]S Klamt, J Stelling - TRENDS in Biotechnology, 2003 - Elsevier http //scholar.google.com/scholar?q=related Zqc2nsalEsAJ scholar.google.com/ hl=ja as_sdt=2000 Metabolic pathway analysis is becoming increasingly important for assessing inherent network properties in (reconstructed) biochemical reaction networks. Of the two most promising concepts for pathway analysis, one relies on elementary flux modes and the other on extreme ... Theory for the systemic definition of metabolic pathways and their use in interpreting metabolic function from a pathway-oriented perspective CH Schilling, D Letscher, BØ PALSSON - Journal of Theoretical Biology, 2000 - Elsevier http //scholar.google.com/scholar?q=related 5zrGtYrEQUQJ scholar.google.com/ hl=ja as_sdt=2000 ... 4193–4198. Full Text via CrossRef | View Record in Scopus | Cited By in Scopus (78). 25. CH SCHILLING, S. SCHUSTER, BO PALSSON and R. HEINRICH, Metabolic pathway analysis basic concepts and scientific applications in the post-genomic era. Biotechnol. Prog. ... A multiple alignment algorithm for metabolic pathway analysis using enzyme hierarchy Y Tohsato, H Matsuda, A Hashimoto - Proceedings of the 8th International …, 2000 - aaai.org http //scholar.google.com/scholar?q=related Gyor1EbInm8J scholar.google.com/ hl=ja as_sdt=2000 In many of the chemical reactions in living cells, enzymes act as catalysts in the conversion of certain compounds (substrates) into other compounds (products). Comparative analyses of the metabolic pathways formed by such reactions give important information on their ... Metabolic pathway analysis of a recombinant yeast for rational strain development brookes.ac.uk [PDF]R Carlson, D Fell, F Srienc - Biotechnology and …, 2002 - interscience.wiley.com http //scholar.google.com/scholar?q=related oWtlgoIqVyQJ scholar.google.com/ hl=ja as_sdt=2000 Abstract Elementary mode analysis has been used to study a metabolic pathway model of a recombinant Saccharomyces cerevisiae system that was genetically engineered to produce the bacterial storage compound poly-b-hydroxybutyrate (PHB). The model includes bio- ... Metabolic pathway analysis web service (Pathway Hunter Tool at CUBIC) oxfordjournals.org [HTML]SA Rahman, P Advani, R Schunk, R Schrader, D … - …, 2005 - Oxford Univ Press http //scholar.google.com/scholar?q=related MgbBoNOqvX8J scholar.google.com/ hl=ja as_sdt=2000 Motivation Pathway Hunter Tool (PHT), is a fast, robust and user-friendly tool to analyse the shortest paths in metabolic pathways. The user can perform shortest path analysis for one or more organisms or can build virtual organisms (networks) using enzymes. Using PHT, the ... Combined use of proteomic analysis and enzyme activity assays for metabolic pathway analysis of glycerol fermentation by Klebsiella pneumoniae tu-harburg.de [PDF]W Wang, J Sun, M Hartlep, WD … - Biotechnology and …, 2003 - interscience.wiley.com http //scholar.google.com/scholar?q=related OKsyM7nYUH0J scholar.google.com/ hl=ja as_sdt=2000 Abstract The fed-batch fermentation of glycerol to 1,3- propanediol by Klebsiella pneumoniae displayed an un- usual dynamic behavior that can be clearly divided into four distinct phases according to cell growth and CO2 evolution rate. Metabolism changed significantly during ... Combinatorial complexity of pathway analysis in metabolic networks u-bordeaux2.fr [PDF]S Klamt, J Stelling - Molecular Biology Reports, 2002 - Springer http //scholar.google.com/scholar?q=related kLqNimyG924J scholar.google.com/ hl=ja as_sdt=2000 Key words combinatorial complexity in metabolic networks, elementary flux modes, metabolic pathway analysis, structural network analysis Summary Elementary flux mode analysis is a promising approach for a pathway ... Comparison of network-based pathway analysis methods cell.com [HTML]JA Papin, J Stelling, ND Price, S Klamt, S … - TRENDS in …, 2004 - Elsevier http //scholar.google.com/scholar?q=related BYENm_cYtdQJ scholar.google.com/ hl=ja as_sdt=2000 ... Recent network-based metabolic pathway analysis has focused on two approaches, those of elementary modes [4] and extreme pathways [5]. Both of these methods use convex analysis [6], a branch of mathematics that enables the analysis of inequalities and systems of linear ...
https://w.atwiki.jp/englishlanguage/pages/128.html
TRA... Trabant, Juergen (ed.) 2001. Origins of Language. Trends in Linguistics, Studies and Monographs, 133. Mouton de Gruyter. Tracy, Karen Sarah J. Tracy. 1998. "Rudeness at 911 Reconceptualizing Face and Face Attack". Human Communication Research 25 (2) 225-251. Trapateau, Nicolas. 2016 "‘Pedantick’, ‘Polite’ or ‘Vulgar’? A Systematic Analysis of 18th Century Normative Discourse on Pronunciation in John Walker's Dictionary (1791)". Language and History 59 (1). 25–36. Trapp, J. B. Lotte Hellinga. 1998. A History of the Book in Britain, vol. 3. CUP. Trapp, J. B., Douglas Gray Julia Boffey (eds.) 2002. Medieval English Literature. 2nd edition. OUP. Trask, L. 1996. Historical Linguistics. Arnold. Trask, Larry. 2002. Language and Linguistics An Introduction. Arnold. Trask, R. L. 1995. Language The Basics. Routledge. Trask, R. L. 2000. Dictionary of Historical and Comparative Linguistics. Edinburgh University Press. Trask, R. L. 1998. Key Concepts in Language and Linguistics. Routledge. Trask, R. L. 1994. Language Change. Routledge. Trask, R. L. 2007. Key Concepts in Language and Linguistics. 2nd Edition. Routledge. Trask, R. L. 1993. A Dictionary of Grammatical Terms in Linguistics. Routledge. Trask, R. L. Peter Stockwell. 2007. Language and Linguistics The Key Concepts. 2nd edition. Routledge. Trask, R. L. (ed.) 1997. A Student's Dictionary of Language and Linguistics. Arnold. Traska, R. L. 2004. Language The Basics. 2nd edition. Routledge. Traugott, E. C. M. L. Pratt. 1980. Linguistics for Students of Literature. New York Harcourt Brace Jovanovich. Traugott, E.C. B. Heine. 1991. Approaches to Grammaticalization. Amsterdam Benjamins. 2 vols. Traugott, Elizabeth C. 1982. "From Propositional to Textual and Expressive Meanings Some Semantic-Pragmatic Aspects of Grammaticalization". Perspectives on Historical Linguistics, ed Winfred P. Lehmann Yakov Malkiel, pp. 245-71. Amsterdam/Philadelphia John Benjamins. Traugott, Elizabeth C. 1999. "From Subjectification to Intersubjectification". Paper presented at the Workshop on Historical Pragmatics. 14th International Conference on Historical Linguistics. Vancouver. Traugott, Elizabeth C. 1996. "Grammaticalization and Lexicalization". Concise Encyclopedia of Syntactic Theories, ed. Keith Brown Jim Miller, pp. 181-87. Traugott, Elizabeth C. 2000. "'Promise' and 'Pray'-Parentheticals". Paper presented at the 11th International Conference on English Historical Linguistics. Santiago de Compostela. Traugott, Elizabeth C. 1995. "Subjectification in Grammaticalization". Subjectivity and Subjectivisation, ed. Dieter Stein and Susan Wright, pp. 31-54. Cambridge CUP. Traugott, Elizabeth C. 2008. "The grammaticalization of NP of NP patterns". Constructions and Language Change, ed. Alexander Bergs Gabriele Diewald, pp. 23-45. Berlin Mouton de Gruyter. Traugott, Elizabeth C. 1988. "Pragmatic Strengthening and Grammaticalization". BLS 14 406-16. Traugott, Elizabeth C. 1980. "Meaning-change in the development of grammatical markers". Language Sciences 2 44-61. Traugott, Elizabeth C. 1989. "On the Rise of Epistemic Meanings in Englihsh An Example of Subjectification in Semantic Change". Language 65 31-55. Traugott, Elizabeth Closs. 2016. "On the Rise of Types of Clause-final Pragmatic Markers in English." Journal of Historical Pragmatics 17(1) 26-54. Traugott, Elizabeth C. Ekkard Koenig. 1991. "The Semantics-Pragmatics of Grammaticalization Revisited", in Approaches to Grammaticalization, vol I, ed. Elizabeth C. Traugott Bernd Heine, p. 189-218. Amsterdam/Philadelphia John Benjamins. Traugott, Elizabeth Closs Suzanne Romaine. 1985. "Some questions for the definition of 'style' in socio-historical linguistics". Folia Linguistica Historica 6 7-39. Traugott, Elizabeth Closs, Alice ter Meulen, Judy Snitzer-Reilly Charles A. Ferguson (eds.) 1986. On Conditionals. Cambridge CUP. Traugott, Elizabeth Closs. 1997. "UNLESS and BUT conditionals A historical perspective", in On Conditionals Again, ed. Angeliki Athanasiadou and Rene Dirven, pp. 145-67. Amsterdam Benjamins. Traugott, Elizabeth Closs. 1991. "English Speech Act Verbs A Historical Perspective", in New Vistas in Grammar Invariance and Variation, ed. Linda R. Waugh Stephen Rudy, pp. 387-406. Amsterdam John Benjamins. Traugott, Elizabeth Closs. 1999. "The rhetoric of counter-expectation in semantic change a study in subjectification", in Historical semantics and cognition, ed. A. Blank P. Koch, pp. 177-213. Berlin Mouton de Gruyter. Traugott, Elizabeth Closs. 1996. "Subjectification and the development of epistemic meaning the case of promise and threaten", in Modality in Germanic Languages, ed. T. Swan O. J. Westvik, pp. 185-210. Berlin Mouton de Gruyter. Traugott, Elizabeth Closs. 2006. "The semantic development of scalar focus modifiers"", in The Handbook of the History of English, ed. Ans van Kemenade Bettelou Los, pp. 335-59. Oxford Blackwell Publishing. Traugott, Elizabeth Closs. 1990. "From less to more situated in language The unidirectionality of semantic change", in Papers from the 5th International Conference on English Historical Linguistics, ed. s. Adamson et al. Amsterdam John Benjamins. Traugott, Elizabeth Closs. 1972. A History of English Syntax. New York Holt, Rinehart Winston. Traugott, Elizabeth. 2003. "From subjectification to intersubjectification", in Motives for Language Change, ed. Raymond Hickey, pp. 124-42. CUP. Traugott, Elizabeth. 1986. "On the origin of 'and' and 'but' connectives in English". Studies in Language 10 137-50. Traugott, Elizabeth Closs and Richard B. Dasher. 2002. Regularity in Semantic Change. Cambridge, U.K. CUP. Traugott, E. C. 2010. "Dialogic Contexts as Motivations for Syntactic Change". in Studies in the History of the English Language V Variation and Change in English Grammar and Lexicon Contemporary Approaches, ed. A. Hamilton-Brehm and R. Cloutier (eds.), , pp. 11-27. Berlin Walter de Gruyter. Trautmann, M.1882Review of Carl Hortmann's Altenglische Legenden. Anglia 5 Anzeiger 21-5. Trautmann, M. 1878. "Der Dicheter Huchown und seine Werke". Anglia 1 109-49. Trautmann, M. 1876. Ueber Verfasser und Entstehungzeit einiger alliterierender Gedichite des Altenglischen. Halle. Travis, Catherine E. 2016. "Different Registers, Different Grammars? Subject Expression in English Conversation and Narrative". Language Variation and Change 28.1 103-128. Travis, Lisa Demena. 1985. "The Role of INFL in Word Order Change", in Papers from the 4th International Conference on English Historical Linguistics, ed. R. Eaton, et al., pp. 331-41. John Benjamins. Traxel, Oliver M. 2004. Language Change, Writing and Textual Interference in Post-Conquest Old English Manuscripts The Evidence of Cambridge, University Library, II.1.33. Peter Lang. Traxel, Oliver M. 2005. "Low German Loanwords in Middle English a Comparison Between the Electronic OED (Second Edition) and MED". Niederdeutsches Jahrbuch 128 41-62. Traxel, Oliver. 2007. "Linking Old English and Middle English the Peterborough Chronicle as an Introductory Teaching Tool to the History of English", in The Language of the Peterborough Chronicle, ed. A. Bergs J. Skaffari, pp. 163-174. Frankfurt. Traxel, Oliver M. 2007. Lexical Instability and Replacement in the History of English with Particular Emphasis on the Documentation of Old English Words Evidence from the 'Dictionary of Old English' and the 'Oxford English Dictionary'. Münster. Traxel, Oliver M. 2008. "'Medieval and Pseudo-Medieval Elements in Computer Role-Playing Games Use and Interactivity". Studies in Medievalism 16 125-142. Traxel, Oliver M. 2011. "The Katherine Group as a Source for the Reconstruction of Unattested Words from the Old English Period", in More than Words English Lexicography and Lexicology Past and Present. Essays Presented to Hans Sauer on the Occasion of His 65th Birthday Part I, ed. R. Bauer and U. Krischke, pp. 185-201. Frankfurt. Traxel, Oliver M. 2012. "Electronic/Online Resources", in Historical Linguistics of English Vol. 2, ed. A. Bergs L. Brinton, Handbooks of Linguistics and Communication Science / Handbücher zur Sprach- und Kommunikationswissenschaft 34.2 (Berlin, 2012), pp. 1131-1148. Traxe, Oliver M. 2012. "Pseudo-Archaic English The Modern Perception and Interpretation of the Linguistic Past". Studia Anglica Posnaniensia 47 (2-3) 41-58. Traxel, Oliver M. 2015. "Languages", in Handbook of Medieval Culture Fundamental Aspects and Conditions of the European Middle Ages Vol. 2, ed. A. Classen, pp. 794-835. Berlin and New York De Gruyter. Traxel, Oliver M. 2015. "Altenglische Wörter in Mittelerde". Der Flammifer von Westernis Die offizielle Vereinszeitschrift der Deutschen Tolkien Gesellschaft e.V. 53 37-39. Traxel, Oliver M. 2016. "Old English in the Modern World Its Didactic Value". Old English Newsletter 46 3. Traxel, Oliver M. 2017. "Graphemics and Orthography in Massively Multi-Player Online Role-Playing Games Use and Recognition", in Von den Hieroglyphen zur Internetsprache Das Verhältnis von Schrift, Laut und Sprache / From Hieroglyphs to Internet Language The Relation of Script, Sound and Language, ed. G. Waxenberger, H. Sauer and K. Kazzazi, LautSchriftSprache / ScriptandSound 2 (Wiesbaden, 2017), pp. 279-295. Traxel, Oliver M. 2017. "Exploring the Linguistic Past through the Work(s) of J. R. R. Tolkien Some Points of Orientation from English Language History", in Binding Them All Interdisciplinary Perspectives on J. R. R. Tolkien and His Works, ed. M. Kirner-Ludwig, S. Köser S. Streitberger, pp. 279-304. Zurich Jena. Traxel, Oliver M. 2018. 'Reviving a Past Language Stage Modern Takes on Old English', in Aspects of Medieval English Language and Literature, ed. M. Ogura H. Sauer with M. Hosaka, pp. 309-328. Berlin Peter Lang. Traxel, Oliver M. 2019. "Middle English in the Modern World", in Current Explorations in Middle English Selected Papers from the 10th International Conference on Middle English (ICOME), University of Stavanger, Norway, 2017, ed. M. Stenroos, M. Mäkinen, K. Thengs O. M. Traxel, Studies in English Medieval Language and Literature 56, pp. 309-332. Traxel, Oliver M. 2020 "Old English Words in Modern Contexts The Resurrection or Reforming of Extinct Lexical Items", in Ihr werdet die Wahrheit erkennen / Ye Shall Know the Truth Zum Gedenken an den Philologen / In Memory of the Philologist Ewald Standop, ed. H. Sauer R. Pfeiffer-Rupp, pp. 163-178. Trier. Traxel, Oliver M. 2022. "Creating a ‘Shadow Tongue’ The Merging of Two Language Stages", in Old English Medievalism Reception and Recreation in the 20th and 21st Centuries, ed. Rachel A. Fletcher, Thijs Porck, Oliver M. Traxel, pp. 95-114. Boydell Brewer. Traynor, Michael. 1953. The English Dialect of Donegal A Glossary. Dublin Royal Irish Academy.
https://w.atwiki.jp/oper/pages/2599.html
ZWEITER AUFZUG Burggarten zu Nevers wie vorher; die Gruftfenster erscheinen im matten Dämmerlicht. Gewitterhimmel, Nacht, Donner und Blitz ERSTER AUFTRITT Lysiart erregt von rechts hinten herbeieilend, allein Nr. 10 - Recitativ und Arie Recitativ LYSIART Wo berg ich mich? Wo fänd ich Fassung wieder? Ha! toller Frevelwahn, du warst es ja, Der sie als leichte Beute sah! Ihr Felsen, stürzt auf mich hernieder! Du Wiederhall, ruf nicht das Ach Des hoffnungslosen Strebens nach! Nie wird sie mein! O ew ger Qualen Hyder! Schweigt, glüh nden Sehnens wilde Triebe, Ihr Auge sucht den Himmel nur; In ihr wohnt Unschuld, Anmut, Liebe, Ganz Wahrheit ist sie, ganz Natur. Schweigt, wilde Triebe! schweigt, wilde Triebe! Ihr Auge sucht den Himmel nur; In ihr wohnt Unschuld, Anmut, Liebe, Ganz ist sie Wahrheit, ganz Natur! Ganz Natur! - Schweigt, glühnden Sehnens wilde Triebe, Ihr Auge sucht den Himmel nur! Was soll mir ferner Gut und Land? Die Welt ist arm und öde ohne sie! Mein ihre Huld?! - Mein wird sie nie! Vergiss, Unseliger! Entflieh ! Sie liebt ihn! - Und er sollte leben? Ich schmachtend beben? Im Staube Sieg ihm zugestehn? O nein! Er darf nicht leben, Ich mord ihn unter tausend Wehn! Doch, Hölle! Du kannst sie mir auch nicht geben; Sie liebt ihn! - Ich muss untergehn! Arie So weih ich mich den Rach gewalten, Sie locken mich zu schwarzer That! Geworfen ist des Unheils Saat, Der Todeskeim muss sich entfalten! Zertrümm re, schönes Bild! Fort, letzter, süsser Schmerz! Nur sein Verderben füllt die Brust! Zertrümmre, schönes Bild! Fort, letzter, süsser Schmerz! Nur sein Verderben füllt Die sturmbewegte Brust! Er zieht sich beobachtend nach rechts vorn zurück. Eglantine atemlos mit dem Ring aus dem Gruftgewölbe links hinten stürzend, dessen Thür hinter ihr zuschlägt ZWEITER AUFTRITT Lysiart rechts vorn beobachtend. Eglantine Nr. 11 - Recitativ und Duett Recitativ EGLANTINE Der Gruft entronnen, atm ich wieder! Ich halte dich, du unter Todesschauern, Errungnes Unterpfand der süssen Rache! Verhängnisvoller Ring, bezeuge du, Dass Euryanthe Lieb und Treu verraten, Und grässlich büsse, der mein Herz verwarf! LYSIART für sich Was hör ich? Glück! Willkommne Höllenkunde! EGLANTINE Sie dürfen nie sich wiedersehn! Der Schlag muss fallen wie aus heitrer Luft, Zermalmen Liebe, Hoffnung, Glück, In Ewigkeit von Adolar sie trennen! Wie führ ich diesen Schlag? Blitz LYSIART rasch hervortretend Durch meine Hand! Donner, tiefstes Dunkel EGLANTINE zu seiner Linken Ich bin verloren! LYSIART Ruhig, ruhig, Bundgenossin; EGLANTINE Was willst du mir? LYSIART Dein finstres Werk vollziehn. Noch heut sollst du die Feindin elend sehn, Und Adolar gestraft, der dich gekränkt. EGLANTINE Du hast mir mein Geheimnis abgelauscht! LYSIART sich vor ihr beugend Zur Sühne beut dir Forest seine Hand, Die Fesseln wandl ich in ein Rosenband. Beherrschen sollst du diese reichen Gauen, Heil, Ehre, Leben darfst du mir vertrauen! EGLANTINE Und sprichst du wahr? LYSIART Bei Rache, Wut und Glut Des ew gen Hasses, ja! EGLANTINE Ich glaube dir! Duett EGLANTINE Komm denn, unser Leid zu rächen, Enden soll der Seele Qual! LYSIART Nimm mein feierlich Versprechen, Rächer werd ich und Gemahl! EGLANTINE Trostlos muss sie untergehn, Die mein Leben mir geraubt! LYSIART In dem Staub muss ich ihn sehn, Der zu Sternen hob sein Haupt! EGLANTINE Trostlos muss sie untergehn, Die mein Leben mir geraubt! Komm denn, unser Leid zu rächen, Enden soll der Seele Qual! LYSIART In dem Staub muss ich ihn sehn, Der zu Sternen hob sein Haupt! Nimm mein feierlich Versprechen, Enden soll der Seele Qual! BEIDE Dunkle Nacht, du hörst den Schwur! Sei mit unsrer That im Bunde! Dunkle Nacht, du hörst den Schwur! Ja, es schlägt der Rache Stunde, Rache, Rache atm ich nur! Ja, es schlägt der Rache Stunde, Sei mit unsrer That im Bunde, Dunkle Nacht! dunkle Nacht! Nacht, du hörst den Schwur? Rache atm ich nur! Beide ab rechts hinten Verwandlung Festlich erleuchtete Säulenhalle des Königsschlosses. In der Mitte ein offener Altan mit der Aussicht auf eine Mondlandschaft; Mitte rechts (offen) zum Innern des Schlosses; Mitte links (offen) allgemeiner Eingang. Vor den Eingängen eine Estrade, zu der einige Stufen führen, in der ganzen Breite des Saales. Vor der Estrade zwei Kandelaber mit brennenden Lichtern. Ein Kronleuchter mit brennenden Lichtern DRITTER AUFTRITT Adolar im Festgewande von Mitte links; allein Nr. 12 - Arie ADOLAR Wehen mir Lüfte Ruh , Strömen mir Düfte zu Seliger Zeit? Füllst du nach bangem Schmerz Wieder mein ganzes Herz, Süssestes Leid? Liebe, wie lebst du neu, Hoffen, wie webst du treu Bilder der Lust! Glaube, wie wankst du nicht, Herz, wie erbangst du nicht In meiner Brust! Herz, wie erbangst du nicht? Glaube, du wankest nicht! Sie ist mir nah! Sie ist mir nah! Mein Bangen war ein Traum! O Seligkeit, dich fass ich kaum! Ihr Auge wird mir strahlen, Ihr Himmelsreiz mir blüh n. O wie Erwartungsqualen Dies trunk ne Herz durchglüh n! Sie ist mir nah! Sie ist mir nah! Euryanthe von rechts hinten vor der Estrade, in Adolars Arme eilend VIERTER AUFTRITT Euryanthe. Adolar zu ihrer Linken Nr. 13 - Duett EURYANTHE, ADOLAR. Hin nimm die Seele mein, Atme mein Leben ein! Lass mich ganz du nur sein! Ganz bin ich dein! Hin nimm die Seele mein, Atme mein Leben ein! Hin nimm die Seele mein, Lass mich ganz du nur sein! Seufzer, wie Flammen weh n, Selig um Lind rung fleh n, Lass mich in Lust und Weh n An deiner Brust vergeh n. Hin nimm die Seele mein, Atme mein Leben ein! Hin nimm die Seele mein, Lass mich ganz du nur sein! Atme mein Leben ein, Ganz bin ich dein! Hin nimm die Seele mein, Lass mich ganz du nur sein! Hin nimm die Seele mein, Mein Leben atme ein! Lass mich in Lust und Weh n, An deiner Brust vergeh n! Sie verweilen in Umarmung Zwei Trabanten mit Lanzen, kommen von ausserhalb der Thür Mitte rechts und nehmen draussen Stellung als Wachen. Acht Trabanten mit Lanzen, marschieren von Mitte links herein und nehmen, indem sie die drei Mittelöffnungen gangbar lassen, auf der Estrade Stellung. Zwei Trabanten mit Lanzen, bleiben ausserhalb Mitte links als Wachen sichtbar. Die Edlen und Ritter kommen vor der Estrade von rechts und links und nehmen auf der rechten und linken Seite Aufstellung; sie begrüssen Euryanthe und Adolar. Adolar führt Euryanthe bei den Edlen und Rittern umher FÜNFTER AUFTRITT Adolar. Euryanthe. Edle. Ritter. Trabanten Nr. 14 - Finale CHOR Leuchtend füllt die Königshallen Euryanthes Wunderpracht. Stern der Anmut, hold vor allen, Strahle rein durch jede Nacht! Sechs Königspagen erscheinen von Mitte rechts und bilden auf den Stufen Spalier. Der König erscheint mit vier Fürsten von ebenda SECHSTER AUFTRITT Die Vorigen. Der König tritt vor und nimmt die Mitte. Adolar und Euryanthe zu seiner Rechten. Die vier Fürsten nehmen hinter dem König Aufstellung. Die sechs Königspagen treten zwischen die beiden Kandelaber und bleiben dort bis zum Schluss des Aufzugs. Die Trabanten salutieren. Die Edlen und Ritter stehen zur Rechten und Linken CHOR Leuchtend füllt die Königshallen Euryanthes Wunderpracht. Stern der Anmut, hold vor allen, Strahle rein durch jede Nacht! KÖNIG Ich grüss Euch, edles Fräulein! EURYANTHE O mein König, Wie mild und väterlich blickt Ihr auf mich! KÖNIG Du holdes Kind, nichts trübe deine Ruh ! EURYANTHE Es schützen mich die Strahlen Eurer Huld! Doch, mein Gebieter, Frankreichs hohe Frauen Vermiss ich hier. KÖNIG Bald heissen sie Euch alle Willkommen, freudig hoff ich s, hoff es fest. Acht Pagen Lysiarts kommen von Mitte links und bilden auf den Stufen Spalier. Zwei Herolde von Mitte links, jeder mit einem Banner mit dem Wappen von Nevers und Rethel, treten bis an den Rand der Stufen vor. Lysiart tritt von Mitte links zwischen den Herolden durch bis an den Rand der Stufen. Zwei Ritter Lysiarts von Mitte links, hinter ihm SIEBENTER AUFTRITT Die Vorigen. Lysiart. Zwei Ritter, zwei Herolde und acht Pagen Lysiarts. Alle Anwesenden wenden sich erstaunt nach hinten und geben Raum LYSIART Mein König! Er tritt vor, dem König zur Linken CHOR Jetzt schlägt der Entscheidung Stunde; Allwissender, verleih der Wahrheit Sieg! EURYANTHE Mich fasst ein Grauen! ADOLAR UND KÖNIG Mut und Vertrauen! LYSIART Vernimm, es muss ja sein, von meinem Munde Ein Glück, das ich so gern verschwieg Die Lande Adolars sind mein! ADOLAR Dies Engelsantlitz straft dich Lügen. Nein! ADOLAR UND KÖNIG Es ist unmöglich! EURYANTHE Wie, mein Adolar, Was ist geschehn? O löse dieses Bangen? ADOLAR Komm an mein Herz! Von deinem Arm umfangen, Der Hölle Trotz! Dies Engelsantlitz kann nicht lügen, Nein, nein, nein! es ist unmöglich, nein! LYSIART Beweise bring ich dar. CHOR Weh, Euryanthe, was hast du begangen? LYSIART Bewundernswürdig ist s gelungen, Dies stolze Herz im Sturm errungen! EURYANTHE Was hör ich! Lysiart! Errungen! Ihr! Mein Herz? - Den Blick erhobt Ihr nicht zu mir. LYSIART So schnöde nun, so liebreich noch zur Stunde? ADOLAR Zur Fehde! zur Fehde! ADOLAR, CHOR Zur Fehde! zur Fehde! zur Fehde! KÖNIG Nein, gebt klare Kunde, Zeigt den Beweis! LYSIART zieht einen Ring vom Finger Dies Unterpfand Der Liebe reichte mir die schönste Hand, Mit Trauer muss ich wiedergeben, Was ich empfangen ohne Widerstand! Er giebt Euryanthe den Ring EURYANTHE den Ring emporhebend und auf die Kniee stürzend Der du die Unschuld kennst, beschütz mein Leben! Und wollte mich ein Höllennetz umweben, Du rettest mich, wirst aus der Nacht mich heben! ADOLAR zu Lysiart Nein, du errangst den Ring durch List! Indem er Euryanthe aufhebt Mein reiner Engel, kannst du zagen? LYSIART Wer sonst als Euryanth und du kann sagen, Was dieses Rings Bedeutung ist? Die Gruft nur kannte Emmas Thaten! ADOLAR Sprich, Euryanthe! hast du mich verraten? EURYANTHE O Unglücksel ge! ADOLAR Brachst du deinen Eid? EURYANTHE Ich that es. ADOLAR Schlange! EURYANTHE Unermesslich Leid! Doch treulos bin ich nicht. ADOLAR Verworfne du, Verstumme! LYSIART Höre mir mit Fassung zu. Die Wahrheit sprech ich kühn und frei In heller Mondennacht, am letzten Mai - ADOLAR Vollende nicht, nimm alles, alles hin, Mein Leben mit! EURYANTHE wendet sich, an Adolar vorüber, auf die rechte Ecke Ach! CHOR Ha, die Verräterin! O Unthat, grässlichste von allen, Die jemals auf der Welt erhört! Der Treue Bündnis frech zerstört, Von Himmelshöh n in Staub gefallen! EURYANTHE Lass mich empor zum Lichte wallen, Du, der die inn re Stimme hört! KÖNIG Mein Glaub an Tugend ist zerstört, Denn dieser Engel konnte fallen. EURYANTHE Lass mich empor zum Lichte wallen, Du, der die inn re Stimme hört! LYSIART Triumph! mein Flehen ist erhört Und meinen Sieg sehn diese Hallen! ADOLAR Fern in das Elend will ich wallen, Wo niemand meinen Namen hört. CHOR O Unthat, grässlichste von allen, Der Treue Bündnis frech zerstört, Von Himmelshöh n in Staub gefallen! Ha, die Verräterin! O Unthat, grässlichste von allen, Die jemals auf der Welt erhört! Der Treue Bündnis frech zerstört, Von Himmelshöh n in Staub gefallen, Der Treue Bund zerstört! LYSIART kniet nieder Verleih mein Recht mir, grosser König, nun! Als Graf zu Nevers huldigt dir dein Knecht! Die zwei Herolde Lysiarts mit ihren Bannern treten von der Estrade herunter und nehmen hinter dem König Aufstellung. Die zwei Ritter Lysiarts nähern sich ihrem Herrn und treten ihm zur Linken KÖNIG nimmt das Banner des ihm zur Linken stehenden Herolds, schwenkt es über Lysiart und giebt es dem Herold zurück Nimm hin das neue Leh n, üb Treu und Recht! Dir möge Gott nach deinen Werken thun. Er ergreift das Banner des ihm zur Rechten stehenden Herolds, schwenkt es über Lysiart und giebt es dem Herold zurück. Die Versammelten Adolar, Pagen, Herolde und Wachen ausgenommen, ziehen die Schwerter und halten sie mit beiden Händen vor die Brust, die Spitze nach oben gerichtet. Nach Beendigung der Belehnung werden die Schwerter eingesteckt. Lysiart erhebt sich. Die links stehenden Edlen des Königs ziehen sich nach rechts hinüber zu den andern. Das Gefolge Lysiarts nimmt die linke Seite. Die Pagen Lysiarts treten vor und nehmen hinter den Rittern links Aufstellung ADOLAR ergreift Euryanthe bei der linken Hand und will sie mit sich fortziehen Komm Euryanth ? EURYANTHE Willkommenes Gebot! Ich folge dir in Not und Tod! CHOR Wir alle wollen mit dir gehn, Wir all sind dein mit Gut und Blut. ADOLAR O lasst, kein Auge soll mich sehn! LYSIART Könnt ich nun ganz ihn elend sehn! CHOR Wir alle wollen mit dir gehn, Wir all sind dein mit Gut und Blut! KÖNIG Mein Jüngling, du willst von mir gehn? CHOR Wir alle wollen mit dir gehn, Wir all sind dein mit Gut und Blut! ADOLAR O lasst, kein Auge soll mich sehn! LYSIART Könnt ich nun ganz ihn elend sehn! Wie schwelgt in seiner Qual die Wut! EURYANTHE Vernimm, o Gott, der Unschuld Flehn, Es wallt dein Kind in deiner Hut. ADOLAR Fern in das Elend will ich wallen, Wo niemand meinen Namen hört! KÖNIG Mein Jüngling, du willst von mir gehn? LYSIART Könnt ich nun ganz ihn elend sehn, Wie schwelgt in seiner Qual die Wut! EURYANTHE Vernimm, o Gott, der Unschuld Flehn! Es wallt dein Kind in seiner Hut! CHOR Wir alle wollen mit dir gehn, Wir all sind dein mit Gut und Blut! Ha, die Verräterin! O Unthat! KÖNIG Mein Jüngling, du willst von mir gehn? ADOLAR O lasst! kein Auge soll mich sehn! LYSIART Könnt ich nun ganz ihn elend sehn! CHOR O Unthat, grässlichste von allen, Die jemals auf der Welt erhört! Der Treue Bündnis frech zerstört, Von Himmelshöh n in Staub gefallen! ALLE Du gleissend Bild, du bist enthüllt. Schnell folgte Strafe deinen Thaten! Du bist enthüllt, du gleissend Bild! EURYANTHE Hört niemand denn der Unschuld Flehn? Sie wendet sich flehend und ihre Unschuld beteuernd zu den Rittern. Alle weisen sie barsch zurück und sie wirft sich dem König zu Füssen. Der König wendet sich kurz von ihr ab. Euryanthe wankt nach vorn, sinkt auf die Knie und hebt die gefalteten Hände empor ALLE Weh! das Mass des Frevels ist gefüllt! Du gleissend Bild, du bist enthüllt! Das Mass des Frevels ist gefüllt! Weh dir! die Lieb und Treu verraten! Du gleissend Bild, du bist enthüllt! Adolar nähert sich Euryanthe, ergreift sie bei der Hand und zieht sie nach Mitte links ab ZWEITER AUFZUG Burggarten zu Nevers wie vorher; die Gruftfenster erscheinen im matten Dämmerlicht. Gewitterhimmel, Nacht, Donner und Blitz ERSTER AUFTRITT Lysiart erregt von rechts hinten herbeieilend, allein Nr. 10 - Recitativ und Arie Recitativ LYSIART Wo berg ich mich? Wo fänd ich Fassung wieder? Ha! toller Frevelwahn, du warst es ja, Der sie als leichte Beute sah! Ihr Felsen, stürzt auf mich hernieder! Du Wiederhall, ruf nicht das Ach Des hoffnungslosen Strebens nach! Nie wird sie mein! O ew ger Qualen Hyder! Schweigt, glüh nden Sehnens wilde Triebe, Ihr Auge sucht den Himmel nur; In ihr wohnt Unschuld, Anmut, Liebe, Ganz Wahrheit ist sie, ganz Natur. Schweigt, wilde Triebe! schweigt, wilde Triebe! Ihr Auge sucht den Himmel nur; In ihr wohnt Unschuld, Anmut, Liebe, Ganz ist sie Wahrheit, ganz Natur! Ganz Natur! - Schweigt, glühnden Sehnens wilde Triebe, Ihr Auge sucht den Himmel nur! Was soll mir ferner Gut und Land? Die Welt ist arm und öde ohne sie! Mein ihre Huld?! - Mein wird sie nie! Vergiss, Unseliger! Entflieh ! Sie liebt ihn! - Und er sollte leben? Ich schmachtend beben? Im Staube Sieg ihm zugestehn? O nein! Er darf nicht leben, Ich mord ihn unter tausend Wehn! Doch, Hölle! Du kannst sie mir auch nicht geben; Sie liebt ihn! - Ich muss untergehn! Arie So weih ich mich den Rach gewalten, Sie locken mich zu schwarzer That! Geworfen ist des Unheils Saat, Der Todeskeim muss sich entfalten! Zertrümm re, schönes Bild! Fort, letzter, süsser Schmerz! Nur sein Verderben füllt die Brust! Zertrümmre, schönes Bild! Fort, letzter, süsser Schmerz! Nur sein Verderben füllt Die sturmbewegte Brust! Er zieht sich beobachtend nach rechts vorn zurück. Eglantine atemlos mit dem Ring aus dem Gruftgewölbe links hinten stürzend, dessen Thür hinter ihr zuschlägt ZWEITER AUFTRITT Lysiart rechts vorn beobachtend. Eglantine Nr. 11 - Recitativ und Duett Recitativ EGLANTINE Der Gruft entronnen, atm ich wieder! Ich halte dich, du unter Todesschauern, Errungnes Unterpfand der süssen Rache! Verhängnisvoller Ring, bezeuge du, Dass Euryanthe Lieb und Treu verraten, Und grässlich büsse, der mein Herz verwarf! LYSIART für sich Was hör ich? Glück! Willkommne Höllenkunde! EGLANTINE Sie dürfen nie sich wiedersehn! Der Schlag muss fallen wie aus heitrer Luft, Zermalmen Liebe, Hoffnung, Glück, In Ewigkeit von Adolar sie trennen! Wie führ ich diesen Schlag? Blitz LYSIART rasch hervortretend Durch meine Hand! Donner, tiefstes Dunkel EGLANTINE zu seiner Linken Ich bin verloren! LYSIART Ruhig, ruhig, Bundgenossin; EGLANTINE Was willst du mir? LYSIART Dein finstres Werk vollziehn. Noch heut sollst du die Feindin elend sehn, Und Adolar gestraft, der dich gekränkt. EGLANTINE Du hast mir mein Geheimnis abgelauscht! LYSIART sich vor ihr beugend Zur Sühne beut dir Forest seine Hand, Die Fesseln wandl ich in ein Rosenband. Beherrschen sollst du diese reichen Gauen, Heil, Ehre, Leben darfst du mir vertrauen! EGLANTINE Und sprichst du wahr? LYSIART Bei Rache, Wut und Glut Des ew gen Hasses, ja! EGLANTINE Ich glaube dir! Duett EGLANTINE Komm denn, unser Leid zu rächen, Enden soll der Seele Qual! LYSIART Nimm mein feierlich Versprechen, Rächer werd ich und Gemahl! EGLANTINE Trostlos muss sie untergehn, Die mein Leben mir geraubt! LYSIART In dem Staub muss ich ihn sehn, Der zu Sternen hob sein Haupt! EGLANTINE Trostlos muss sie untergehn, Die mein Leben mir geraubt! Komm denn, unser Leid zu rächen, Enden soll der Seele Qual! LYSIART In dem Staub muss ich ihn sehn, Der zu Sternen hob sein Haupt! Nimm mein feierlich Versprechen, Enden soll der Seele Qual! BEIDE Dunkle Nacht, du hörst den Schwur! Sei mit unsrer That im Bunde! Dunkle Nacht, du hörst den Schwur! Ja, es schlägt der Rache Stunde, Rache, Rache atm ich nur! Ja, es schlägt der Rache Stunde, Sei mit unsrer That im Bunde, Dunkle Nacht! dunkle Nacht! Nacht, du hörst den Schwur? Rache atm ich nur! Beide ab rechts hinten Verwandlung Festlich erleuchtete Säulenhalle des Königsschlosses. In der Mitte ein offener Altan mit der Aussicht auf eine Mondlandschaft; Mitte rechts (offen) zum Innern des Schlosses; Mitte links (offen) allgemeiner Eingang. Vor den Eingängen eine Estrade, zu der einige Stufen führen, in der ganzen Breite des Saales. Vor der Estrade zwei Kandelaber mit brennenden Lichtern. Ein Kronleuchter mit brennenden Lichtern DRITTER AUFTRITT Adolar im Festgewande von Mitte links; allein Nr. 12 - Arie ADOLAR Wehen mir Lüfte Ruh , Strömen mir Düfte zu Seliger Zeit? Füllst du nach bangem Schmerz Wieder mein ganzes Herz, Süssestes Leid? Liebe, wie lebst du neu, Hoffen, wie webst du treu Bilder der Lust! Glaube, wie wankst du nicht, Herz, wie erbangst du nicht In meiner Brust! Herz, wie erbangst du nicht? Glaube, du wankest nicht! Sie ist mir nah! Sie ist mir nah! Mein Bangen war ein Traum! O Seligkeit, dich fass ich kaum! Ihr Auge wird mir strahlen, Ihr Himmelsreiz mir blüh n. O wie Erwartungsqualen Dies trunk ne Herz durchglüh n! Sie ist mir nah! Sie ist mir nah! Euryanthe von rechts hinten vor der Estrade, in Adolars Arme eilend VIERTER AUFTRITT Euryanthe. Adolar zu ihrer Linken Nr. 13 - Duett EURYANTHE, ADOLAR. Hin nimm die Seele mein, Atme mein Leben ein! Lass mich ganz du nur sein! Ganz bin ich dein! Hin nimm die Seele mein, Atme mein Leben ein! Hin nimm die Seele mein, Lass mich ganz du nur sein! Seufzer, wie Flammen weh n, Selig um Lind rung fleh n, Lass mich in Lust und Weh n An deiner Brust vergeh n. Hin nimm die Seele mein, Atme mein Leben ein! Hin nimm die Seele mein, Lass mich ganz du nur sein! Atme mein Leben ein, Ganz bin ich dein! Hin nimm die Seele mein, Lass mich ganz du nur sein! Hin nimm die Seele mein, Mein Leben atme ein! Lass mich in Lust und Weh n, An deiner Brust vergeh n! Sie verweilen in Umarmung Zwei Trabanten mit Lanzen, kommen von ausserhalb der Thür Mitte rechts und nehmen draussen Stellung als Wachen. Acht Trabanten mit Lanzen, marschieren von Mitte links herein und nehmen, indem sie die drei Mittelöffnungen gangbar lassen, auf der Estrade Stellung. Zwei Trabanten mit Lanzen, bleiben ausserhalb Mitte links als Wachen sichtbar. Die Edlen und Ritter kommen vor der Estrade von rechts und links und nehmen auf der rechten und linken Seite Aufstellung; sie begrüssen Euryanthe und Adolar. Adolar führt Euryanthe bei den Edlen und Rittern umher FÜNFTER AUFTRITT Adolar. Euryanthe. Edle. Ritter. Trabanten Nr. 14 - Finale CHOR Leuchtend füllt die Königshallen Euryanthes Wunderpracht. Stern der Anmut, hold vor allen, Strahle rein durch jede Nacht! Sechs Königspagen erscheinen von Mitte rechts und bilden auf den Stufen Spalier. Der König erscheint mit vier Fürsten von ebenda SECHSTER AUFTRITT Die Vorigen. Der König tritt vor und nimmt die Mitte. Adolar und Euryanthe zu seiner Rechten. Die vier Fürsten nehmen hinter dem König Aufstellung. Die sechs Königspagen treten zwischen die beiden Kandelaber und bleiben dort bis zum Schluss des Aufzugs. Die Trabanten salutieren. Die Edlen und Ritter stehen zur Rechten und Linken CHOR Leuchtend füllt die Königshallen Euryanthes Wunderpracht. Stern der Anmut, hold vor allen, Strahle rein durch jede Nacht! KÖNIG Ich grüss Euch, edles Fräulein! EURYANTHE O mein König, Wie mild und väterlich blickt Ihr auf mich! KÖNIG Du holdes Kind, nichts trübe deine Ruh ! EURYANTHE Es schützen mich die Strahlen Eurer Huld! Doch, mein Gebieter, Frankreichs hohe Frauen Vermiss ich hier. KÖNIG Bald heissen sie Euch alle Willkommen, freudig hoff ich s, hoff es fest. Acht Pagen Lysiarts kommen von Mitte links und bilden auf den Stufen Spalier. Zwei Herolde von Mitte links, jeder mit einem Banner mit dem Wappen von Nevers und Rethel, treten bis an den Rand der Stufen vor. Lysiart tritt von Mitte links zwischen den Herolden durch bis an den Rand der Stufen. Zwei Ritter Lysiarts von Mitte links, hinter ihm SIEBENTER AUFTRITT Die Vorigen. Lysiart. Zwei Ritter, zwei Herolde und acht Pagen Lysiarts. Alle Anwesenden wenden sich erstaunt nach hinten und geben Raum LYSIART Mein König! Er tritt vor, dem König zur Linken CHOR Jetzt schlägt der Entscheidung Stunde; Allwissender, verleih der Wahrheit Sieg! EURYANTHE Mich fasst ein Grauen! ADOLAR UND KÖNIG Mut und Vertrauen! LYSIART Vernimm, es muss ja sein, von meinem Munde Ein Glück, das ich so gern verschwieg Die Lande Adolars sind mein! ADOLAR Dies Engelsantlitz straft dich Lügen. Nein! ADOLAR UND KÖNIG Es ist unmöglich! EURYANTHE Wie, mein Adolar, Was ist geschehn? O löse dieses Bangen? ADOLAR Komm an mein Herz! Von deinem Arm umfangen, Der Hölle Trotz! Dies Engelsantlitz kann nicht lügen, Nein, nein, nein! es ist unmöglich, nein! LYSIART Beweise bring ich dar. CHOR Weh, Euryanthe, was hast du begangen? LYSIART Bewundernswürdig ist s gelungen, Dies stolze Herz im Sturm errungen! EURYANTHE Was hör ich! Lysiart! Errungen! Ihr! Mein Herz? - Den Blick erhobt Ihr nicht zu mir. LYSIART So schnöde nun, so liebreich noch zur Stunde? ADOLAR Zur Fehde! zur Fehde! ADOLAR, CHOR Zur Fehde! zur Fehde! zur Fehde! KÖNIG Nein, gebt klare Kunde, Zeigt den Beweis! LYSIART zieht einen Ring vom Finger Dies Unterpfand Der Liebe reichte mir die schönste Hand, Mit Trauer muss ich wiedergeben, Was ich empfangen ohne Widerstand! Er giebt Euryanthe den Ring EURYANTHE den Ring emporhebend und auf die Kniee stürzend Der du die Unschuld kennst, beschütz mein Leben! Und wollte mich ein Höllennetz umweben, Du rettest mich, wirst aus der Nacht mich heben! ADOLAR zu Lysiart Nein, du errangst den Ring durch List! Indem er Euryanthe aufhebt Mein reiner Engel, kannst du zagen? LYSIART Wer sonst als Euryanth und du kann sagen, Was dieses Rings Bedeutung ist? Die Gruft nur kannte Emmas Thaten! ADOLAR Sprich, Euryanthe! hast du mich verraten? EURYANTHE O Unglücksel ge! ADOLAR Brachst du deinen Eid? EURYANTHE Ich that es. ADOLAR Schlange! EURYANTHE Unermesslich Leid! Doch treulos bin ich nicht. ADOLAR Verworfne du, Verstumme! LYSIART Höre mir mit Fassung zu. Die Wahrheit sprech ich kühn und frei In heller Mondennacht, am letzten Mai - ADOLAR Vollende nicht, nimm alles, alles hin, Mein Leben mit! EURYANTHE wendet sich, an Adolar vorüber, auf die rechte Ecke Ach! CHOR Ha, die Verräterin! O Unthat, grässlichste von allen, Die jemals auf der Welt erhört! Der Treue Bündnis frech zerstört, Von Himmelshöh n in Staub gefallen! EURYANTHE Lass mich empor zum Lichte wallen, Du, der die inn re Stimme hört! KÖNIG Mein Glaub an Tugend ist zerstört, Denn dieser Engel konnte fallen. EURYANTHE Lass mich empor zum Lichte wallen, Du, der die inn re Stimme hört! LYSIART Triumph! mein Flehen ist erhört Und meinen Sieg sehn diese Hallen! ADOLAR Fern in das Elend will ich wallen, Wo niemand meinen Namen hört. CHOR O Unthat, grässlichste von allen, Der Treue Bündnis frech zerstört, Von Himmelshöh n in Staub gefallen! Ha, die Verräterin! O Unthat, grässlichste von allen, Die jemals auf der Welt erhört! Der Treue Bündnis frech zerstört, Von Himmelshöh n in Staub gefallen, Der Treue Bund zerstört! LYSIART kniet nieder Verleih mein Recht mir, grosser König, nun! Als Graf zu Nevers huldigt dir dein Knecht! Die zwei Herolde Lysiarts mit ihren Bannern treten von der Estrade herunter und nehmen hinter dem König Aufstellung. Die zwei Ritter Lysiarts nähern sich ihrem Herrn und treten ihm zur Linken KÖNIG nimmt das Banner des ihm zur Linken stehenden Herolds, schwenkt es über Lysiart und giebt es dem Herold zurück Nimm hin das neue Leh n, üb Treu und Recht! Dir möge Gott nach deinen Werken thun. Er ergreift das Banner des ihm zur Rechten stehenden Herolds, schwenkt es über Lysiart und giebt es dem Herold zurück. Die Versammelten Adolar, Pagen, Herolde und Wachen ausgenommen, ziehen die Schwerter und halten sie mit beiden Händen vor die Brust, die Spitze nach oben gerichtet. Nach Beendigung der Belehnung werden die Schwerter eingesteckt. Lysiart erhebt sich. Die links stehenden Edlen des Königs ziehen sich nach rechts hinüber zu den andern. Das Gefolge Lysiarts nimmt die linke Seite. Die Pagen Lysiarts treten vor und nehmen hinter den Rittern links Aufstellung ADOLAR ergreift Euryanthe bei der linken Hand und will sie mit sich fortziehen Komm Euryanth ? EURYANTHE Willkommenes Gebot! Ich folge dir in Not und Tod! CHOR Wir alle wollen mit dir gehn, Wir all sind dein mit Gut und Blut. ADOLAR O lasst, kein Auge soll mich sehn! LYSIART Könnt ich nun ganz ihn elend sehn! CHOR Wir alle wollen mit dir gehn, Wir all sind dein mit Gut und Blut! KÖNIG Mein Jüngling, du willst von mir gehn? CHOR Wir alle wollen mit dir gehn, Wir all sind dein mit Gut und Blut! ADOLAR O lasst, kein Auge soll mich sehn! LYSIART Könnt ich nun ganz ihn elend sehn! Wie schwelgt in seiner Qual die Wut! EURYANTHE Vernimm, o Gott, der Unschuld Flehn, Es wallt dein Kind in deiner Hut. ADOLAR Fern in das Elend will ich wallen, Wo niemand meinen Namen hört! KÖNIG Mein Jüngling, du willst von mir gehn? LYSIART Könnt ich nun ganz ihn elend sehn, Wie schwelgt in seiner Qual die Wut! EURYANTHE Vernimm, o Gott, der Unschuld Flehn! Es wallt dein Kind in seiner Hut! CHOR Wir alle wollen mit dir gehn, Wir all sind dein mit Gut und Blut! Ha, die Verräterin! O Unthat! KÖNIG Mein Jüngling, du willst von mir gehn? ADOLAR O lasst! kein Auge soll mich sehn! LYSIART Könnt ich nun ganz ihn elend sehn! CHOR O Unthat, grässlichste von allen, Die jemals auf der Welt erhört! Der Treue Bündnis frech zerstört, Von Himmelshöh n in Staub gefallen! ALLE Du gleissend Bild, du bist enthüllt. Schnell folgte Strafe deinen Thaten! Du bist enthüllt, du gleissend Bild! EURYANTHE Hört niemand denn der Unschuld Flehn? Sie wendet sich flehend und ihre Unschuld beteuernd zu den Rittern. Alle weisen sie barsch zurück und sie wirft sich dem König zu Füssen. Der König wendet sich kurz von ihr ab. Euryanthe wankt nach vorn, sinkt auf die Knie und hebt die gefalteten Hände empor ALLE Weh! das Mass des Frevels ist gefüllt! Du gleissend Bild, du bist enthüllt! Das Mass des Frevels ist gefüllt! Weh dir! die Lieb und Treu verraten! Du gleissend Bild, du bist enthüllt! Adolar nähert sich Euryanthe, ergreift sie bei der Hand und zieht sie nach Mitte links ab Weber,Carl Maria von/Euryanthe/III